「人生は一冊の書物に似ている」
これは、西村寿行氏原作のサスペンス
ドラマ「黒い目撃者〜妖魔のカラスが
人を襲う!」の中で、刑事が呟いた
言葉である。
島村沙都美…斉藤慶子
徳田左近…前田吟
梶谷義雄…船越英一郎
中平正則…西村和彦
梶谷華江…朝加真由美
歯科医…未來貴子
原作・脚本
【原作】西村寿行「妖魔」より(徳間書店・刊)
【脚本】平山勇
監督・演出
【監督】松生秀二
この言葉が、ものすごく印象に残ったので
調べてみると、ドイツのジャン・パウエル
(Jean Paul, 1763年3月21日 - 1825年11月14日
小説家)の言葉だった。
“愚者たちは、それをペラペラと
めくっていくが、賢者はそれを
丹念に読む。なぜなら、彼はただ
一度しかその本を読めないことを
知っているからだ”
とある…。
結構ダラダラと日々を過ごす
ことの多い我が胸にグサリと
突き刺さったのだ。
思えば、俳句を始めた頃、今まで
目にも止めなかった近隣の草花、
花鳥風月に、改めてまじまじと
見つめ始めたのを思い出したのである。
そして、ユーミンの「やさしさに
包まれたなら」の一節、♪目にうつる
全てのものはメッセージ♪という
言葉が思い出されたのだ…。
なるほど…今一度、この世界の
目に映る全てのものを、二度と読めない
一冊の書物として、1日のページを
めくり、丹念に観て読んで、一期一会の
出会いを大切にしたいと、切に思うの
だった。
今日の一句
夕焼けて 言霊返る 胸の奥
issei
これは、西村寿行氏原作のサスペンス
ドラマ「黒い目撃者〜妖魔のカラスが
人を襲う!」の中で、刑事が呟いた
言葉である。
島村沙都美…斉藤慶子
徳田左近…前田吟
梶谷義雄…船越英一郎
中平正則…西村和彦
梶谷華江…朝加真由美
歯科医…未來貴子
原作・脚本
【原作】西村寿行「妖魔」より(徳間書店・刊)
【脚本】平山勇
監督・演出
【監督】松生秀二
この言葉が、ものすごく印象に残ったので
調べてみると、ドイツのジャン・パウエル
(Jean Paul, 1763年3月21日 - 1825年11月14日
小説家)の言葉だった。
“愚者たちは、それをペラペラと
めくっていくが、賢者はそれを
丹念に読む。なぜなら、彼はただ
一度しかその本を読めないことを
知っているからだ”
とある…。
結構ダラダラと日々を過ごす
ことの多い我が胸にグサリと
突き刺さったのだ。
思えば、俳句を始めた頃、今まで
目にも止めなかった近隣の草花、
花鳥風月に、改めてまじまじと
見つめ始めたのを思い出したのである。
そして、ユーミンの「やさしさに
包まれたなら」の一節、♪目にうつる
全てのものはメッセージ♪という
言葉が思い出されたのだ…。
なるほど…今一度、この世界の
目に映る全てのものを、二度と読めない
一冊の書物として、1日のページを
めくり、丹念に観て読んで、一期一会の
出会いを大切にしたいと、切に思うの
だった。
今日の一句
夕焼けて 言霊返る 胸の奥
issei
ユニークでありながら神髄をついていますね。
西村寿行は好きな作家で、若い頃けっこう読んでました。
あの少し淫靡で暗い世界感がなんとも魅了されてしまってました。
原作のこのドラマ、最近放送されたのですね。
> 西村寿行... への返信
そうです、最近放送されたのを観ました。
カラスが、ヒッチコックの「鳥」を彷彿させる
ような迫力とちょっと可愛い感じもあって、
寿行作品らしい異質な秀作に仕上がって
いましたね。
やはり作家さんらしい言葉の周旋でした。