芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

NHKワールド面白く見られるようになった

2013年09月19日 | Weblog
昨日も昼過ぎにひと雨来た。部屋の中の椅子や机に洗濯物をのせているが、洗濯物が乾かなくて困る。
雨が上がった夕方、一昨日に続いて、歩いて同じバーザールに買い物に行った。
キングフィッシャーという魚を切り身で約1キロ390ルピー約625円で買った。隣の肉屋で、鶏肉1キロ140ルピーと卵15個60ルピー、しめて200ルピー約320円で買った。帰りも約35分歩いたが、段々、買い物の品物が重く感じられてきた。しかし、買い物にでも行かないかぎり歩かないので、運動不足解消のため何とか、最後まで歩き切った。
部屋のテレビの故障が直り、見られるようになったので、NHKワールドを見た。以前、ニュースが米国や北朝鮮のことばかりでつまらなかったが、原発や、日本の台風被害の事も放送するようになり、興味を持って見られるようになった。アジアを紹介する番組よりは、日本を紹介する番組のほうが知らなかった事などもあり、面白く見られた。



運動不足で足が弱っている

2013年09月18日 | Weblog
昨夕、散歩がてら魚を買いに行った。35分ほどで歩いて行ける、いつも買う魚屋のある街は、ガネーシュを祀る小屋を掛けて、道路にイルミネーションをつけて華やかに飾っている。
皮を剥いた小エビが袋に入ったのを150ルピー、鰹に似た魚を約1キロ160ルピーのところ、150ルピーで買った。しめて300ルピー約480円である。
大した重さでないので、帰りも歩いて帰ったが、宿舎に近いところまで来たところで、後ろから来たスクーターが横に止まったので、見ると女医のジョーティさんで、後ろに乗るようにいわれたので、わずかな距離ではあったが、乗せてもらい、楽をさせてもらった。散歩の始めは、最近あまり歩いていないため、足が縺れる感じでうまく前に出なかった。それでも、帰りは、少し慣れて来てはいたが、スクーターに乗れて良かった。運動不足である。

原発が引き起こしている公害病

2013年09月17日 | Weblog
日本は世界に先んじて、水俣病という公害病を明らかにしたが、その損害賠償の範囲を巡っては、つい最近まで、その加害者であるチッソという会社も国家も被害の理由を狭く解釈して、一部の人しか救済してこなかった。
そもそもが、チッソの垂れ流した汚染物質と公害病の関係を認めず、石牟礼道子の『苦海浄土 わが水俣病』で被害者の苦しみを全国に知らせられて初めて、チッソの公害物質と水俣病の因果関係を認めて、少しずつではあるが、保証するようになった。
原発報道も広告費をもらう立場のマスコミは、相変わらず、出来るだけ報道を押さえ、東電を始めとする電力会社、経済界、政府の言いなりである。これらの原発は安全という立場はまるで変わらない。安全なのだから誰も被害に遭っていないことになる。個人がそれぞれの病気を公害との因果関係を証明するのは、およそ難しい事だ。
水俣病のほうが、まだ、救済に立ち向かっただけましということになるのではないか。

経済発展にのみ目を奪われているのでは

2013年09月16日 | Weblog
この1週間ほど雨が降らないので、雨期が明けたかと思っていたら、昨夕、雷を伴っていきなり土砂降りに見舞われ、あわてて洗濯物を取り込んだが、雨粒が大きいため、折角乾きかけた干し物が濡れてしまい、家の中で干し直すはめになった。
雨はそれほど続かず、上がった。
雨が降らず、日差しがきついので、このところ日本の夏に近い暑さであったが、この雨のお陰で、涼しくなった。この雲は日本にも伸びて行くかもしれないが、日本は、それ以上に台風で強烈な雨のようだ。福島原発の貯蔵タンクをかこっている汚染水止めの土嚢を越えて大雨で水が溢れ出たが、放射能値を量ると言ってそのまま放置されているようだ。相変わらず、全て後回し、後回しの報告だ。
甲状腺癌は、通常数十万人に一人の割でしかでないものらしいが、福島原発の近くばかりでなく、東北、関東で急増しているらしいのに、この報道もさっぱりだ。チェルノブイリでは、原発から数百キロまでのところで、事故から5年以内に甲状腺癌が異常発生しているのだから、日本でもこれから数百キロ離れている甲信越にまで、相当発生すると思われる。

今週の食料の買い物に

2013年09月15日 | Weblog
昨日、買い物を兼ねて、インディアンコーヒーハウスに行った。例によって、マサーラドーサ、鶏カレー、湯麺を頼んだ。食後南インドコーヒーを飲み、近くのボンベイチキンで鶏肉2キロ280ルピー約500円で買った。先週よりキロあたり10ルピー計20ルピー安くなっていた。この肉屋と食堂の間に、ガネーシュ像を祀る小屋をかけていて、ガネーシュ像の顔が隠してあった。今夜御開帳だと言う。何日か祭りが続くのだろう。そこからリライアンスまで歩いて行く途中にも街角ごとに、ガネーシュを祀る小屋がかかっていた。神々にはその乗り物の動物がいるが、ガネーシュは象顔の子供で大きいのに、その乗り物はどういう訳かネズミであり、足元に控えている。

原発報道の姿勢のマスコミ倫理の欠如

2013年09月14日 | Weblog
昨日、日本語授業は休みにしたが、一応、教室に行った。3人ほど、休みを知らずに、授業開始時間がだいぶ過ぎてから授業に来たので、帰した。
経理に行って、5、6月分の給料を払い込んだか聞いたら、月曜に振り込むと云い、給料ではなく、別の名目だという。給与はもう払われないので、別の名目で振り込むという事らしい。
いつもより早く帰るので、たまたま来た教員用バスで帰り、いつもの車は断った。
ところで、安倍首相が福島の原発は制御出来ていると、オリンピック招致委員会で発表したのに対して、東電のフェロウが出来ていないと云い、それに対して、マスコミは、外洋に流れているかもしれないとか、今ごろ、言っているが、そんな事は何度も今まで言われて来ているのに、マスコミの出鱈目さ加減は、広告欲しさにきちんとニュースを流さないマスコミ倫理の欠如である。

世界の大学間競争

2013年09月13日 | Weblog
火曜日に、女医のジョーティさんに診てもらいに来ていた事務方の最高責任者ドゥヴェーディー氏に5、6月分の給与を振り込むように指示してあるが、確認したかと言われたので、水曜に確認すると言って、確認したが、入金していなかった。例によって仕事が捗らないインドだ。今日、日本語授業はないが、知らないで出席する学生がいるかもしれないから、一応、教室に行って待ってみる時に、銀行でもう一度確認してみよう。
連れ合いが、デザインの授業で、アップルのスティーヴン・ジョブズが禅の信者だったことを講義したが、学生達はその名前を誰も知らなかったらしい。ビル・ゲーツも禅に凝っていたらしいが、ビル・ゲーツを知っている学生はわずかにいたらしい。IT を習っている学生でもインドはこんなものらしい。
ジョーティさんにその話しをすると、パソコンを持てる家庭の学生はほんのわずかしかいないということであった。
IIT デリーを始め、ムンバイもインドの大学は大学世界序列の200番以内に入っているのは一つもない。日本は、世界の大学序列で、米英独仏に続いて5番目である。留学生が多いと言うのもその規準になっているが、インドの大学に工学を習いに留学している学生はいないらしい。インドでinternaional国際という言葉は、インド全体の州間を意味する。確かに、インド全体の大きさは、西欧の広さに匹敵する。その中で自足していると言える。
インドのトップ・クラスの学生は、ハーヴァードやMITなどから引き抜きに来ているようだ。熾烈である。

主要科目の中間試験始まる

2013年09月12日 | Weblog
昨日の日本語授業出席者は11名であった。来週、中間試験があるので、その準備にかかる学生達が欠席していると思われるのは、授業のあと、来週は試験のため、日本語授業は休みにすると言ったところ、今度の金曜日も休みにして欲しいと大勢の学生が言ったので分かったからだ。
今度の金曜日を休みにすることにして良かった、昨日、帰宅して夕食時に、左上奥歯が痛んだのは、疲れから来たものと思われるからだ。今朝、起きたら、痛みは取れていたが、これからも疲れる度に歯痛では、困ったものだ。週3回の90分授業が身体にこたえるらしい。
現在、一般教養で日本人の精神に染み込んでいる、侘び寂びについて歴史的に話そうと思って、その準備をしているのが、一つには疲れる原因かもしれない。
この大学は、一般教養にあたる授業がないので、先日、グプタ学部長に、製品を造る人間の精神について、講義をしたいから、その会場を設定して欲しいと話したのだ。

経済発展というのは、本当にそれほど必要なのか

2013年09月11日 | Weblog
2020年のオリンピック招致に成功したのは、それはそれで結構である。どういう裏取引があったかしらないが、テレビの放映権は相当高いものになるのではあるまいか。
前の東京オリンピックの時は、インフラ設備工事で相当の経済刺激になったが、今回はその時ほどでもないであろうが、一定の経済効果がありそうなのは、オリンピック関連株というのが、どんなものがあるのか知らないが、値上がりしているらしい。
インフラ設備工事では、日本からインドにかなりの輸出が見込まれ、それにより、インドの交通事情は相当良くなると思われる。そうなれば、インドも次のオリンピック招致の候補になるであろう。
日本は、既に相当のインフラ設備が終っていて、その工事会社は、海外での仕事を確保するのに傾注しているようだ。
世界中、経済発展を国を挙げて目指すのを止めないが、経済発展というのが一体本当に必要なのかどうか。均衡の取れた経済が国民全般に浸透すればそれでいいのではあるまいか。

日本語授業の学生数が25名という最終名簿

2013年09月10日 | Weblog
昨朝ネットを出来るように頼んでおいて、夕方、日本語教室に行くと、ネットに繋げるコードが取り付けられていたが、パソコンが不調で、コンピュータセンターから係を呼んでなんとか直してもらった。6時からの授業だが、30分前に行ったので、授業は定刻の6時にすべりこみで始められた。しかし、パソコンに取り込まず、メモリーの中だけで直しておいた、授業内容のテキストは先週同様スクリーンに映せず、コピーの仕方が悪いからと、コピーし直して来るようにいわれた。
それでも、ネットで東京、秋葉原や、京都の写真と、新幹線の動画を見せることができた。学生課から最終の日本語授業の学生数が25名であると、その名簿を渡された。しかし、実際に出席したのは、昨日は14名、先週は3日とも、16名くらいであった。