NAO日和

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<4月の鑑賞予定映画>

「エミリア・ペレス」「アマチュア」「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」「パリピ孔明 THE MOVIE」「JOIKA 美と狂気のバレリーナ」

「不能犯」

2018年02月10日 | 邦画

~愚かだね、人間は~

2017年  日本映画 (2018.02.01公開)
配給:ショウゲート
監督・脚本:白川晃士
原作:宮月新   (作)『不能犯』(集英社『グランドジャンプ』連載)
原作・画:神崎裕也
脚本: 山岡潤平
主題歌: GLIM SPANKY  『愚か者たち』
美術:中川理仁
出演:松坂桃李/沢尻エリカ/新田真剣佑/間宮祥太朗/テット・ワダ
       菅谷哲也/岡崎紗絵/真野恵里菜忍成修吾水上剣星水上京香
       今野浩喜/堀田茜/芦名星/矢田亜希子/安田顕/小林稔侍

<見どころ>
『戦慄怪奇ファイル』シリーズなどの白石晃士が監督を務め、グランドジャンプ連載の
コミックを映画化したサスペンス。何度も変死事件現場で目撃されながらも、誰もその
犯行を立証できない主人公が暗躍する姿を活写する。『ツナグ』などの松坂桃李が
ダークヒーローに挑戦。人の心をいともたやすくコントロールできる謎の男の、善悪を
超越した振る舞いに翻弄される。

<ストーリー>
大都会を舞台に立て続けに変死事件が起こり、その現場には決まっていつも
黒のスーツを着た男の姿があった。その男は宇相吹正(松坂桃李)で、
“電話ボックスの男”とSNSで話題になっており、とある電話ボックスに殺人の依頼を
貼るだけで必ず遂行されるとささやかれていた。実際に標的は100パーセントの確率で、
事故や自殺や病気によって命を落としており……。

<感想>
同名漫画の実写化。原作マンガは少しだけ既読。
原作では、多田は女性ではなく男性なのよね・・・・。
映画的には、男性より女性の方が良い、との判断なのかしら?(笑)

 
マインドコントロールで人を死に追いやる謎の男、宇相吹。
彼は殺しの依頼人に、殺意に対する純粋を求めるが、そもそも殺意を持った時点で
心に純粋さは無いわけで。そのため、依頼人も悲劇的な結末に終わってしまう。
見ていて、「笑うせぇるすまん」ぽいブラックさを感じました。

 
松坂桃李さんのサイコパスな演技が、とても印象に残りました。
単なる2枚目俳優ではなく、幅広い役柄が出来る俳優さんに成長されて
これからますます楽しみ。春に公開される、舞台で大評判だった「娼年」も楽しみ~

逆に沢尻さんの表情が通り一遍な印象だったのが残念。
こういう自分のキャラとはかなり違う役に、自身を当て込んでいくのはまだ今一歩
なのかな? 松坂桃李さんの怪演が強烈だっただけに、余計にそう感じてしまいました。

点数:6点 (10点中)

コメント (2)
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