ぬわ~、昨年の暮れから風邪を引いてしまった。
以前引いたことのある微症状のヤツだ。
初めに喉にガラッときて、「あれ…引いちゃったかなあ」
と思っていると、普通その夜から喉が侵略され、
完全にもらったな…と自覚し、観念、覚悟、後悔、怒り、最後に
呪詛…の入り混じりを辿るのだが、今回はそれがない。
3日ほど、喉のいがらっぽさもさほど進まず、熱もないし
咳も時折ちょっと出るだけなのだ。
「?風邪引いてんのか…」と分かり辛いのである。
しかし、何だか体がだるく、ちょっと鼻水が出てきた。
どうやら引いているのは間違いなさそうであるが、
症状が軽いまま続いている。
やむなく、3日に予定していた親族の集まりは中止にした。
料理担当のわたしが、新年早々親族に風邪の土産を渡して、
1年の計をスタートさせるわけにはいかないからである。
というわけで、今年は寝正月が決定し、スタートから
ケ躓いてしまった。
今年1年どうなるのやら…先が思いやられるのだが、
今年のテーマが正面突破、中央突破の“突破”なのだ。
毎年、新年に1年のテーマになる言葉を見つけて
それを念頭に過ごすということをやっている。
昨年は、“断捨離”を念頭に整理整頓に目を
向けて過ごした。
今年「突破」と決めたのは、昨年、胃と腸の内視鏡検査を
やったときに、「こうなったら覚悟を決めて、正面突破だ」。と
腹をくくったときに思ったことだったのだ。
「やるっきゃない!」というときに発動する観念の、エネルギー
のようなものである。
そいう意味では、新年早々の風邪は、テーマにとって
持ってこいの新年となったのでした。
寝ころんで、突破するぞっと!ズル…っと。