つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

その運命やいかに⑦アオサギの正体

2013-08-19 19:34:50 | 動物ウオッチング

昨日は、故あって、緑地には行かなかったが、

1日空けてまた池へ行ってみた。


枯木にはりっぱなアオサギが1羽ど真ん中の

いつものポジションに留まっていたではないか。

ここは、おれのところだと云わんばかりの

堂々ぶりである。


枯木にカラスは留まっていないが、周りの

茂みには、ちょこまかと姿が見える。

 

 

そこで、以前ちょっと気になることがあったので、

もしかしたら…いつもあの枯木に留まっているのは

以前上の池で見た、「逃げずのアオサギ」

ではないのか…との思いが頭をよぎった。

 

 

 

今の枯れ木の池の、ちょっと離れた上のほうに、

浮石の連なる小さく浅い池がある。

 

ここに、やや小さめなので、若いアオサギかと

思うが、少年がこれほどの距離に近づいても

まったく逃げる気配もみせなかったアオサギが

いたのだ。

 

これが、1年前なので、生きていれば今ではりっぱな

大人のアオサギになっているに違いない。

 

この小池で、何度か見かけ、わたしがカメラを持って

3~4メートル程に近づいても逃げなかったので、

「逃げずのアオサギ」と勝手に命名したのだった。

 

この少年との写真を撮って以来姿を

見なくなり、どうしているのかとその身の上を

安じていたのである。


もしも、この時のアオサギであれば、二年ぶりの

再会になるのだ。


残念ながら、確認のしようがないのだが、

この緑地の池への執着ぶりからみて、

あながち外れてはいないような気がするのだ


そうなると、思い入れも相まって、よけいに応援

したくなってくるではないか。

 

もはや完全にアオサギサポーターと化して

しまったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その運命やいかに⑥再びのにらみ合い

2013-08-17 12:37:58 | 動物ウオッチング

わたしもいい加減ほかの話題に行きたいのだが、

いかにせん、まだ目が離せない状況の様相だ。

 

ラジオ体操、ヨガが終わると、すぐさまカメラを

持って緑地の池へと出掛けた。

 

きのうあの枯れ木にアオサギもカラスもいなかったので、

とりあえず、何か留まっているかどうか確認したくて

急ぎ足で向かった。

 

「いた!」多分いつものアオサギだ。

1羽だけ、いつものど真ん中ポジションに陣取っている。

 

正直ホッとした。

 

もしかして、カラスの餌食になったのでは…と

内心穏やかではなかったのである。

 

ハッキリ言ってわたしは、アオサギの味方だ。

アオサギに声援を送っている。

 

すると、すぐに憎たらしきカラスがやってきて

アオサギの隣に留まったではないか。

続けてカラスが2,3,4羽とやってきた。


早くもキナ臭い雰囲気になってきたではないか。

 

このままでは多勢に無勢、アオサギは孤軍奮闘になる。

カラスはさらに数を増して周りを囲んだ。

 

「ヤバイ…」と思った矢先、何といつの間に来たのか

枯れ木の向こうの水辺にアオサギがもう一羽

姿を見せたのである。

 

今度は直接隣に留まらずに、少し距離をとっての

援軍のようだ。

 

このあたり、どういう思いなのかアオサギに聞いてみない

わからないところだが、何らかの意図を感じる

渋い距離だ。


カラスたちは、周りでざわめき出し、まず隣のカラスが

離れ、周りも1羽2羽と離脱し始めた。


やがて、カラスは静かになり、2羽のアオサギも

そのままの位置で静かに佇んでいた。

しばらく見ていたが、その後カラスは現れず、

池は静かさを取り戻した。

 

しかし、カラスもあきらめそうな雰囲気ではなく、

アオサギも枯れ木の領有権を譲る気は

なさそうだ。

 

ヤレヤレ…まだしばらくは緑地通いが続きそうである。

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その運命やいかに⑤そして誰も…

2013-08-16 14:42:39 | 動物ウオッチング

きょうも気になって、カメラを持って緑地に

出かけてみた。


いつもの枯れ木を見ると、あのアオサギも

きのう留まってた若きアオサギもいない。

カラスの姿も見えない。

 

きのう逃げてカラスに追われて消えた

若きアオサギはあの後どうなっちゃったのか、

1羽残ったいつものアオサギもどこへ行ったのか…。

 

静かに、無風の池は周りの景色を

写しているのみだった。

 

枯れ木を写した後、しばらく周りの様子など

見て、再び枯れ木に目を移すと、「ン?」

何か鳥が留まっているではないか。

 

この写真を見ていただくと、ズームしていたつもりで

せずに撮ったのでわかりにくいが、よく見ると枯れ木の

左下のほうに鳥が留まっているのだ。

 

残念ながらアオサギではなく、よく見るとこのあたりで

ときおり羽根休めするカワ鵜だ。

鵜といえば魚とりの名手である。その点で言えば

アオサギに近いので、アオサギ派とも言える。しかし、

色は真っ黒なのでカラス派とも…。


そんな鵜が、珍客として1羽留まっているのである。

あまりの皮肉な光景に思わず苦笑してしまった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その運命やいかに④カラスたちの逆襲

2013-08-15 13:37:11 | 動物ウオッチング

さすがに、緑地のその後の様子が気になったが、

まったく想像がつかない。

 

きょう早速、カメラを携えて6時半のラジオ体操が

終わってから緑地へと出かけた。

 

きのう3羽のアオサギで守りを固めた枯れ木は

どうなってるのか、茂みから見晴らしのいいところへ

出たので、恐る恐る見てみた。


すると、アオサギらしき鳥が1羽だけあの枯れ木に

留まっていた。どうみてもいつものアオサギではない。

小型のアオサギのようだ。

一回り小さいのである。この写真では2羽留まっているが、

下の1羽は後から留まったのである。


5分もしないうちに、いつものアオサギが飛んできた。

先客に遠慮したのか、あの枯れ木には留まらず、

ちょっと離れた太鼓橋形枯れ木に留まった。


すると、そこいらにいたカラスらがちょっと

ざわついた。その後でもう1羽小型のアオサギが

二岐枯れ木に留まったのである。

 

それから間もなくして、カラスたちが

ジワジワと寄ってきたのである。

 

初日に見たように、次々とカラスが、周りに

留まり始めたのだ。


そして、いつの間にか太鼓橋枯れ木には

4~5羽のカラスがアオサギと並んで留まったのである。

ちょっと端へ追いやられた格好のアオサギは、

水を飲んで一呼吸つけている。

 

たまらないと思ったか、2羽の小型のアオサギが

飛び立って、初日に見たように、対岸の茂みへと

飛び込んだ。(この時気付いたが、若いアオサギの

ようだった)

 

すると、アオサギと並んでいた4~5羽のカラスたちが

次々とその小型アオサギを追って、茂みへと入って

行ったのだ。

 

後に残されたのは、いつもの大きいアオサギで、

1羽ポツネンと佇んでいた。

 

わたしは、さすがに若いアオサギが気になって、

池の縁を回ってその茂みの近くを覗いてみた。

 

しかし、枝に留まってるカラスの姿は、何羽か

見えたが、激しい動きとか、鳴き声とかは

聞こえず、静かなる茂みがこんもりしているだけだった。

 

残されたいつものアオサギは、何事もなかった

かのようだった。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いもよらないその運命やいかに③

2013-08-14 11:10:22 | 動物ウオッチング

さすがに、アオサギとカラスのことはもう

終わりだと思って、まあ、仲良く並んで

留まっているお二人さんを記念に一枚

写真に収めようと、カメラを持って緑地に出かけた。

 

いたいた、いつもの二股枯れ木にアオサギが

佇んでいる。

 

しかし、わたしがこの後思いもよらない光景を

目にするとは、この時は想像だにしなかったのである。

 

何気なく目線を横に持っていくと、何と

ちょっと離れた枯れ木に、もう一羽アオサギが

留まっていたのである。

 

この池でアオサギを二羽見たのは、ん年ぶりだ。

しかも、その横っちょの枝にはカラスが留まっている。

 

まるで、ちょっとはじき出されたような感じにも

見える。

 

さては、アオサギが援軍を呼んだか、と思いつつ

その様子をカメラに収めて帰ることにした。

 

しばらく池の周りを巡りながら、ほかの鳥の

カモやカイツブリ、トンボなどに目を移しながら

もう一度アオサギのほうに目をやった。

 

すると、な、なんといつ飛来したのか、

あの二股枯れ枝に、もう一羽アオサギが

留まっているではないか。

日本のサギの仲間で、最大級といわれるアオサギが

三羽集結したのである。

 

さすがに、カラスも居心地が悪くなったのか、

バタバタと慌てふためくように枝から飛び出し、

周りをしばらく飛んだあと、周りの雑木の

中に去ってしまった。

 

アオサギは、三羽静かに佇んでいたが、しかし

三羽にはあうんの呼吸を感じた。

 

カラスたちは、周りの雑木の中で、ざわざわと

ちょっとどよめいていた。

 

何だか、あの枯れ木を巡っての領有権争いが

静かに進行してるやに見える。

 

周りでざわめくカラスの逆襲はあるのか、

何だか、目が離せなくなってきたではないか…。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする