NAO日和

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「チキン・リトル」 吹き替え版

2006年01月16日 | さ~た行の映画

今更ながら、親子で「チキン・リトル」を観にいきました。

2005年 アメリカ映画
上映時間: 81分
配給: ブエナビスタ・インターナショナル(ジャパン)

キャスト&スタッフ
監督: マーク・ディンダル
脚本: スティーヴ・ベンチック ロン・J・フリードマン
音楽: ジョン・デブニー
出演: (声の出演) ザック・ブラフ ゲイリー・マーシャル ジョーン・キューザック 
           スティーヴ・ザーン エイミー・セダリス ドン・ノッツ 
(日本語吹替版:声の出演) 山本圭子 中村雅俊 小島幸子 朝倉栄介 深見梨加

<ストーリー>
「空が落ちてきた」と大騒ぎして周囲をパニックに陥らせたチキン・リトル。
彼はそれ以来、すっかり町の笑い者となってしまう。
だがチキン・リトルは、名誉挽回を期して、野球チームに入団。
そして、優勝のかかった試合でチームを勝利に導いた。
一躍英雄となったチキン・リトルだが、頭上にまたもや“何か”が落ちてくる・・。

<解説>
これまでピクサーとの共同でフルCGアニメ「ファインディング・ニモ」
「Mr.インクレディブル」などを世に送りだしてきた手書きアニメの老舗ディズニーが、
初めて自社単独で製作したフルCGアニメ
エイリアンに襲われた町を舞台に、とことんツイてない小さなニワトリの男の子
チキン・リトルが繰り広げる大騒動をユーモラスかつハートフルに綴る。
(ディズニー史上、もっともついてない主人公のふれこみ^^;)

ここから個人的感想

はっきり言って、物語は起伏に乏しく、キャラクターも地味。
お手軽映画って感じが第一印象。
なぜに主人公がにわとりなの??

この映画のカギは、父と子の対話不足
これは現代社会の大きな問題だよね。(親と子の方が正しいか)
映画を観て、この事でちょっと話し合えたらいいよね~。
コミュニケーションが大事!っていうことは伝わってました。

前向きな主人公を通して、どんなにハンディーがあっても頑張れば成功する
友達は大切だ・・・この辺りがこの映画の教訓かな?

でもねぇ・・・展開がかなり早くって、親子がやっと向き合って対話するシーン
が、「えっ!?あれだけで分かり合えるんかい?」ってかんじで・・。
この辺りを、もう少しじっくり描いてほしかったです。

全編を通して、子育てへの愛情と思いやりを芽生えさせるメッセージ
伝わってくるのは分かったが、いかんせん「にわとり」に共感が持てなかった
私には、感動がこみ上げてこなかった。
キャラクターの選択を間違えたのではないか?ディズニー!

吹き替えで観たからには、もちろん声優チェック!
今回は、主人公のパパに中村雅俊さんでしたが、それ以外はプロの声優さんでした。
だから、落ち着いて聞けたんですけど。^^;
でも、やっぱり気になったのは主人公の声。
山本圭子さんというベテラン声優さんです。
予告編から気になったのが、どう観ても私には「サザエさん」の花沢さん、
「ちびまる子」の山田くんにしか聞えなくて・・・。|i|i|_| ̄|○|i|i|


にわとりが、他のキャラに見えてしかたなかったです。

あ~そうだ、迷子のエイリアンのママに、ちょっとしか出ませんでしたが
三石琴乃さんの声が!
親子で「マリューさんの声だ~」と喜んでました。
(ほんま親子でオタクなこと・・・

ところでこの映画、『宇宙戦争』や『レイダース』など、ハリウッド大作のパロディ的な
場面が随所に出てきました。
大人には受けてましたが、子供にはねぇ~。

エンディングロールでは、吹き替え版は岡本真夜さんの曲でした。
字幕版では、オゾンですよね?

子供にはオゾンの方が良かったみたいです。

期待したほどではなかったな~。
次のディズニーに期待しましょう。

点数:5点(10点満点)


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