くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

もるだいぶで南下ダイブ3 マーレからフェリドゥへ

2012-03-28 12:45:30 |  ダイビング
2月19日(日)
朝起きたら、ダイビング前に、船のバナナとビスケットと紅茶をいただく。
ビスケットは、マレーシアHwa Tai製で、なじみの味。
食べたいチョコレートフレーバーのクリームサンドは、4枚1パック。
2枚だけとって、かごに残りを戻している人もいるが、私は、自分が開封したものは自己責任で(?)完食。
1st dive前の前菜(!?)としては、ちょっと食べすぎ?

1. 北マーレ環礁 マーギリロックMaagili Rock
奇しくも去年、BS2のラストダイブで潜ったポイントからのスタート。
私だけタンクは空気。
ジャイアントストライドで飛び込んだ瞬間、眼下に広がる白砂とクリアな水、これぞ乾季のモルディブ。
去年は砂地でオーロラさんやマッコーズさんをちまちま観察してからロックに移動したが、今年は一直線にロックへ。
ロックまわりには、スカシテンジクダイがうようよ。


ロックのかげには、イシヨウジくねくね。


ロック上には、食傷気味のヨスジがわらわら。


ロックのくぼみには、クリーニングシュリンプもそもそ。


ロックを離れ、白砂のガーデンイールを横目にみながら、スロープに移動すると、モブラが登場。




ムレハタタテダイもいる。



朝食後、ノンエンリッチな私は、目出度く、エンリッチのスペシャルティの講習を受講することに。
ミンミンから講習を受ける。
環礁移動中、いろいろな島々がきれい。




2. 南マーレ環礁 ナギリティラNagili Thila
ビヤドゥ近くのポイント。
初エンリッチ。
よ~く流れてる。
ティラの縁のほうでしばらくへばりつくが、注目に価する魚は来ない。
手を放し、ティラの内側へと流されるが、心地よくではなく、翻弄される流れだ。
適当なロックにつかまりつつ、ゲージがロックにはさまり水中拘束になりつつ移動。
面倒くさい流れだ。
流れが強いので、せっかくのコラーレの群れもロックの下。


みんなものかげに避難。


そそくさそそくさ。


ただ一匹、流れをものともしなかったのは…
ロックにしがみついていると、横にいたモンツキカエルウオ。


手をはなしたら流される中、浮きがちなコンデジの片手操作で、私がジタバタしてても引っ込みもしない。
なんだか労多くして益少なしな1本だった。


3. フェリドゥ環礁 ミヤル・カンドゥ Miyaru Kandu
初日の3本目にして、もうフェリドゥ。
潜降中にせまるリーフトップは、不毛かつ迫力ある景色。


ミヤルはサメ、カンドゥはチャネル。
サメはいるけれど、沖。
トビエイのぷち編隊も、沖。
リーフ上には、クマザサやタカサゴ系がどっさり群れている。




ギンガメも、群れ、っていうのかな?
シパダンで向こうの見えない群れに慣れきっているので、むこうの水が見えるのがつまらなくもあり、新鮮でもあり。
それにシパダンのギンガメと違い、ダイバーと一定の距離をおいている。


シリーズ逆光。


一方、巨大ナポレオンは、シパダンより肝がすわっていて、ダイバーの存在をものともしない。


口をぶぉーっと。


その後、一点をみつめたまま、固まった。


見上げればトビエイ。


正面には、どかないナポ。
ダイバーにも飽きられ!?


近くで見られるミヤルは、ホワイトチップばかり。


流線型ワールドだけど、ごく普通の大物ばっかり。


このダイビングで、空気仕様のダイコンにデコが出て、エンリッチが中途半端な深さに長時間滞留可能な強みを実感。
というか、エンリッチは、モルディブのダイビングスタイルや、ティラやカンドゥといった地形には実に適している。
でも、なければない潜り方があるからなあ。



3本で終わり、ってのが、モルディブの物足りないところ。
明るいうちからビールを飲み、18:30には夕食。
19:30、ディナーが終わると、3名を除いて、みんな寝に帰ってしまった。
まじっすか?
夜這い便で来て、そのままシンガポールでじゃらんじゃらんだったので、私も今日は早寝。
2本目の流れに抵抗したダイビングで、さっそく筋肉痛が出てきた。
コメント
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