くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(205)ヒマワリスズメダイ Chromis analis

2015-01-15 08:55:02 | シパダン図鑑
スズキ目スズメダイ科のヒマワリスズメダイ。




残念ながら、ちゃんとした写真がない。
いずれも白い腹びれが微妙に見えているから、ヒマワリに決定。

シパダンの壁近くには、無数の黄色いスズメダイたちがゆらゆら。
ヤマブキだったり、コガネだったり、このヒマワリだったり。
どれがどれだかよくわからない。
ヒマワリスズメダイの英名は、Yellow chromis。

いちばん気を抜くことなく、全身黄色いのがコガネ。
腹びれが白いのがヒマワリ。
体高が高めで、顔に青いぶちぶち多数なのがヤマブキ。
今、やっと覚えた!
でも、次に潜ったときには、忘れてる自信あり。

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まりん・らいふ・いん・しぱだん(204)チャコール・ダムゼル Pomacentrus brachialis

2015-01-14 09:21:02 | シパダン図鑑
スズキ目スズメダイ科のチャコール・ダムゼル。


こちらはお子様。
スカイグレーの体色に、目のまわりやヒレを縁取るブルーが美しいこと。
こんな色のニットがほしい。

幼魚はシックなオシャレなのにたいして、成魚は英名Charcoal damsel で、名は体を表し、まさにチャコール色。
地味すぎて、スルーしてしまっているようで写真がない。
まあ、幼魚だって、フラッシュではじめてわかる美しさ。
水中では、背景ごと黒ずんで、まったくの地味地味ワールドだから。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(203)モンスズメダイ Chromis xanthura

2015-01-13 23:41:33 | シパダン図鑑
スズキ目スズメダイ科のモンスズメダイ。

目立つうろこに、グリーンぽくてかる顔。
ダイビングで会う限りは、そんなことには気がつかないけれど、写真を見ると緑青吹いてるみたい。

英名は、Paletail chromis。
尾はpaleなんて蒼白感はない、単純なホワイトに、私には見える。

しかも、お子様時代はイエローテイル。

ちびほど青みが強いのかな?

おめめぱっちりしていたのに・・・。
頬に着ずあっても、いたいけな感じがしていたのに・・・

おとなになると無表情。
でも、クリーニングはちょっとだけ楽しそう!?






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まりん・らいふ・いん・しぱだん(202)クロメガネスズメダイ Pomacentrus vaiuli

2015-01-09 10:18:15 | シパダン図鑑
スズキ目スズメダイ科のクロメガネスズメダイ。


バラクーダポイントにいた3センチくらいのちびちびちゃんは、尾が白くないのでクロメガネスズメダイ
英名はOcellate damselfish。
Ocellateという耳慣れない言葉は、動物で、目のようなマークを持つものをいうらしい。
「そんなニセ目のあるスズメダイはたくさんいます」で、色が吸収される水中で、まして2-3センチのチビの判別は、私には難しい。
きょうはなんにもいないなー、と思いつつ、肉眼では地味なチビにスポットライトをあててみれば、実はこんな色彩をもっていて、写真ではそのチビさを感じさせない存在感があったりするのだ。
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利きココナッツウォーター~ついに出会えたリアココ

2015-01-08 13:35:30 |  ココナッツマニア
日本で買えるココナッツウォーターはおいしくない!といつも嘆いていたが、ついに出会ってしまった納得の味。
それも、これまでネガティブだったMade in Thailand。
その名も「ニルヴァーナ」。

ニルヴァーナの存在は、楽天市場で知ってはいた。
ココナッツウォーターにニルヴァーナ?とネーミングセンスにひいた。
かつて数多くのココナッツウォーターに期待を裏切られているので、ダース買いはキケンすぎるとスルーしていた。
コタキナバルでヤングココナッツをすすりながら、日本で私がココナッツウォーターを買うことは金輪際ないと誓ったわずか数日後、たまたま寄った成城石井に、ニルヴァーナは並んでいた。
「新商品 ニルヴァーナリアルココナッツウォーター果肉入り280円、税込303円」
リアルという言葉に妙にひかれる。
でもタイ産。
これまで、何種類ものタイ製ココナッツウォーターを、ことごとくまずいと感じて来た私。
おいしいはずがない。
でも、リアル。
成城石井なら1本から買えるし、送料もかからない。
失敗しても303円。
いや、ニルヴァーナ1本で、ボルネオのヤングココナッツが、この円安でも3玉買える。
ボルネオの巨大なココナッツ1玉で、ニルヴァーナが半ダースとれそう。
どう考えてもムダづかい。
でも、紙パックやペットボトルではなく、瓶なのが気になる。
タイ産のココナッツウォーターがおいしくないと言っても、パックがまずいだけであって、サムイで飲んだ天然ものは、じゅうぶんおいしかった。
瓶ならココナッツのおいしさが生きているかもしれない。
ボトルを持ったり離したり、しばらく迷ったが、やはり試すしかない。
覚悟のもとに1本お試し。
たぶんおいしくない、という先入観から、一口飲むまで、変な緊張感がある。
だいたい、へんなにおいがするんだよなー。
キャップをあけて...。

くんくんくんくん。
なんと無臭!
そして、意を決してひとくち飲んだら、やや甘いものの驚くほどナチュラル。
ボルネオのヤングココナッツくらい、甘みが薄い方が好みだけれど、これはおいしい。
ココナッツパルプも入っていて、パルプを噛めば噛むほど、ココナッツの世界が広がる。

ココナッツパルプが細かすぎて、瓶底にくっついてしまうこと以外、非のうちどころがない。
おいしいのは、まさか気のせい?と3回ためして3回ともおいしかったから、これはもうお気に入り。
日本でココナッツウォーター禁断症状が出たら、ニルヴァーナがあるさー、と思うとうれしい。


ちなみに、成城石井で、同時購入したこちらは、私にはダメだった…。

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シパダン2014(8)11月23日(月)B級グルメにスーパーめぐり、そして帰国

2015-01-07 15:22:35 |  旅行
ホテル・グランディスの朝
目が覚めたら、すっかり明るくなっていた。
あたりまえだけれど残念なビュー。
しかも夕べ行ったCock&Bullビューじゃん。

ここの部屋は悪くないけれど、町のすみっこすぎるし、リピはないかも。

KLゆきのフライトが18:55で、ホテルのチェックアウトは12:00。
午後はハイアットにできたスパにでも行こうかと思っていたが、スパ気分でもない。
今年はKKで過ごす時間がほとんど持てなかったこともあって、KKをぶらぶらしたい。
チェックアウトまで部屋でごろごろしていたいが、おみやげを調達しないと。
マレーシアに来たら、人さまへのおみやは二の次で、ご自宅用の食品を買い込む。
ホテルでうだうだしてる場合じゃない。
朝食がてらスーパーに寄って、11時には帰ってきてパッキングしなくちゃ。

エレベーターには、ペット、ドリアン、ジャックフルーツとならんで、マンゴスチン禁止のサイン。

マンゴスチンって、そんなに強烈ににおうかなぁ?
マンゴスチン由来のコスメの香りは確かに嫌だけど。
そういえば昔、メリディアンの窓際に、ひと山買って来たマンゴスチンを並べ、友だちと毎日食べてたことがあるけど、ハウスキーピングからはなんのおとがめもなかったぞ。


9:30 ミースープ@キョンキー
遅めの朝食。
飲んだ翌朝は、やっぱりミースープ。
通りに出て、混んでるKEDAI KOPIさがし。
混んでる=おいしいの図式。
リトルイタリアからキナバルダヤの方向に歩いてゆくと、私の記憶の中には存在しないチャイニーズレストランがあって、そこだけ妙に賑わっている。
入ってみよう。
こうした店にありがちな、愛想も愛敬もないウェイトレス(って呼べるもんだろか?)に、テタレとミースープシーフードをオーダー。



で、期待通りおいしー!
ここは何記?

「強記」 Kiong Kee。
キョンシーみたいな強さんの店ね。覚えておこう。
お隣はセブンイレブン。


9:50 スーパー ミレメワ
ゆうべローカル友に、スーパーなら、グランディスから近いトンヒンに行けと言われた。
「トンヒンは高い!」と私。
「じゃあミレメワ」との提案あり。
「ミレメワは、清潔感がなくていやだなぁ」と言ったら、「古いから仕方ない」と。
「Servayが安いからServayに行くよ」
「うん、確かにServayは安い」
と、ローカルの主婦同士のような会話になり。

そのわりにはしっかりミレメワに寄る。
お目当てはココナッツ・チップスをGET。
タイ産じゃない、フィリピン産じゃない、やっぱりマレーシア産がいいから。




とても気になった燕の巣キャンディー。

でも、購入には踏み切れなかった。
だって、単に近所に巣をかけたツバメに見えるんだもん。
ミレメワはいつも雑然としているので、Servayにないものだけピックアップして、さっさと撤収。


10:00 ココナッツ・ウォーター@フィリピノマーケット
KKにいるうちに、もいちどココナッツウォーターが飲みたい!
ということで、きょうもフィリピノ・マーケットへ。


この旅3玉めのヤングココナッツだが、きょうのお店は、カットに凝っている?



きょうのはまた、激ウマ。


10:30 スーパー Servay Hypermarket
サバティー半年分、マギーミー、アポロケーキ、重さはないわりにはこれだけで大荷物。
ただ、マンゴグミ大袋は重い。

もっともっと買いたいものがあるのだが、時間はとんでゆくし、帰ろ、帰ろー。


正午 チェックアウト
部屋に戻ったら、もう11時。
Servayで買って来たものを、さくっとスーツケースに詰め込み、ベルボーイに荷物を預けてチェックアウト。


13:00 スリアサバ
暑いので、ビルからビルへと渡り歩こう。
買うものもないのに、まずはお隣のスリアサバ。
ブックストアに入ってみる。
ここも座り読みコーナーがある素敵さ。
洋書メインだけど、座り読みができるなんて、時間つぶしのときには思いだそう。
未知の本屋のわりにはおなかも痛くならないし。
ステーショナリーコーナーでノートやらペンを見ていたら、超事務的なIDカードケースがある。
会社のIDカードケースが扱いにくいので、2.7リンギットだし、買っておこう。
レジへ行ったら、メガネ男子に「日本人でしょ?」と、こんなものを買う私に不思議顔。
「へへへ。」

フィットネスショップの前を通ったら、ケトルベルがいっぱい並んでいる。
しかも、日本の三分の一値段。
ケトルベル、やってみたいんだけど、近くで売ってる店を知らない。
六本木のドンキにもなかった。
重いから通販がいいのだろうけど、実物を見てから欲しい。
ケトルベルを手に取って、しげしげながめていると、店員がいそいそと寄って来た。
笑顔でしゅるしゅるーっと退散。
さすがにここから持って帰れないし、持ってけそうな2キロひとつじゃ、なんのたしにもならなそう。

ビル内まわっていたら、ジャリジャリスパを見つけた。
タンジュンアルのを何回か利用したことがある。
KKで4番目くらいに気に入っているスパなので、「ここに移転したの?」とリピーター気取りで入ってみる。
きょうトリートメントを受ける日はさらさらないのに。
「新店舗よ。あら、日本人なのね?」みたいになり、「ここに住んでるの?」と尋ねられ、またまた同化している模様。
ジャリジャリスパのラヨティーが好きだし、スクラブやアロマオイルをくんくんさせてもらう。
嗅ぐだけ嗅いだら、「次は来るわねー」とリップサービスで退散。

ところで、夏に使いたい、エスニックなカダザン式ハンディクラフトを探している。
ココナッツ素材を使ったバッグとか、どこでつけるの?なバングルとかが欲しい。
しかし、このビルのハンディクラフト屋はアホみたいに高い。
パサールの何倍するんだ。


12:40 ヤムアイスブレンド@オチャドー

ふくろうののれんにつられ、なんだなんだ?
その名もOCHADO。

ヤムシリーズなるバナーが出ていて、ヤムに目がない私は、即座に「ヤムアイスブレンド!」
数分待ってパックされて出てきたヤムアイスブレンド、6.5リンギ。


キーン。
ストローさして、スムージー感覚で飲んだら、カキ氷なみの衝撃。
ごくっと飲むごとに、キーン、キーン。
思わず眉間を押さえる痛さ。
味は可もなく不可もなし。
でも、このへんのOLさんぽい人が楽しそうにやってくる。
アイスクリーム頭痛を発症するので、お茶道リピは、きっともうしない。

さらに、アイスクリーム頭痛だけではすまなかった。
お茶道を離れて少したったら、こんどは、「さきぷるー(Sakit prut、オナカイタイ)!」
バリのようなしくしく型ではなく、単純に痛い。
あれだけきーんとなるだけあって、おなかが冷えた模様。
切羽詰まっていなかったので、トイレはハイアットに行って借りよーっと♪

移動移動と外に出たら、暑さで腹痛は吹っ飛んだ。
ウィスマサバを通過し、ウィスマ・ムルデカへ。
切羽詰まってないがために、のんきに冷やかしていると、またまた腹痛が。
でも、ここのトイレには入りたくない。
ハイアットにたどり着いたら、なんと改装中で、ロビーのトイレがない。
バリアフリーが一つ残っているだけ。
なんとなく気が引けて、スリアサバで20セン払うか。
スリアサバのトイレは、ビルが新しいだけにキレイだから、まあいーか。
スリアサバによろよろ(?)戻ると、行きたいときのトイレは遠い。
しかも2年経ったら、トイレは超劣化して、他のショッピングセンターレベルに成り下がっていた。


スーパー シティ・グローサー
願わくば、町のはじまりにあるウィスマセコのジャイアントに行きたいが、午後になって、曇ってきたし、お空もおなかもいつゴロッとくるかわからないから、ここにいよう。
きっとここにもスーパーはあるはず。
とテナント一覧を見たらあった。
3階。
入ると、ツーリスト目当てにしているようで、土産物仕様のものがたくさん置いてある。
日本を含めた輸入品が多く、安くはない。

配布用には、せこくネスレの、サメキャラがトレードマークなチョコウェハースを。
と思ったが、激安配布系お土産発見。
どう見ても、ツインドルフィン印なのに、ツインフィッシュのオートチョコ。



たったの9.9リンギで40パケット!
350円もかけずに40個、ウヒョヒョとセコくほくそえむ。
味の保証はないけれど、「ぶあたんまれーしあ(Buatan Malaysia=メイド・イン・マレーシア)」は、素朴な味でも無難なハズ。
それでも、ネスレも買う。
会社のデスクの中に、備蓄お菓子として入れておこう。

レジの人が、ネスレのパックを凝視し、なにやらうろたえている。

レジの下をごそごそして、どーんとジャンボなサメキャラのマグカップをプラスチックバッグに入れている。
たしかにパッケージの上にフリーマグと書いてあるが、ここでくれるんだ・・・。
成田で買ったスイカのペンギンマグもあるのに。
スーツケースにスペースないぞ~、と思いながらも、辞退せずにしっかりもらう。
こうして、旅で使うわけでもないマグを、なぜかふたつも持って帰ることになった。

今回のヒットは、テタレ用コンデンスミルク。

森永の子牛さんのマークの練乳だと、どうやってもうまくできないのだ。

そして、ボルネオ産ココナッツオイル。

お試しでいちばん小さいのを。
チリパディやバクテの素など買い込み、パッキングピンチの予感。


15:15 カヤバン@ケンワンヒン
ランチしてなかったので、なんか食べよう。
ガヤストリートをうろうろ。
なにやらチャイニーズ系のおじさんが軽く並んでいるKEDAI KOPI発見。
行列というほどではないが、5-6人並んでいる。
店内もチャイニーズのおじさんであふれている。
みんな皿にパン。
これは安うまにちがいない。
私も並んでおひとつGET。

カヤバン。


わるとココナッツフレークぎっしり。

旨っ!
いまはHOKUOのパンよりおいしく感じる?
RM1の幸せ。
KKに昼下がりにいるときは、もう、これは欠かせません!

「瓊萬興」名前は覚えられそうにないし、似たようなKEDAI KOPIだらけなので、次回すぐに見つけられるかな?
バックパッカーロッジ系の下ね。


15:40 ココナッツプリン@ぶあぶあはんよん
帰る前に、もう一度バクテいっときたい。
新記の前を通ると、バクテの大鍋に鋭意仕込み中なのが見える。
でも、時計はまだ16時にもなってない。
17:30バクテスタートで、18:25のポーディングは、たぶん間に合うけど、ちょっとキケン。
トラフィックジャムの時間帯だし・・・
いくらバクテが好きでも、バクテで飛行機に乗り遅れるわけにはいかない。
そういえば、KKIAの到着階に、サテのハッピーアワーのポスターが貼ってあったのを思いだした。
早めに空港へ行って、チキンサテにしーよおっと。

グランディス方面に向かって移動開始。
On the wayだから、高いと言ったトンヒンもパトロール。
2週したけど、買うものはない。
KKの中では高級志向かつ輸入品が多いがために、ローカルらしさが感じられず、ツーリストは楽しめない。
輸入品にかんしては、日本の方がむしろ安いし。
トンヒンの隣は、正月のキナバル山前後に利用したホテルエデン。
ホテルエデンのとなりは、Buah-Buahan Yong、楊坤英蔬果店。

Buah-buahan(ぶあぶあはん)はマレー語でフルーツのことで、フルーツ由来のプリンやカットフルーツ、あとはお菓子なんかが買える。


タワウのオーシャンレストランのココナッツプリンはココナッツプリン界で無敵である。
でも、今回は行けなかったこともあり、なんらかボルネオのココナッツプリンを食したく・・・。
きょうも朝からどんだけ糖分とってんだ、とおそろしくなるが、当分食べられないんだし、たったのRM2.00だしいっとけー!
こぶりなヤングココナッツにも未練があるが、そこは誘惑に打ち勝つ。



じゅんぱらぎKK
グランディスに戻り荷物をピックアップして、いざKKIAへ。
空港に着いたら、カウンター手前のベンチに座って、シティグローサーで買ったものと格闘。
あとからやって来て、わざわざ人の隣に座って、じろじろ見てるローカルにいらっとする。
最後はスーツケースに座って無理やり閉めた。
カウンターにスーツケースをのせると、往きは23キロだったのに、28キロに増量。
そんなに買ったかな?
荷物をドロップしたら、さあ、サテ!

わざわざ到着階に降りたが、「サテはやってない」
なんですとー?
じゃあ、さよなら。
短いKKスティだから、KFCじゃないし、マクドでもない。
もちろんダンキンでもない。
やたらコピティアムものが増え、Old Town White Coffeeがあるが、KLIAで入ったことあるなあ。
出発階に戻り、キナバル山にまたの来亜比を誓い、出国。


パスポートコントロールを通過したら、もうまもなくサンセット。



17:55 海鮮粥@マリーブラウン
おなかの不調にかんがみ、おかゆ。
Marrybrown。
赤基調で、一部、ブランコ型椅子の落ち着かないお店。
でも、せっかくだからあえてブランコ椅子の席でゆらゆら。

別になんてことないお粥。


MH2631 コタキナバル1855 クアラルンプール2130
すっかり暗くなったKKの町。
明るいにつけ暗いにつけ、KKを去るのはさびしいもんだ。
KKの街の灯りが見えなくなったら、今度こそヘラクレス鑑賞。
ミールはまたアジアンベジタリアン。

お茶道のドリンク後、何か食べるごとにトイレにゆきたくなる。
デトックスモードに突入。
バルクヘッドでも、となりの人は、さーせん、とどかさないと出られない。

ヘラクレスは短いし、KK-KLの距離にはぴったり。
そこそこ楽しめた。


KLIA
KLに着くと、すっかり現実に引き戻される。
苦手と思っていたKLIAの移動もすいすい。
出国して、出発階にあがり、「シャワーありますかー?」とインフォメーションで尋ねると、「1フロア上がって、左へ左へ進んでプラザプレミアムラウンジで30リンギ」と言われた。
途中で二方向とも左ともとれる場所に到達。
どっち?
案内板を見ると、WEST ZONEとNORTH ZONEの間。
ダイコンで方向チェック。
こんなとこでD6のコンパス使うとは。

たどり着いたら、プラザプレミアムラウンジは大盛況。
レセプションに、今はシャワーは30分待ちなので、急ぎならウェルネススパに行くようすすめられた。
料金も同じ30リンギとのこと。
またまたD6で方向チェックして、イーストゾーンのすみーっこの方にウェルネススパはあった。
超閑古鳥。
入った瞬間にアロマないい香りだし、レセプションのマレー男子が感じいい。
こっちの方がよほどいいじゃん。
覚えておこう。
シャワー浴びて、そのまま会社に行ける冬支度に変身。
KLIA寒いから、ちょうどいい。
ゲート目指して、免税店に寄りつつゲートに向かうと、日本の修学旅行生がいっぱい。
スタバのコーヒーを見て、もう手が届かない、全員あわせたらどうだろ?とか微笑ましい会話。
どうやら、帰国前でおこづかいのリンギをほぼ使い果たしてしまってるってことのようだ。
修学旅行団体、うしろのほうで座ってるイメージ。
あ、失敗した!
私、いちばん後ろの席をとったんだけど・・・
この子たちは、帰りの便は力尽きて爆睡だろうか?
それとも、さわぐんだろうか?
近くでうるさかったらやだなあ。
と思いきや、関西弁だから、成田じゃなさそう。


MH88 クアラルンプール2355 成田0715+1
機内に入ると、エコノミークラスでも女性クルーがいた。
しかも複数いるし、ひとりは若くてかわいらしいマレー女子。
へー。エコにもいるんだ。
となると、行きの便とか、KL-KKがたまたまおっさんクルーばかりだったのか。
フライトは、またまたほぼ満席。
妙なアジアンベジタリアンとタイガー飲んだら、明日の出勤に備えて就寝。


朝食のベジタリアンも、微妙。


成田には定刻に着き、全行程終了。


まとめ
恒例の9月シパダンには行けなかったが、なんとか今年もシパダンで潜れた。
1800本目もシパダンで迎えることができた。
C/Eのクルーとは懇意にしていないし、何ダイブ目が1800かわからなかったので、記念ダイブのことは、一切告げなかった。
毎度のことながらログづけがいいかげんで、初日の1本目が1800本目だったと、帰って来てから判明する始末。

やっぱり、パラオじゃなくて、モルディブでもなくて、シパダン。
シパダンには、パラオのように優秀な日本人ガイドがいるわけではない。
モルディブのように、ジンベイやマンタがお約束な訳でもない。
しかも、船がばっちいだとか、ボロいだとか、C/Eに関する不満は多々あれど、シパダンの海はそんな不満すら吹き飛ばす。
来年もシバダンははずせない。

ところで帰ってきて数日後、誘拐されたマレー半島のビジネスマンについて、犯人グループが、あと20日以内に身代金300万リンギットを払わないと、人質の首を切ると脅迫していると言う衝撃的な記事を読んだ。
マブールとポンポン島で射殺事件があったものの、以前に誘拐されて解放された人びとは、とらわれの身の間は、そんなにひどいあしらいは受けなかったと言われていたので、ちょっとひっくりした。
サザンフィリピノも、やはり過激ムスリムだから、イスラム国と同様なのか・・・
新聞には、奥さんが身代金を必死に集めている途中で、期限を引き延ばしているというようなことが書かれていた。
結局、男性の首は無事で、12/9に解放されたという。
身代金が支払われたかどうかの詳細は、明らかにはされていないようだ。
解放されたビジネスマンは、とらわれの身の間はVIP扱いだったとか、90キロあった体重が70キロになり、健康的になったので、これを維持したいとか、本人の知らないところで首切るぞー、と言われていたわりにはのんきなコメントで脱力。
7月にマブールから拉致されたマリンポリスは、今なおとらわれの身だ。

こうして実際に現地に行けば、特に何か不穏な感じもしないが、不安材料は残っている。
シパダンの海は素晴らしい。
多くの日本人のダイバーが、サバの治安を気にしてシパダンで潜れないでいるとしたらもったいない。
早く、安心してサバ旅ができるよう、マレーシア政府とフィリピン政府に頑張ってほしい。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(201)アカボシハナゴイ Pseudanthias lori

2015-01-05 12:54:49 | シパダン図鑑

スズキ目ハタ科のアカボシハナゴイ。
Lori's Anthiasさん。
Tiger Queenってかっこいい名前もある。
和なら赤星花鯉。
どちらにせよ派手な感じがよろしいわー。

が、写真はパッとしたのがとれてない。
あかぼしさんのせなかのしましまと、よく似たアサヒハナゴイとの違いである尾のつけ根にある縦線がかろうじて見える。
ストロボの当たりがまずくて、へんにメタリック。
ドロップオフの30メートルあたりに、よくいたのだが、最近は、フチドリハナダイハナダイばっか。
いつも探しているのに、なぜかみつけられない。
次のシパダンでも、さがします!
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(200)シコンハタタテハゼ Nemateleotris helfrichi

2015-01-04 10:19:01 | シパダン図鑑
スズキ目クロユリハゼ科のヘルフリッチことシコンハタタテハゼさん。

「みやび」なハゼだと思う。



2009年9月から2011年5月まで、タートルパッチのオーバーハングに棲んでいた。
2009年9月、私がセレベス・エクスプローラーに乗る前の週にトムが見つけたという。

アケボノと同棲していた。


いつだって、アケボノよりダイバー寄りにいて、抗議の眼差し。






そして、いつだってアケボノが先に引っ込んだので、どうやらこのヘルフは♂だったらしい。

「A diver's gude to underwater Malaysia Macrolife」のアケボノハゼのページによれば、アケボノはだいたいペアでいて、♀は巣穴にさっさとひっこみ、♂の方がしばらくがんばるということなので。

2011年GWのジスコ・チャーターのときには、長時間引っ込む気配がなく、われわれダイバーはスターが引っ込んでくれないので動くに動けずDECOピンチ。
めちゃめちゃサービスしてくれたが、そのGWチャーターを最後に見なくなったと言う。
たまにヒレを開くと、背びれや尻びれがボロボロだったので、御老体で☆になってしまったか、それとも、もう同棲や~めた!、と、同種のカノジョを求めて深海へと帰って行ったのか・・・。
はたまた、ストロボを浴びすぎて、世界がぶちぶちに見え、ダイバーが来るところにいやけがさしたか?

ヘルフリッチの目撃例は、まだ20世紀のうちに、元ボルネオ・ダイバーズのダイブマスターが、Scuba Zooで働いていた時代に、バラクーダポイントのドン深でビデオにおさめたものがあっただけという。
「Macrolife」にも写真はない、シパダンでは激レアなヘルフリッチ。



また、30m以浅にも、是非お越し下さいませ。
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シパダン2014(7)11月22日(日)センポルナ、KK

2015-01-03 23:08:23 |  旅行
不毛な半日センポルナ
ホテルの朝食は7時スタート。
7時15分にレストランに入ると、席は9割がた埋まっていた。
客層はほぼチャイニーズ。
カップル、女子旅、家族旅・・・
あとは、お一人さまのローカルビジネスマンふうの人びとが2~3人。
日本人から見れば、中国の女の人たちは、不思議ないでたちの人が多い。
しかも皆、コロコロ(キャリーバッグ)持参・・・。
朝食後すぐにホテルを出るのかな?
いちど部屋に戻るのも面倒くさいのか?

バフェのメニューはかなり豊富。
クエ(マレーシアの生菓子)がいっぱいあるーーー!
目はいろいろ欲しがるけれど、クエがあるので、食事はシンプルに、ウェスタンには目もくれず、ローカル系でまとめてみた。

クェイテオ(Kway teow、平たい麺)にカチャンパンガン(ベイクドビーンズ)、そしてブブール(お粥)。
ベイクドビーンズは、実際はベイクドではなく、インゲン豆のトマトソース煮で、マレーシアのホテルなら、一流ホテルからC/Eまで、どこでも朝食に登場する。
缶詰なので、どこでも同じ味。
きっとこの朝食文化は、マレーシアがイギリスの植民地だった名残なのだろう。

かんじんの麺やお粥は見た目とは裏腹に超残念。
チリパディをかけても味がしまらない。
ジュースはホテルのくせに、フレッシュではなく、濃縮還元ジュースなので、ずいまー。
コーヒーにいたっては、ネスカフェじゃん。
そして、期待のクエ。

大好物のオンデオンデ(手前のココナッツフレークをかぶったやつ)にパンダンケーキ(上左)、クエタラム
パンダン。
おかわりかなー、なんて思っていたら、相席のチャイニーズがクエを残している。
やーな予感。
そして、予感は的中した。
が、とったものは責任を持って。
シーフェストのバフェは、質より量で勝負とみた。
でも、けさここでいただいたものはすべてローカルフードウィッシュリストに入っていたので、数をこなす一助になった???

さて、タワウへの送迎車の出発は12時。
出発前にランチをとったほうがよさそう。
ランチに何か買っておこうと街にむけて歩き出す。
まだ8時というのに、日差しは強いし、ひどく暑い。
ボルネオ・グローバルの前で、しまった、出るんじゃなかったという思いがよぎった。
ドラゴンインの手前にさしかかったところで、引き返そうかと思ったが、せっかくここまで来たんだし。
街に入ると、スキューバジャンキーなどのダイブショップが点在し、シパダンジャンキーな私は、生粋のダイバーなら、よほどの事情でもない限り、まず使わないであろうセンポルナの店々を苦々しく見る。
だいたい、ジャンキーなんて単語をショップにつけるセンスがおかしい。
ジャンキーはキース・リチャーズだけ!
そもそもセンポルナからデイトリップで来るダイバーの多くは、バックパッカーが旅のついでにダイビングもしてみるといったレベル。
水中で、スキューバジャンキーあたりの白人ダイブマスターがいると、後ろには、阿波踊りの人びとを見かけるので、シパダンのような外海で潜るのは、時期尚早なスキルの人しか見たことがない。
たまにはそうでない人もいるかもしれないが、センポルナのサービスを使うようなダイバーの大部分には、シパダンパーミットは猫に小判だと思う。
少なくとも、シパダンで潜るには、阿波踊り状態を脱してからいしていただきたい。
まったく、ガバメントには、後発のダイブオペレーターではなく、古くにシパダンでのビジネスを確立した、昔からあるオペレーター数社にもっとパーミットをあげてほしい。
なんくせつけて、そう、単に私が陸スティをしたいだけなのだー。
それにしてもこの界隈、宿泊施設といい、ダイビングサービスといい、レストランといい、やたらとSipadanやMabulとついている。
なんにでもSipadanとさえつけりゃいいと思ってヤガルって感じ。
いろんな店を心の中で誹謗中傷するために来たのではなく、ランチさがしだった。
ナシブンクスとか、どっかで売ってないだろうか。
それか、チャイニーズの店があれば、ナシゴレンかミーゴレンでもテイクアウトしたい。
しかし、なかなかそれを叶えてくれそうな店がない。
チャイニーズの店も、朝はできあいのものを売っているだけだ。
そして、市場のところまでたどりついて、魚を激しくセールスされるだけで、ダメだこりゃ、でUターン。
ホテルへ帰る道すがら、スキューバ・ジャンキー横を通り、またまた苦々しく思うのだった。
暑さに後悔しながら、来た道をとぼとぼ戻り、結局きのうのレストランでナシゴレンを炒めてもらって、テイクアウト。
部屋に戻ってシャワーして、パッキングしてしばしボーっ。

11時すぎたら、早めにランチ。
ナシゴレンセット。


ミックスベジタブルにシーフード。

いまひとつおなかがすいていないうえに、ポークエキスがないといまいち。
ミーゴレンにしときゃ良かった・・・

12時ロビー集合なので、11:50に下りると、なんかドライバーの巻きが入っている。
はじめて見るドライバーだ。
おフランスのオネエ&おじい3人+おひとりさまフランス人も、けさからデーユースしているようだが、すでにワンボックスの中。早っ!
指定が12時なのに、ラテンの国の人びとなのに、なぜそんなにきちょうめん?
レセプションにゆき、キーを返し、デポジットの返金を求めるが、レシートがない。
もともともらっていないのだ。
うっかりしてたー。
で、「レシートがないと返金できない」「レシートくれなかった、金返せー」の押し問答に。
そのわずか1、2分で、まだかとドライバーがやって来る。
「impatientな男だねぇ、・・・ったく!」と本人に言ってやりたいくらいだったけれど、「DEPOSITを返してくれるのを待っているの。」とレッセプショニストにプレッシャーをかける。
しばし押し問答ののち、昨日のチェックイン担当に電話をかけて「確かにRM50預かったけど、レシート出し忘れた」という話になり、無事返金してもらう。
レシートのことをすっかり忘れた私も悪いが、このホテル、やっぱりダメだな。
車に乗った時点で12時ちょい前。
ドライバーのじりじりっぷりにあらためて、そんなにせかすなよ、と思うのだった。
ホテルを出ると、朝の強い日差しがうそのように、どんよりしていた。


センポルナ~タワウ
椰子の木農園ゾーンに入ると、雨がポツリポツリ。
すぐにものすごい雨に。
ここは熱帯雨林。
とはいえ、ここまで激しいのははじめてだ。
ゲリラ豪雨なんて、かわいいもの。
大粒以上の大粒で、かつ豪雨。
ガラスをうちつける音がすごい。
が、オネェと3老人のフレンチカンバセーションも途切れることなく続き、こっちのほうがうるさい。
そういえば、ご老人の一人、ウェットスーツ干場の横で、全裸で着替えてた。
総セルライトなお尻べろーんは違反。
シパダンのリゾートがあった頃、ロシアやラトビアといった旧ソ連圏からのグループがよく、ダイブシェッド横のシャワーでまっぱになっていたが、西側の人びとで、そんなことをした人ははじめて見た。
豪雨でいくぶんスピードは落ちたものの、タワウ空港に着いたの早すぎ。
まだチェックインカウンターもオープンしていない。


タワウ空港
こんなに早く着かれても、いい迷惑。
外のベンチは蒸し暑いし、蚊が待っているだけ。
ナシゴレンをたんと食べたので、上のレストランに入る気もしない。
1階の売店をすべてパトロール。
リノベーションしたトイレは、作りは今っぽくなったけれど、早くも汚い。
ペーパーがちゃんとセットされていないし、水浸し。
サバの空港では、何かのミラクルでもない限り、個室内にトイレットペーパーはないが、洗面横に、ティッシュかペーパーがあるもんだが、空っぽ。
ムスリムの人びとが、マニュアルウォシュレットづかいだから、ペーパーへの意識が低かったり、水浸しになるのだが、チャンギはこんなことにはなっていない。
マレーシアの排水構造がいけてないのか、それとも、チャンギは常々トイレ番のオバチャンが洪水バスターになっているのか。

空港値段のマグナムをGET。
きょうは我慢せずアーモンド。
20~30分時間をつぶして、チェックイン。
結局、2階のレストランに入る。
シパダンカフェと名前を変えていた。
もー、なんでもシパダンってつけりゃいーってもんじゃないんだよ。
ミネラルウォーターを買って、休息。
奥の方には、フランスのオネェ&ご老人3人が、またまた絶え間なくしゃべくっている。
よくネタがつきないもんだ。
それにしても、オネェの仕草は、女子力高いなあ。見習わなきゃ。
ゲートに入ると、ベンチが新しくなっていた。
2階のトイレは、あいかわらず汚なくボロかった。
フラッシュできないと思ったが、あきらめずにずっと押し続けていたら流れた。
コツがあるのね。
トイレに入るたびに、マレーシアの空港には、空港税とる資格なんかないと思う。

窓の外、雨はやんでいた。
あまりに激しかったので、少し遅れるかなと思ったら、定刻。


MH2134 タワウ1540 コタキナバル1630
機内、席に着くと、パーソナルスクリーンに、ヘラクレスが映っている。
私が寝落ちしてしまった部分。
短距離でイヤホンは支給されないので、映像だけ見ていたが、なんとなくストーリーはつながった。
あしたちゃんと見ようっと。

キナバル山はその姿を見せず、KKへの着陸態勢に入ると、またまた虹が出ていた。
今回は虹づいている。
サバ州内の便の到着出口はすみっこで、KKの町寄り。
タクシークーポンは出口横で販売しているくせに、乗り場はそこにない。
結局、国際線や他の州からの到着出口のところまで延々歩くことに。
せっかくだから、KKまで5リンギのバスカウンターに寄って、停留所チェック。
センターポイントと、ホライズンホテルと、もう1カ所。
こりゃ次回からは、ホライズンホテルを定宿に戻そう。
KKに来るたびに、1往復でタクシーに60~70リンギ使うのが、10ですむんだから。


KKIA-KK
タクシードライバーはチャイニーズのおじさん。
荷物を見て、ジャパニーズダイバー?と聞かれた。
「もう、センポルナは安全なのか?」とたずねられた。
聞きたいのは私の方だよ・・・。
「誘拐された2人は、まだ解放されていないの?」とたずねたら、2人ともまだなんだそうだ。
誘拐されたチャイニーズは、ウェストマレーシアのビジネスマンで、奥さんに電話はかけて来ているけれど、どこにいるのかはわからないと。
海沿いの通りに出ると、人だらけ。
「ちゅてぃちゅてぃまれーしあなんだよ。」と。
Cuti Cuti Malaysia。
Cutiとはマレー語でholidayのこと。
ツーリズムマレーシアのキャッチフレーズだ。
TV CMでもよく「ちゅてぃちゅてぃまーれーしあー♪」というのが流れる。
おじさんは、「ちゅてぃちゅてぃまれーしあ、いいフレーズだ」と。
私のちゅてぃも、あしたで終わりかぁ・・・。


ホテル・グランディス
きょうのホテルはグランディス。
町の終わりにできたホテルだ。
実際には、ショッピングセンターのスリアサバと同じ建物だった。
Expediaのキャンペーンで安くなっているのをとったが、まさかの2階。
脱力の低層階。
カーテン開けると、「・・・・・」

工事現場とポリスの黒ボート。

ユニバーサルルームで、広い。
ダイビング器材を干せるスペースがいっぱいある。

荷物を置いたら、ウィスマムルデカへ両替へ行く。
火曜日とは違ってクリスマスモードに転身。





タイガードラフトの夕べ
今宵は、シパダンの元ダイブマスターがおごってくれると言う。
「今度はいつKKに来るの?」とたまたま先月メッセンジャーがあり、「来月行くよ」と返したら、「来月ならKKにいるから」ということで、再会の運びとなった。
KEDAI KOPIでいいよと言ったが、いちおうエアコンつきのレストランに行くらしい。
今はすっかり裕福だからね。
ちょうど10年前にシパダンがクローズした時には、将来のことでオタオタしていたが、テックダイバーに転身したことで、危険職業と引き換えに、超リッチなのだ。
なにしろ、100mより深いところで作業の後、1か月もチャンバーに入ったりする手順の仕事らしいから。

レストランに入り、スポンサーがローカルフードのメニューを持ってくるよう、ウェイトレスに告げたら、夜間はパスタですと。
KKでパスタもアルデンテじゃないだろうなぁと、ピッツァ・マルゲリータとタイガー。
ピザ食べたら、横のバーで、タイガードラフトをごくごく。
シパダンの写真を見せてほしいというので、見せたら、島の変貌ぶりに驚いていた。
島は痩せ、見知らぬサバパークスの建物が建っている。
「これはBAR?」
んなわけないだろ、ダイビングなんだから。
そして、「Totally differnt world・・・」とつぶやく。
だよね。
そう、シパダンクローズ前と、シパダンクローズ後では、シパダンはまったく違う。
たぶん、タレーランが「1789年以前に生きたことのない人に、人生の甘美さはわからぬ」とフランス革命前と革命後を表現したがごとく、2004年のクローズをもって、シパダンのダイバーズパラダイスぶりは変わってしまった。
エルニーニョで壊滅状態だったサンゴは完全復活を遂げ、水中環境はよいものの、シパダンにスティできていた時代の、現実逃避や多幸間はもう味わえないのだ。

そういえば先月、マブールのイントラがカバーンで亡くなった、と教えてくれた。
SMARTのイントラが157mだか潜って死亡という話を聞いたけれど、別件ですか、誤報ですか?
いずれにしても、マブールのダイビングスタッフが、事故を起こして亡くなったということだろう。

あとは、身の上話や、元ダイブマスターたちの近況なんかを聞いたりしていた。
シパダンにリゾートがあった時代の元ダイブマスターのほとんどが、テックダイバーに転身し、結婚して太ったらしい。
もうみんなアラフォーだからね。
このスポンサーをして、Big bellyは、幸せの証明というロジック。
自分は腹が出ていないので不幸せということらしい。ワロタ。
きょうは長距離のバイシクルレースを完走してきたというし、トライアスロンのスクールに入るとか、過酷なことが好きらしいから、腹も出ないでしょう。
テックに走った人びとは、ぬくぬくと腹が出ているタイプと、こうした趣味にお金をつぎ込んで体型維持の二手あると見た。
それにしても、この人やその同僚たちと潜っていた頃は、本当にみんな頑張ってハンマーヘッド探してくれたし、カバーンも自分こそがガイドと連れて行ってくれたし、今となっては、多かれ少なかれレジェンドだわ。
KK育ちの、似たようなバックグラウンドを持つ若いダイブマスターたちが、皆、しのぎをけずってハンマーを探したものだし、ライバル意識がプラスに働いて、いい仕事をしていたと思う。
C/Eは若さがない分、いぶし銀のような職人技はあるものの、エキサイティングなダイビングは期待できないなぁ、と思ってしまった。
ジェリーだって、アブディラではじめてガイドしてもらったころは、なんだこいつは?と思えるクレイジーなダイビングを提供してたんだけどなあ・・・。
やはり、若いということは、それだけでパワーを発揮するのだ。

あとは、私たちは2人とも、年はとっても脳は育たず、昔と変わらずバカ話。
店の名まえもCOCK & BULL(「ばかげた」)だし。
店の前にはなぜか・・・

「なんでシカ?」と聞いたら、「COCK&BULLだから。」答えになってない。

私は、SNSは気が向いたときだけ。
それでもFacebookやメッセンジャーがあって、こうして旧交が温められるんだなぁ、なんて思った夜。
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