<12月の鑑賞予定映画>
~ボクは未来に出会った~
2018年 日本映画 (2018.07.20公開)
配給:東宝 上映時間:98分
監督:細田守
原作&脚本:細田守
企画&制作:スタジオ地図
美術監督:大森崇/高松洋平
プロダクションデザイン:谷尻誠/tupera tupera/亀田芳高/小野令夫
画面設計:山下高明
衣装:伊賀大介
音楽:高木正勝
OP&EDテーマ曲:山下達郎
声の出演:上白石萌歌(くんちゃん)/黒木華(ミライちゃん)/星野源(おとうさん)
麻生久美子(おかあさん)/吉原光夫(謎の男)/宮崎美子(ばあば)
役所広司(じいじ)/福山雅治(青年)
<見どころ>
『サマーウォーズ』『バケモノの子』などの細田守が監督を務めたアニメーション。
小さな妹への両親の愛情に戸惑う男の子と、未来からやってきた妹との不思議な
体験をつづる。企画・制作は、細田監督らが設立したアニメーションスタジオ
「スタジオ地図」が担当し、細田監督作に携わってきたスタッフが集結している。
声の出演は、上白石萌歌、黒木華、星野源、役所広司ら。
<ストーリー>
小さい木が立つ庭のある家に住む、4歳で甘えん坊のくんちゃんは、生まれたばかりの
妹に対する両親の様子に困惑していた。ある日、くんちゃんはセーラー服姿の
女の子と出会う。彼女は、未来からやってきた自分の妹で……。
<感想>
家族の絆をテーマに、長編アニメを作り続けてきた細田守監督の最新作。
予告編から楽しみにしていたのですが・・・・・うーん、今回は。。。。
くんちゃんの家を中心に展開が繰り広げられるから、タイムワープするとはいえ
スケールに限りがどうしても出てきちゃうのよね・・・・。
加えて、タイムループな話は、個人的に「またこの手かよ」とも感じたし、お子さんが
理解しづらいような展開。東京駅での迷子シーンは、大人の私から見てもホラーさを感じ
たから、お子さんがみたらトラウマになってしまうのでは?なんて思っちゃいましたよ(--;)
くんちゃんが、妹をどうやって受け入れるようになったか?
家族が時を紡いでどう繋がって行ったのか? 子育て経験のある方は、「あるある」話が
多くあるでしょう。(私もその一人)
娘が尊敬する谷尻誠氏の設計事務所が、くんちゃんの家を手掛けていますが、谷尻氏らしい
お家で、観ていてわくわく。でも、子育てするには、ちょっとめんどくさそうなお家のようにも
感じました(笑) 子供が大きくなった今なら、ああいう中庭のあるお家住みたいな~。
くんちゃんが自転車に乗る下りの話、木を通して家族の系譜が流れるのシーンはウルっときました。
私も、祖先の生き様があって、ここにこうして生きていると思うと、あのシーンは
感慨深く見てしまいますね。
全体的に、過去3作に比べるとかなり小粒な印象でした。
次回に期待ですかね。 あ~そうそう、ひいじいじがカッコ良かった!!!(≧▽≦)
点数:6点 (10点中)