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ぽかぽか春庭「新学期」

2017-04-20 00:00:01 | エッセイ、コラム
20170420
ぽかぽか春庭ニッポニアニッポン語教師日記>2017年4月スタート(1)新学期

 ことしの春、長いこと桜を楽しめました。
 昨年はミャンマーから帰国した春で、花見をすることもなく過ぎたことを思うと、あちらの花、こちらの花と浮かれて歩きました。
 4月新学期、2000年から出講している私立大学のキャンパスで、花見ができました。4月2週目の新学期授業スタート時に桜を見るのは、初めてだと思います。いい出だしです。
 
 火曜日は、初めて出講する私立大学で、留学生への日本語読解や作文などの授業。水曜日はミャンマーヤンゴン大学に出講している間、2年休んでいた大学への復帰。前と同じ、日本人学生対象の日本語教育学の授業を担当します。

 火曜日の初出講時、大雨は降るし、人身事故で電車は止まるし、さんざんな初日になりましたが、学生はメールコメントは「楽しい授業でした。これから1年間、がんばります」という内容が多く、いつも私が初日にしている「クラスメートと仲良くなろう」という授業は好評でした。学問的にすぐれた先生たち、授業を楽しく興味深くすることにはそれほど関心がないので、学者ではない私が、「いかに学生と共に授業を楽しく作り上げていくか」という点に主眼をおいて授業を進行していくと、びっくりする学生が多いのです。
 
 水曜日の日本人学生たちも「このような形式の授業を受けたのは初めてです。これまでは先生の話をずっと聞いている座学が多かったので、アクティブラーニングという授業になれていけるか不安ですががんばります」という内容のコメントがメールで送られてきました。

 クラス内の学生同士を仲良く打ち解けさせるということを最初に行うのは、アクティブラーニングを実践するには、必要不可欠です。教師の話を聞いているだけでなく、自分から授業に参加するようにするとき、自分がこのクラスに受け入れられている、という感覚が必要だからです。

 私は、最初の授業でカードに氏名と「このクラスで呼ばれたいクラスネーム」を表側に、裏側に「趣味、好きなこと、出身地、母語(家庭内で話していることば)」などの個人情報を書かせます。クラス外には個人情報を出さないことを条件に、グループ内で互いに質問し合い、グループのメンバーと打ち解けることを最初に行います。
 「ペアの相手をクラスに1分以内で紹介する」というのが、最初のアクション課題です。

 どのようにすれば単位をとれるか、出席はどのように扱うかなどのガイダンスも最初の授業で重要なことですが、私は毎年、この「クラスメンバーが仲良くなること」からスタートしてきました。
 今年は私自身もドキドキのスタート。日本の大学授業を2年間していなかったから。

 今年の学生、3年生は1997年生まれ、2年生は1998年生まれ。孫のような年齢です。いつも以上に、私も「うまくクラスがまとまるか」という不安とともにスタートしましたが、なんとか滑り出しOKとなって、ほっとしています。

<つづく>
コメント (4)
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