くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

ボルネオ・ダイバーズ・マブールのかんそう

2007-05-06 17:34:40 |  ダイビング


今回のダイブトリップは、マブールに2泊3日+セレベスエクスプローラで5泊6日という、ふつうは




組まないスケジュール。




マブールのリゾートは、2001年のシパダン以来、すっかり足が遠のいていたボルネオダイバーズ。




当初はセレベス・エクスプローラだけの予定だったが、何年も前にシパダンで知り合い、何度も島で




偶然に会ったことのある友だちが、ゴールデンウイーク後半にボルネオ・ダイバーズに行くと聞き、




再会をかねて2泊3日のお試しスティを加えることにした。




私はマブールで潜ったことはあるが、マブール島スティははじめてだし、なつかしい古巣ボルネオ・




ダイバーズに、そうとう期待しての上陸。




さすがに、シパダンにテントを張っていた時代のボルネオ・ダイバーズは知らないが、(体験した人




がうらやましい)ココナッツ葺きの屋根の木造シャレー(というよりは小屋に近い)に、共同トイレ・




シャワーだった頃からのボルネオ・ダイバーズゲストの私としては、上陸してまず、リゾートの、クリ




ーンなイメージに感心。




ガーデンは芝生(だと思う)に花、プールはリゾートホテル仕様だ。




シャレーの屋根と壁にはちゃんと塗装が施してあり、室内もなかなか快適だった。




部屋のクローゼットには、備え付けのバティークがあり、アメニティには、コットンや麺棒、コンプリメ




ンタリー・ドリンクには、コーヒー・紅茶、加えてドリンク用に2本、歯磨き用に2本のミネラルウォータ




ーの500mlボトルが支給される。




また以前は、リゾートのブリーフィングは、ダイブマスターが行ったのに、今はゲスト・リレーションズ




もいるし、レセプションの女の子は、服装こそポロシャツと短パンであるが、スマイルはホテルふう。




レセプションでは、貴重品をセーフティ・ボックスに預けるのに、財布の中身を、リンギットがいくら、




円がいくら、銀行のカードが何枚、クレジットカードが何枚と、目の前ですべて数えさせられ、有り金




全部チェックされたのにはマイッタが、セキュリティに気をつかっているのかな。




さらに、用途はあまりないと思うが、キンキンに冷えたコンベンションルームまであり、構成はちゃんと




したホテルのよう。全体的に「ちゃんとした」イメージだ。




私の泊まったシャレーのバルコニーの手すりに、なにやらオソロシげなキノコがひとかたまりはえて




いたことと、部屋の横が、有刺鉄線で囲まれた、殺風景な空き地ビューだったこと以外は、よい感じ。




にもかかわらず、裏はジャングル、満潮のときは、高床式の部屋の下まで波が寄せ、浮き世と隔絶




した感のあったシパダンのボルネオ・ダイバーズになじんでいた私には、裏はビレッジ、生活臭ぷん




ぷんのマブールの環境がしっくりこなかった。




シパダンでは、ジャングルのピ・ポ・パ・ピーポーパーポーと鳴く鳥の声でめざめたが、マブールでは




スズメのチュンチュンでめざめ、普通な感じだ。




昔と比較したがるのは、年くった証拠だと思うし、二泊だけなので、なんの愛着もわかなかったのか




もしれない。




さらに、ダイビングも、たまたまあたったボートがそうだったのか、今のボルネオ・ダイバーズのスタ




イルなのか、シパダンに行っても、ハンマーヘッド探しにリーフから離れることもないし、ただウォル




に沿ってドリフトしているだけで、おもしろいとは言いがたかった。




今年のゴールデンウィーク終盤は、天候が不安定という不利な要素もおおいにあったとは思うけれど、




My holiday powered by Borneo Diversは、陸上も水中もいまいち。リゾートの写真も、ケータイ




で撮っただけという、私もやる気がなかったんだな。










コメント (2)
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