<2月の鑑賞予定映画>
~もうひとつの世界で 、“愛” を知る~
2019年 フランス/ベルギー映画 (2021.05.07公開)
配給:シンカ 上映時間:118分
監督:ユーゴ・ジェラン
原案・脚本:ユーゴ・ジェラン/イゴール・ゴーツマン/バンジャマン・パラン
音楽:サージュ
出演:フランソワ・シヴィル/ジョセフィーヌ・ジャピ/バンジャマン・ラヴェルネ
カミーユ・ルルシュ/アモリ・ドゥ・クレヤンクール/エディット・スコブ
<見どころ>
最愛の人が自分を知らないもう一つの世界に迷い込んだ男の葛藤を描く
ラブストーリー。主人公を『私の知らないわたしの素顔』などのフランソワ・シヴィル、
ヒロインを『マンク ~破戒僧~』などのジョセフィーヌ・ジャピが演じ、
『不実な女と官能詩人』などのバンジャマン・ラヴェルネらが共演。
『あしたは最高のはじまり』などのユーゴ・ジェランがメガホンを取った。
<ストーリー>
一目ぼれで結婚した、人気作家として忙しいラファエル(フランソワ・シヴィル)と、
小さなピアノ教室を開いているオリヴィア(ジョセフィーヌ・ジャピ)の生活は、
10年目の今はすれ違っていた。二人が大げんかした翌朝、ラファエルは知らない
部屋で目を覚ます。そこでの自分はさえない中学校教師で、オリヴィアは
人気ピアニストとして活躍していた。
<感想>
「王様のブランチ」で、リリコさんがこの作品を紹介していたので観に行ってきました。
パラレル・ワールドものですが、そこはあまり違和感なく観られました。
舞台がパリなので、とにかくお洒落です。
オリヴィアがピアニストという設定ですが、連弾のシーンで、セコンドについて
いたのが私の大好きなピアニスト、カティア・ブニアティシヴィリだったのが
個人的に嬉しかったです。
それと少し話がそれますが、昨年自粛期間で私、海外のラグジュアリーな邸宅
物件サイトをよく閲覧していたのですが、そこでオリヴィアがもうひとつの世界で
別の男性と同居している家が、閲覧していたサイトで見ていたお宅だったんですよね。
さすがにインテリア品は、閲覧写真とは違っていましたが、なかなか個性的な
間取りだったので、すごく印象に残ってたんですよ。後日、もう一度サイトで
確認しましたが、間違いないですね。
セーヌ川のほとりにある、ほんとにお洒落な邸宅でした。
基本、恋愛映画なのですが、コメディ要素も含まれていて、クスっとする場面も多々。
特に友人のフェリックスがツボです。彼がいなかったらこの作品は
成り立たなかったように感じます。
最後のあの選択は、フランスらしいな。アメリカ映画だったら、ああいう
終わり方にはしなかったかも?
フランス映画らしい作品でした。とにかくお洒落です☆
【追】・フランスにもフラミンゴが生息してるんですね(驚)
・「キャプテン翼」が海外でも人気というのをこの映画で再確認^^
点数:7点/10