朝起きたら喉が痛く、首のリンパ腺のところが痛かった。
風邪をひいたのには間違いないが、やや不快といった程度の体調不良で、休むほどでもなく、薬を
飲むほどでもない。
そこで、まずはジンジャーティー。NONAという、インスタント食品メーカー(だと
私は思っている)のジンジャードリンク。サバティーや各種お茶売り場に、普通に
置かれている単なるインスタントドリンクだが、まじまじとパックを見たら、風邪や
胃部膨満感があるときによいと書かれていた。ちょっとグラニュー糖多めだが、
人工添加物なしの、生姜の繊維質いっぱいのドリンクで、冬の寒い朝や、梅雨
時期の肌寒い日なんかにはもってこいの飲み物だ。生姜には体を目覚めさせる
力があると同時に、気持ちをしずめるアロマな力があると思う。甘さで疲労感も
やわらぐし、飲んだらずいぶん楽になった。日本でも輸入食材のお店で取り扱っ
ているところはあるが、マレーシアで買うより3倍くらい高い。また、ハチミツいり
の黄色いパックのハニージンジャーもある。ハニーの方が、お味はマイルド。
そして、風邪といえば、サイ印の熱ざまし水。サイの絵のラベル、サイの絵のキャップ。
「犀牛標清熱水」と書かれている。これもスーパーでは、薬売り場に置いてあったり、ソ
フトドリンク売り場に置いてあったりといろいろ。ローカルの人たちが、よく買っているの
で一度ためしてみたらなかなかよいので、物好きに、重い思いをして、数本、冬の風邪
対策に買ってきてある。見てのとおりの水で、飲んでもなんの味もにおいもない。でも
これは、石膏繊維質を混ぜた伝統療法の水らしい。発熱まではいかないので、今回は、
この水は温存だけど・・・。マレーシアで発熱したら、これですよ。