~これで終わる。ここから始まる。~
2020年 日本映画 (2021.06.04公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:137分
監督:大友啓史
原作:和月伸宏
脚本:大友啓史
美術:橋本創
音楽:佐藤直紀
主題歌:ONE OK ROCK
出演:佐藤健/有村架純/高橋一生/村上虹郎/安藤政信/北村一機/江口洋介
<見どころ>
和月伸宏の人気コミックを監督の大友啓史と主演の佐藤健で映画化した
シリーズの最終章となる2部作の第2弾で、主人公・緋村剣心の原点を描いた
アクション大作。幕末を舞台に倒幕派の影の暗殺者として名をはせた緋村抜刀斎
こと剣心の左頬に刻まれた十字傷の謎、不殺(ころさず)の誓いを立てた理由
などが明かされる。佐藤をはじめ、妻の雪代巴を有村架純、桂小五郎を高橋一生が
演じるほか、村上虹郎、安藤政信、北村一輝、江口洋介などが出演する。
<感想>
シリーズ最終作は、原作&アニメの「追憶編」を映画化。
Finalが「動」なら、こちらは「静」といった感じ。Finalはド派手なアクションが
多かったが、こちらはアクション少なめでドラマ性が向上しています。
アクション期待していた人には、少々拍子抜けかも。特にラストの戦いは
かなりあっけなかったですし。
物語の核となる巴は、有村架純さんが熱演されてましたが、個人的には
やっぱちょっと微妙かな。巴は剣心より年上なんだけど、やっぱり年上には
見えないし、健康的なお顔立ちではなく巴は幸薄い風貌なんですよね。
(などと言いながらも、徐々に見慣れましたが^^;)
映画ではあまり触れてませんでしたが、桂小五郎が話していた
剣心の代わりに暗殺業を引き継いだのは、志々雄真実。
ここももうちょっと捕捉してもらいたかったかな~。^^
本編を観るまでは「beginning」→「Final」じゃないの?と思ってましたが
ああいうラストなら納得。始めから見たくなるような無限ループ的な
作りで終えるのは、なかなかうまいなぁ~なんて思いました。
全体的に物足りなさ感もあるが、シリーズを知らない方でも単発で楽しめる作品。
スピンオフ的に捉えるといいんじゃないかなと思います。
「るろ剣」シリーズもこれで終わり。主演の佐藤健さんをはじめ、シリーズ
全てに登場した江口洋介さんや俳優&スタッフの方々本当にお疲れさまでした。
是非劇場で!
点数:8点/10
映画の本筋とは少し離れたエピソードですものね。
伏線は、最終章で半分ほど描かれてますし。
これを見た後、監督は初めからこのエピソードを
映画化するの考えてたのかな?と感じました。
さっき観て来ましたが、正直前作最終章で終わって
良かったんじゃないかと言う感想です。
健クンの抜刀斎の動きは流石にシャープでしたが、
様々な葛藤の末の人斬りなのでしょうが、
具体的な史実に絡めて来られるとなんだか引いてしまいます。
特に桂小五郎や新撰組などは(苦笑)
ま、この映画の前に『ザ・ファブル』を観たせいかも(笑)
シリーズ終わっちゃいましたね。
私は、原作&アニメを観ていますが両方とも
観たり(読んだり)観なかったり(読まなかったり)
した部分があるので、うろ覚えなところもあります。
映画では剣心は両目が見えずらい状況でしたが
アニメでは片目のみ見えずらい状況でした。
最後は、二人の間に巴が割って入り剣そ素手で
つかんで、自分ごと斬らせた形になっています。
映画もだいたいそんな感じのように受けました。
(画像が暗くて細かく見えないところもあったが^^;)
アニメでは、抜刀斎になる前の話も描かれているので、アニメを見れば映画の細かな経緯もわかるかと。
ネットフリックスで配信されていますので、もし加入されていましたらご覧ください。
映画だからもう少し派手にやるかな、と思っていたのですが
意外とあのまんまな感じだったので、ちょっと拍子抜け感が^^;
終わり方は、うまく最初に繋げましたよね。
と終わってみると、初めからこういう風に
作る考えがあったのでは?と感じましたね~♪
NAOさまも記されていますが、ラストの闘いあっけなかったですよね。
猫侍(北村さん)は、何故…あの一撃で倒されてしまったのか…。
何度見ても分からなくて…どうしてもスッキリ出来ません。
健常な状態の抜刀斎剣心であれば、無駄なく急所を突き(斬り)止めをさす事も出来るでしょうが…
あの状況下では…。
(聴力、視力薄弱、満身創痍…)
まして間に巴さんが居るし…で。
最終決着にもうひと捻り欲しかったかなぁ…とか思ってしまいました。
終わり方は上手でしたよね。
エンドレスで観れる…という(笑)