つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

俳句との出会い

2022-08-03 04:57:18 | 俳句
このブログのつれづれに、我が拙句や
拙画を添えさせて頂いているが、
そも、俳句との出会いはどうだった
のか、又、絵を添える「はいまん彩」
なるものは、何ぞや…を、振り返ってみた。

いつも作品展示をする時に、感想帳の
そばに置いているコピーファイルが
あるので、それをアップロードさせて
頂きました。















と、まあこのような経緯なのですが、
「はいまん彩」と言われても、何それ?が
普通だと思うので、展示の時には必ずこの
ファイルを置かせて頂くことにしたのです。

ブログにUPするのは初めてなので、ちょっと
気恥ずかしいのですが、思えばこのブログ
でも、はいまん彩を掲示させて頂いているので、
ちょうど良い機会かな…とw

というわけで、今日の一句は、季節は違い
ますが、夢だけを追っかけていた

人に夢 はかないと読む 返り花
               issei


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わが拙句よ何処へ

2022-04-06 07:51:10 | 俳句
以前から、句集なるものを作ってみたいなあ…
などと、思ったこともあったが、何だかんだ
で、作れないままになっていた。

待てよ…と思ったのは、この時代何も句集に
固執する必要はないのではないか、と思った
のだ。

大体、句集を作る一番の目的は、人に
見せたいためではなく、自句を記念のように
残したいという気持ちが強いのではないだろうか。

だとすると、今やSNSを使えばいくらでも
できるのでは、と気づいたのである。

つまり、このブログで十分可能なのでは
と思ったのだ。

考えてみると、すでに入院俳句、退社俳句
と書いていることに、今更ながら気付いた
のである。

見たくなければ、スルーしてもらえば
いいわけなので、句集などと構えず、
もっと気楽に、「俳句記」として
書けるかも…と思ったのだ。

そう思い立って、数冊の俳句帳に書き連ねていた
俳句の整理をし始めた。

今見ると、目を覆いたくなるような拙句が
山ほど並んでいるが、おお…我ながら、と
いう句も散見された。

そういった句を拾い、添削などしながら
選び出し、さらに選別にかけて、少数精鋭を
目指している。

選別し終わったら、四季別にまとめて
グログ記事にしてみたいと思ったのだ。

まあ、拙句は拙句なりに我が人生の
断片が散りばめられた自分史でもあるので、
自分俳句史になれば、と思っている。

ちなみに、多分それらの最初に来るで
あろう一句を。

春暁や ただ懸命の ほか知らず
               issei

俳句を始めた初期に、自分の心情を
思って詠った一句である。

この一句の想いは、言わば自分の初心
でもあるし、生き様の核の部分でもあるので、
時折りはこの句を思い出している。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

退職俳句

2022-01-10 04:00:14 | 俳句
部屋の色々な引き出しの整理をしていたら、
以前会社を退職するにあたっての心情などを
綴った俳句が出てきた。

•手を擦って仕事始めの火を起こす
•どこかで誰かが見ている冬の汗
•早番の一人ぼっちの白き息

この辺は、冬場の仕事の様子だ。

漫画家をリタイヤした後、中途採用で、
不慣れな会社勤めを始めたのだ。

•ざわめきの春波となってパート来る
•目借時「無駄」と書かれし会議室
•睡眼の初蝶に会う夜勤明け
•捨てゼリフ残し行く鴨後濁す

私の後に中途入社した人が、
パートの人とうまく行かず、
辞めてしまったのだ。

•その時の来たりし熟柿男坂

ついに、心身の疲労の極みに達して、
退職の決意を固めた一句である。
•俺なんぞ引き留めるなよ温め酒
•今更に早出残業秋の汗
•星飛んで心残りの有るや無し
•秋灯「一心上」と書き損ず
•代表に渡せぬ辞表胸に冷ゆ
•辞表持つ一歩一歩の秋深し
•冷まじや退社を告げし夜の背筋
•爽やかに言うや「お世話になりました」
• 「お疲れ」と背に触れし手の温かし

そして、退職の当日となった。

•朝寒の退職の日のドアのノブ
•秋惜しむいつものようにいつもの日
•水澄みて立つ鳥名札裏返す
•残業の夜食最後の晩餐に
•工場の湯気振り返る鉦叩
•返したる踵の渡る天の川

これにて、二度と会社に帰らぬ
天の川を渡ったのだった。

思えば、中途採用だった私が、慣れぬ
会社勤めを十数年勤められたのは、代表の
他、周りの人達に可愛がってもらった
お陰だと、今でも深く感謝している。

退職後も、時折り通り過ぎる会社を
見ては、懐かしい思いが過ぎっている。

しかし、未だに見る勤労の夢は、勘弁して
もらいたいものだ。

ましてや、今年の初夢で悪戦苦闘で働いて
いる夢を見てしまったのであるw

今年の一年の計が思いやられるところなのだ。

目を覚ます 激務の夢に 寝正月
                issei
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

めざせ一章一句!

2021-11-26 08:05:38 | 俳句
俳句のカテゴリーの方の、グログを拝見
すると、章の最後にキッチリと一句で
締めておられる。

自慢じゃないが、当方は、俳句を始めて
30年近くに何何としている。

始めた頃は、けっこう夢中になって
句会に通い、俳句誌にも入会して、
1日10句!などとほざいて、熱く捻り
まくったものだ。

しかし、今は句会も解散し、俳句誌も
退会して、気の向くままに俳句を
ひねる、ぶらり徘徊俳人と化している。

俳句は好きなので、気ままにひねって
いるが、ただ歳月を重ねている感は
否めない。

そこで、せめて当方も、ブログの
章の最後には、一句を添えようと
いう思いに至ったのです。

とは言え、必ず、などと約束すると、
プレッシャーがかかってしまうので、
極力一句を添えようかと、思った次第です。

「目指したる 一章一句 冬紅葉」
               issei
まあ、時折りは、冬紅葉🍁のように
抜け落ちることも…。W




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雷光

2021-07-14 07:51:48 | 俳句
昨日、午後2時ごろというのに、
レースカーテン越しの空が真っ黒に
なった。

続いて、ゴロゴロとカミナリが鳴り響いた。

「うわあ、来やがった!」休日だった身内も
いたので、一家で固唾を呑んで身を縮こませた。

というのも、一昨年落雷による被害を受け、
電気系統がやられて、回復するのに相当
手間取った経験があるからだ。

カミナリ様は他所ごとだと思っていたのが、
我が身に降り掛かったからである。

今まさに、積乱雲をスッポリ被っているに
違いない。

真っ暗な間に、閃光が走り、レースカーテンの
白さが消える程の光が迸る。

けっこう長々と、雷鳴を浴びたが、どのくらい
時間が経ったか、静かになった。

同時に明るさも戻って来て、本来の昼過ぎの
明るさに戻った。

幸い、被害は無かったようで、TVや電灯、携帯等
にも異常は無い。

TVでは、南の地方の梅雨明けが発表されている。

カミナリの後は、梅雨が明けると昔から言われている
ので、この地方もそろそろか…。

雷光の 閨に差し入る 白き闇
              Issei
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする