くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

くじらをめぐる離島旅2019(2)2019.2.24 徳之島くじら前夜、ぷち食べある記

2019-03-09 22:54:11 |  旅行
2月24日日曜日。

午前4時45分、品川駅をめざして家を出た。
まだまだ寝静まっている、暗くて冷たくて寂しい早朝の街を、徒歩25分。
ちょうど10日前の午前0時過ぎ、久米島がえりのときも、この道をとぼとぼと歩いていた。
もう、あしたから徳之島で、思いっきりくじらリベンジしてやるっ!
先々週の久米島の、そして、昨年の徳之島のぶんのリベンジだーーー!!
って、どんだけはずしてんの???

そもそも去年の徳之島は、食べ歩き化。
予定していた3日間のうち2日は海が荒れ、ボートが出なかった。
ま、今回は、天気図的にはあまり問題なさそうだし、3日あるし、なんとかなるだろう。

さて、品川駅から午前5時15分発の空港快速に乗り、羽田空港国内線ターミナル駅着が5時32分。
鹿児島ゆき6時25分発の始発便にだって間に合う余裕だけれど、私のフライトは午前8時発。
これまで、羽田-鹿児島も、鹿児島―離島も、よく条件つき運航になる印象があって、実際に引き返された経験があるわけでもないのに、万が一、振り替えが必要になったときのために、万全を期してみた。 

カウンターで荷物を預けたら、腹ごしらえ。
地下1階に戻り、今はまっている「あまおう苺メロンパン」のある「Vie de France」へいそいそと向かったが、まだ営業開始前だったので、モノルンの前にすわって、6時15分の開店を待ってみた。

でも、シャッター上がっても、オープン直後は、なっしんぐー。
2~3分で、3種類ほどのパンが陳列されておしまい。
そこに「あまおう苺メロンパン」はなく、「あまおう苺メロンパン」でなければ、別に「Vie de France」のパンである必要はない。
クレジットカードで入れる「エアポートラウンジ」に、朝はベーグルあったよな〜、と1階に上がるが、ラウンジが見当たらず、ググったら、リニューアル工事でクローズですと。
同じくカードで入れる、制限エリア内の「POWEWR LOUNGE」では、朝のみクロワッサンが食べられるらしいが、やっぱり10回入れるクーポンのあるさくらラウンジにしよう。
というわけで、保安検査を受けたら、売店でお手頃なたまごサンド@330円をGETして、むしゃむしゃ。
そして、さくらラウンジに入ったら、ついつい早朝ビール。
一番搾りと黒ラベル。
悩むーーー!
でも、結局飲んでる黒ラベル♪

宮古島ゆきのさくらジンベエJETをしばしウォッチ。



JAL643 羽田空港0800 鹿児島空港1000
さくらラウンジを出てゲートに向かうと、「本日は、鹿児島空港付近の悪天候により、鹿児島からお乗り継ぎがあるお客様は、お乗り継ぎできないかもしれない」云々の不吉なアナウンスが聞こえてきた。
まぢか!?まあ、なんとかなるだろう。

そんな氷雨降る鹿児島空港には、定刻よりちょびっと早い10時前。
トランジットは3時間20分。
7時前に食べたタマゴサンドでは、小腹が減ってきたところで、到着階のANAフェスタにあった「西郷どんさつま揚げ」にひかれつつ、丸1枚食べたいほどでもないな~、と2階に上がる。
ラウンジに向かいがてら、土産物屋の冷蔵ケースのさつま揚げ試食が見えたので、ちょっと味見させてもらおうとフタを開けてみた。
タッパーの中には、人参入り、ゴボウ入りなど、いろんなバージョンがあって、どれにしよう…と迷ってしまう。(そのときの私には、複数いただくという概念はなかった。)
ちょうど私がにんじんバージョンに楊枝をさしたとき、60代と思しき女性がヌッと現れて、「あら!私もいただくわ!」と3~4ついっぺんにくし刺しにしてぱくっ。
おばさんは、「白いのがいいのよ、何も入っていないやつ!」
「私は鹿児島生まれだから、よーく知ってんのよぉ!ほらぁ、白いのがおいしいでしょ!」と一言。
「あ、確かにそうですね!」と答えていると、そこに、アラフォー女性が来て不思議顔。
「お母さん、この人に教えてあげたてたのよ。さつまあげは白がいちばんって。」と誇らしげに去っていった。

それにしても、どこの土産物屋も、鹿児島空港の試食は気前が良い。
さつま揚げだけでなく、かるかんや、紫いものお菓子などなど。
なんだかんだ、各店のさつま揚げの試食めぐりをしたあと、カードで入れる「スカイラウンジ菜の花」で、ランチまで時間つぶしに突入。
鹿児島空港は、空港値段で高めだけど、隠れたB級グルメスポットなのに、こんどはラウンジの「黒糖バナナチップス」がおいしくて、昼になっても、空腹になることはなかった。
鹿児島空港ランチ、けっこう楽しみにしてたんだけど…。


JAL3795 鹿児島1305 徳之島1410
去年は、徳之島ゆきのフライトがディレイ。
きょうは、悪天候の影響ありかもと羽田でアナウンスしていたわりには、徳之島ゆきJAL3795は、定刻より5分早く出発して、8分早く着いた。



ブルー・マリン 空港店
ホテルのある亀津ゆきバスは14時50分発で、荷物をとったあとも40分ほど時間があった。
去年はディレイで、徳之島に着いたのは、このバスが出たあとだったから、これだけでも格段の進歩。
バスまで40分あればと、空港レストラン「ブルー・マリン」で遅いランチ。


この徳之島子宝空港の規模のわりには、けっこう充実のショーウィンドゥ。

「島豚の軟骨定食」「昼下がり限定 特許取得島ハーブ向春草とさとうきびトロ~リ蜜がけケーキみたいなフレンチトースト」「黒糖ジンジャーエール」など、気になる島メニューも充実。

でも、テーブルにつくと…

一日限定20食の「鶏飯」に即決。


テーブルに置かれた時こそ、「トリ臭っ!」と思ったけれど、


熱々スープをご飯にかければにおいも気にならず、美味しいこと!



もう、毎日食べたい!

そして、バス出発時刻の10分前にはバス停でスタンバイしたけれど、乗客2人で出発。
とても小さいバスで、ダイビングバッグを乗せるのには向かない。
約1時間の道中、乗客数はMAX3人。
亀津までバス1020円、去年タクシー4500円かかったことを思えば、これまた進歩。


ホテルレクストン徳之島
ことしもレクストン泊。
小さな部屋だけれど、こぎれい。


ことしは、去年とは反対側の部屋で、かろうじて海が見えて、ビューが去年より、わずかに進歩。


ズームすれば、ワイヤーガラスのむこうにマルエーフェリー。

あの堤防のすぐむこうで、くじらの親子が遊んでいることがけっこうあるらしい。

そして、日没どきには、ハクセキレイがレクストン前の電線に大集合。

ホテルからの注意は、「頭上からの落とし物にお気をつけください」。


ラーメン来来
夕方、明日の朝食買いに、パン屋さんの「ピーターパン」に行ってみるが、外から見るに、塩パンぽいのが1種類残っているだけだったので、入らずにすごすごUターン。
レクストンに戻りがてら、気になっていた「ラーメン来来」に入る。

まだ5時半で、早めの夕食。
なにしろ、けさは4時起きだったので、あしたのホエールウォッチング、願わくばホエールスイムに備えて、早寝しなきゃ。



この店は、「味噌バターラーメン」が人気のようだけれど、少しでもカロリーおさえようと「醤油ラーメンお願いします。」
そう言った刹那、大将がまだ白い餃子を手にしているのを見てしまい、反射的に「あと、餃子で。」と口が言い…。
鶏飯からたいして時間がたっていないので、おなかもすいてはいないのに…。

ラーメン500円は、昔懐かしい、町のラーメン屋さんの味、餃子400円は、にんにく効いていていておいしい。



あとから入ってくるお客さんの多くは味噌バターラーメンをオーダーしていた。
私も味噌バターを食しに、また来よう。

満腹でホテルに帰り、あしたのピックアップは何時かな~なんて思っているところに、ホエールアドベンチャーさんから、きょうボートが故障し、明日の朝は海に出られそうもない、午後もどうかわからないとの連絡が…。
あーれー???
もしかして、今年は、クジラに見放されてる!?

まあ、あしたがダメなら、まだ、あさってと、しあさってがある!!
コメント
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