くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(14)キンギョハナダイ Pseudanthias squamipinnis

2013-03-14 12:59:46 | シパダン図鑑
これまでオレンジのハナダイは、すべてキンギョでひとくくりにしてしまっていた。
それが正真正銘キンギョハナダイであろうと、アカネハナゴイや、バラナガハナダイであろうと、全身オレンジ色ならすべてキンギョだと思っていた。
なにしろ金魚花鯛、英語の名前もSea Goldieなので、キンギョルックスなものがキンギョハナダイと単純に。

古いハナダイの写真をみて、これは誰?と日本の海水魚を開いてみた。
金魚すくいのキンギョと、色も形も似ているのがキンギョハナダイという先入観で、キンギョハナダイのページはスルーしてみつけられず。
次に「Southeast Asia Tropical Fish Guide」をひっぱりだしてみたら、わからなかったハナダイの名は、Jewel Basslet。
しかも、♂写真しかなく、私の頭の中では、とうていキンギョに置きかわらなかった。
しかも、♂のデザインは、バリエーション豊富。

これはJewel Basslett。


これもそう。




和名はなんじゃ?と、学名でググったら、それはキンギョハナダイで脱力。
キンギョハナダイは、沖縄のは目の周りがピンクだし、モルディブのは青いし…
シパダンのは、目のまわりも、目の後ろのラインも薄めだ。
あまりに多様で、シパダンで私がキンギョ女子会と思っている子たちも、はたしてキンギョハナダイなのか、確信がもてなくなってきた。
左後方ヤギの中に、メンズのボディが見えるから、たぶんキンギョハナダイ。


目の後ろに淡い色だけどラインがあるからには、キンギョハナダイ。
アカネハナゴイの女子は、は鼻先から口までのラインだし、バラナガハナダイはもっと深いしラインがない。


普通種だけど、キレイでかわいくて、こんどはもっとガン見して、種類を見極めたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする