<12月の鑑賞予定映画>
~沈黙は、連鎖するー--それが罪か、愛か。~
2022年 日本映画 (2022.09.16公開)
配給:東宝 上映時間:130分
監督:西谷弘
原作:東野圭吾 「沈黙のパレード」(文藝春秋刊)
脚本:福田靖
美術:清水剛
音楽:福山雅治/菅野祐悟
主題歌:KOH+ 「ヒトツボシ」
出演:福山雅治/柴咲コウ/北村一輝/飯尾和樹/戸田菜穂/田口浩正/酒向芳
岡山天音/川床明日香/出口夏希/村上淳/吉田羊/檀れい/椎名桔平
<見どころ>
『容疑者xの献身』『真夏の方程式』に続く、東野圭吾の小説を原作にした
『ガリレオ』シリーズの劇場版第3弾。殺人事件の関与を疑われていた男の不可解な
死の真相を、物理学者の湯川学らが解き明かしていく。監督の西谷弘、湯川役の
福山雅治、内海薫役の柴咲コウ、草薙俊平役の北村一輝と、スタッフ、
キャストにはおなじみのメンバーが顔をそろえている。
<ストーリー>
数年前から行方不明になっていた女性の死体遺棄事件を捜査する、
警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲コウ)。先輩の草薙俊平(北村一輝)が
かつて担当した少女殺害事件で無罪となった男が容疑者となるが、今回も証拠
不十分で釈放される。やがて男は女性の遺族たちが暮らす町に現れて彼らを
挑発した後に、何者かに殺されてしまう。男の殺害への関与が疑われる人物には
アリバイがあり、その死因も特定できない。捜査に行き詰まった内海は、
アメリカ帰りの物理学者・湯川学(福山雅治)に助けを求める。
<感想>
原作=既読
久々のガリレオシリーズ。やはり湯川先生の相棒には内海刑事がしっくりきます
登場人物が多くて、特に増村(酒向芳)の人物背景が少し薄いように
感じたが、全体にはうまくまとまっていたように思いました。
俳優さんの演技力が高いおかげでもあるかもしれません。
特に飯尾和樹さんのお父さんは良かったですねぇ。
今回は草薙の悔恨残る事件がベースとなっていて、彼の心情がよく伝わり
そこは原作以上の素晴らしさがありました。「ヘルドッグス」では極道
だったのにね、北村一輝さん。さすがの演技力です
ガリレオシリーズは後味悪い結末が多いですが、この作品は
愛情深さが感じられ、哀しい結末の中にも明るさが残る作品のように
感じました。
しかし・・・「容疑者Xの献身」が良すぎてねぇ。。。
点数7点/10