<4月の鑑賞予定映画>
~私は世界に触れる~
2021年 日本映画 (2021.06.25公開)
配給:ワーナー・ブラサース映画 上映時間:127分
監督:石川慶
原作:ケン・リュウ
脚本:石川慶/澤井香織
音楽:世武裕子
美術:我妻弘之
振付:三東瑠璃
撮影監督:ピオトル・ニエミイスキ
出演:芳根京子/寺島しのぶ/岡田将生/清水くるみ/井之脇海/中川翼
中村ゆり/倍賞千恵子/風吹ジュン/小林薫
<見どころ>
SF作家ケン・リュウの短編集「もののあはれ」所収の「円弧(アーク)」を
実写映画化。不老不死が現実となった近未来を舞台に、人類で初めて永遠の命を得た
女性をめぐる物語が展開する。『愚行録』『蜜蜂と遠雷』などの石川慶が監督を務め、
『影裏』などの澤井香織と共に脚本を手掛けた。主人公を『累 -かさね-』などの
芳根京子が演じ、『キャタピラー』などの寺島しのぶ、『さんかく窓の外側は夜』
などの岡田将生のほか、倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫らが共演する。
<ストーリー>
近未来、放浪生活を送っていたリナ(芳根京子)は人生の師となるエマ(寺島しのぶ)
と出会い、遺体を生前の姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)する
「ボディワークス」という仕事に就く。一方、エマの弟で科学者の天音(岡田将生)は、
この技術を発展させた不老不死の研究に打ち込んでいた。30歳になったリナは不老不死
の処置を受け、人類で初めて永遠の命を得る。やがて、永遠の生が普通となった世界は
人類を二分し、混乱と変化をもたらしていく。
<感想>
原作=未読。岡田将生くん目当てで鑑賞。
舞台は未来という設定ですが、不老不死の技術は近未来なんですけど
背景や小道具類は現代かそれ以前の感じなのよね。
見てる限り、スマホとかもあまり見なかったし。
この違和感の是非が意見分かれるところのように感じます。
どちらかというと雰囲気重視の印象で、とにかく説明が足りない感じを
受けます。最後リナは不老不死を捨てたってことでいいのかしら?
印象に残ったのは音楽。センス良い音のチョイスでこの点は
近未来感を感じました。全体的にヨーロッパの映画な映像で美しかった
ですが、好き嫌いがはっきり分かれる作品のように感じました。
点数:6点/10