NAO日和

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「サンセット・サンライズ」

2025年01月26日 | 邦画

~自分の“好き”を諦めない~

2025年  日本映画  (2025.01.17公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画  上映時間:139分
監督:岸善幸
原作:楡周平  「サンセット・サンライズ」(講談社刊)
脚本:宮藤官九郎
美術:露木恵美子
音楽:綱守将平
歌唱:青葉市子
出演:菅田将暉/井上真央/竹原ピストル/山本浩司/好井まさお/藤間爽子
   茅島みずき/白川和子/ビートきよし/宮崎吐夢/三宅健/池脇千鶴
   小日向文世/中村雅俊

<見どころ>
楡周平の小説「サンセット・サンライズ」を、『Cloud クラウド』などの菅田将暉
主演で実写化したドラマ。勤め先でリモートワークが導入されたことを機に、
東京から東北・三陸の町に移住した青年が、趣味の釣りを楽しみながら癖のある
住民たちと交流する。監督は『あゝ、荒野』シリーズでも菅田と組んだ岸善幸。
『1秒先の彼』などの宮藤官九郎が脚本を手掛けている。

<ストーリー>
新型コロナウイルスの感染が拡大し、世界各地でロックダウンが起きた2020年。
東京の大企業に勤務する晋作(菅田将暉)は、会社のリモートワーク導入を機に
東北・三陸の海沿いの町へ越す。晋作は家賃6万円で4LDKの物件を借り、仕事の
合間を縫っては海に繰り出して趣味の釣りを楽しむ日々を過ごす。持ち前の
ポジティブな性格で、癖の強い住民たちと心を通わせていくうちに、晋作の人生は
大きく変わり始める。

<感想>
宮藤官九郎×菅田将暉の初タッグ作品、ということで鑑賞。


ふっくらした菅田君が、ふつーのサラリーマン演じてるのがまず良かった。
こういうふつーの役って久々じゃないかな?この作品で7Kg太った、と
インタビューで話してましたが、あれだけ食事のシーンが出てきたら、
そりゃあ太るよね。しかも三陸の美味しい郷土料理がいっぱい出てきて
演技でなくガチで美味しく頂いている姿を観てると、こちらまで食べたく
なってきます。
塩辛には白ワイン合うのか・・・・今度試してみよう。


コロナについても震災にについても東京と東北の温度感の違いを
的確に表現。話は逸れるが、東京に住んでいる私の叔父が震災で起きた
福島原発事故で、現地に住んでいる人に対して信じられないような言葉を
発していたことを思い出した。
なので、芋煮会での竹原ピストルが吐露したシーンは、刺さりましたねぇ・・。
あのセリフがこの映画の肝だったように感じました。

コロナのシーンは今から見ると笑えるが、当時は確かにあんな感じでしたね。
震災・コロナという題材を扱っていますが、適度に重くて軽くてよかった。

泣けて笑えてほっこりする映画でした。
作中の絵は、菅田君がほんとに描いたんですね。彼は多彩だ!

点数:7点/10

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
クセなし~ (cyaz)
2025-01-26 09:34:32
NAOさん、こんにちは^^

本当に楽しい作品に仕上がっていましたね!
クドカンのクセもあまりなかったし(笑)
菅田クンも気持ちよく演じていたみたいで、
こちらも力が抜けてリラックスして観れました。
ビックリは池脇千鶴チャン。最初分からなかったですが、
しっかりエンドクレジットで確認しましたよ(笑)
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