<12月の鑑賞予定映画>
~ありえない~
2022年 日本映画 PG12指定 (2022.09.01公開)
配給:ハピネットファントム・スタジオ 上映時間:100分
監督・脚本:片岡翔
美術:野々垣聡
衣装:篠塚奈美
音楽:渡邊琢磨
主題歌:ゲスの極み乙女。「悪夢のおまけ」
出演:南沙良/大西流星/桜井ユキ/渡辺さくら/桜木里奈/稲川美代子
二宮隆太郎/玉木宏
<見どころ>
「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」で、準グランプリを受賞した作品を
映画化。過去に一家で交通事故に遭い、トラウマを抱える女子高生が、やがて
恐ろしい出来事に巻き込まれていく。『たまこちゃんとコックボー』などの
片岡翔が監督と脚本を担当。『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』などの南沙良、
アイドルグループ「なにわ男子」の大西流星、『真っ赤な星』などの桜井ユキ、
『極主夫道』シリーズなどの玉木宏らが出演する。
<ストーリー>
心理療法室の院長である窪司朗(玉木宏)の家族は以前交通事故に遭い、
娘の花(南沙良)は心に傷を抱えていた。司朗の足には後遺症が残り、
妻(桜井ユキ)は昏睡状態で、花の妹は顔に重度のやけどを負っていた。
そこに、自身の母の心神喪失の原因を探る高校生の四井純(大西流星)が花の
もとを訪れ、二人は親しくなっていく。そんなある日、5年間の昏睡状態から
突然目覚めた花の母を司朗が家に連れて帰る。
<感想>
先日の演奏会で自由な時間を練習時間に充てていたので実に一か月半ぶりの映画鑑賞。
ブログでお世話になっているmigさんのご家族、片岡翔さん監督の作品ということで
公開初日に行ってきました。
助清か?と思わせるお面をかぶった女の子にギョっ(笑)
主人公のお宅のメルヘン的な雰囲気とホラー&サスペンスの妙な
バランス感が印象に残ります。
正直、いろいろツッコミどころ満載なんですが、そのことを気にしなければ
私のようなホラー苦手な人にも見やすい作品になっているように感じました。
時間が100分という少し短めなのも良かったのかも。
タイトルの回収展開は、片岡翔監督が脚本を手掛けた「ノイズ」同様
最後まで先を読ませぬ展開になっていて、ラストワンシーンで
「あぁ、このタイトルの意味はそういうことだったのね」とわかります。
この辺りはとてもうまいです。
ホラーというよりはサイコスリラー的な印象。
怖い映画が苦手な私でも楽しめました。
ただ、ウサギさんはしばらく目にしたくないなぁ・・・・
点数:7点/10