ワンちゃんの絵が完成したので、引き渡しのために
ギャラリー喫茶「じゅん」で、待ち合わせた。
非常に喜んでいただけたので、描き手としては、
大変ありがたく、自信にもなるので、嬉しいの
一言だが、やってみて気付かされるのは、自身の
勉強になること大ということだった。
描くにあたっての条件は、人物以外の動物であることで、
写真を預かって、動物とのエピソードなどを聞いてから
その写真を見て描くのが基本になっている。
この、見て描くという絵描きにとって一番基本の
勉強になるのだ。
正直、写真を見れば、なんでも描けるという自負は
あったのだが、いくつか描いてみて、しばらく置いてみると
デッサンにブレがあることに気付かされたのである。
そのブレを何度も何度も修正していくうちに、どうにか
整ってくるようになってきた。
特にこの点は大変な学びになっている。
さらに難しいのは、色合いで、写真通りには
なかなかいかない。
まあ、これは何も写真通りである必要はないとは
思っているが、けっこう写真に色負けを感じる
ときが多々あるので、このあたりも、勉強したいと
思っている。
絵を引き渡したとき、「また頼まれたんですけど…」と
見せられた写真は、見事な黒猫の写真だった。
それが、実にいい色合いの黒なのである。
丁度いま、スタンプ用の黒猫を勉強している
最中だったので、二つ返事でOｋした。
で…いま、黒猫ちゃんの絵が完成したのだが、あの見事な
蒼や紅の入った黒がなかなか…。
１歳のミミちゃんです。
まだまだ勉強だ。
