NAO日和

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<12月の鑑賞予定映画>

「はたらく細胞」「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~」「私にふさわしいホテル」

「カラオケ行こ!」

2024年01月17日 | 邦画

~青春も延長できたらいいのに~

2023年  日本映画  (2024.01.12公開)
配給:KADOKAWA  上映時間:107分
監督:山下敦弘
原作:和山やま
脚本:野木亜希子
音楽:世武裕子
主題歌:Little Gree Monster 「紅」
出演:綾野剛/斎藤潤/芳根京子/橋本じゅん/やべきょうすけ/チャンス大城
   RED RICE/岡部ひろき/米村亮太朗/坂井真紀/宮崎吐夢/ヒコロヒー
   加藤雅也(友情出演)/北村一輝

<見どころ>
ドラマ「夢中さ、きみに。」やアニメ「女の園の星」の原作などで知られる
和山やまの漫画を実写映画化。とある事情から歌がうまくなりたいヤクザと、
彼の歌の指導をすることになってしまった中学生の交流を描く。
『オーバー・フェンス』などの山下敦弘がメガホンを取り、『罪の声』などの
野木亜紀子が脚本を担当。中学生に歌の指導を頼むヤクザを綾野剛、
彼に歌を教える中学生をオーディションで抜てきされた齋藤潤が演じる。

<ストーリー>
合唱コンクールの強豪校・森丘中学校合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)は、
ある雨の日、ヤクザの成田狂児(綾野剛)から突然カラオケに誘われる。
狂児は組主催のカラオケ大会で最下位になった者への罰ゲームを回避するため、
何としても歌がうまくなりたいと言い、聡実に歌の指導を頼み込む。
不本意ながらも狂児に歌のレッスンを行う聡実だったが、やがて二人の間に
奇妙な友情が芽生えていく。

<感想>
新年1本目は、綾野剛さん主演の映画。


漫画が原作だが、漫画では見られても、実写だとどうしても違和感を
感じてしまう場面があったのは気になるところ。

合唱部で聡実が後輩とトラブルシーンがあるが、結局あれで解決
したのだろうか?合唱祭でソロを降りる時に、聡実が部長として
「ソプラノは任せた」的な言葉を発してもよかったんじゃないのかな?
この辺りが鑑賞後もモヤっとします。
だって、あれだけ嫌悪していていきなり卒業式で号泣してるから
ビックリですよ(笑)


綾野剛さんは、ヤクザ役ほんとにハマってるし、歌うまいわ。
「紅だぁぁぁぁぁぁ~!!」の叫びが、印象のこりまくり。
そして、まさか「紅」で泣けるとは思いもしなかった。
聡実の変声期に差し掛かる不安定な声で歌う渾身の姿には涙。

ヤクザと中学生の不思議な関係と「紅」にやられました。
違和感感じるシーンもありますが、くすっと笑えるハートフルな作品です。

点数:7点/10

コメント (4)
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