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六義園2017年4月5日
20170409
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2017十七音日記4月(5)六義園・昼の桜と夜桜
4月4日、旧古河邸庭園から六義園へと花見はしご。ミサイルママといっしょに六義園の桜を見ました。光の中、桜は輝いて咲き、ミサイルママと歩きながらおしゃべりし四阿で食べながらの花見、楽しかったです。
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広場で大道芸も演じられていました。江戸太神楽、今はあちこちに社中が別れて出演しているのか、一人芸だったので、客をのせるおしゃべりしながらの芸はたいへんだったでしょうが、ご祝儀も花見景気でした。
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ミサイルママは、翌日就職面接があるというので、夜桜は見物せずに、早めに帰宅しました。
4月5日に娘息子をさそってもう一度六義園へ。夜桜見物は6時頃からライトアップが始まりますが、きれいに見えるのは7時すぎから。
実は4月2日の夜もひとりで六義園夜桜を見ていたのです。でもまだ満開ではなかったので、もう一度出かけたいと、娘息子に声かけました。息子は今のバイト先へ上野公園を通り抜けていくので「桜は見ているから」と渋っていたのですが、六義園近くのスペイン料理の店で晩ご飯にするからと連れ出しました。花見のあとは和食気分ですが、どこも花見客で満杯で、当日の予約ができたのはスペイン料理の店だけでした。
5日の夜は、七分咲きでした。娘と息子は六義園の夜桜を初めて見たので「きれい、きれい」とよろこんでいました。
まずは、しだれ桜の前へ。人は多かったけれど、桜の枝の下にも行けました。梢の先はまだ満開になっていませんでしたが、十分にきれいで、ライトアップが効果的でした。
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夜の園内、池の周囲もライトアップがされていて、休み休みひとめぐりしました。
吟花亭前の桜の大木。ライトは、紫と緑が当てられていて、写真に撮るとライトの色が強くて、2色の桜みたいでした。
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3月に娘と六義園に来たとき、桜染めのスカーフを売っていました。娘が欲しいと言っていたのですが、「ちょっと高いから」と、あきらめたのです。家に帰ってから、娘は「やっぱり、欲しいと思ったときに買っておくべきだった」と、後悔していたので、もう一度六義園に誘ったのでした。3月には我が家の経済には高い買い物と思ってやめたのですが、4月は娘の誕生月ですから、私から娘へのプレゼントにしました。
薄いピンクのシルクスカーフ。スカーフ1枚7千円は、私のふところには大散財でしたが、美味しいものを食べること、きれいなものを身につけることで娘が生き生き出来るのならと、奮発しました。普段はユニクロか生協通販でじみ~なおばはんっぽい服を買っている娘、たまには華やいだ色を身につけてもいいよね。
桜染めは、桜を剪定したときに、枝を集めておき、枝を煮出して染料を作ります。枝の中に桜をピンクにする色の素が含まれていて、焙煎によってオレンジがかったピンクになったり、灰色っぽいピンクになったり。とても自然な色ですてきです。
六義園に出店していたのは、埼玉県吉見町に工房がある「染工房花ごろも」です。
駒込周辺のレストランは、夜桜見物の人出で予約が取りにくい状況だったので、スペインバルの店も、予約が9時しかとれませんでした。
7時に入園したときは、娘も息子も「9時まで2時間も桜見ていたら飽きちゃうかも」と言っていたのですが、ゆっくりのんびり庭をめぐって、ふたりとも楽しそうだったので、よかったです。
スカーフも買えて、きれいな夜桜も見て、娘息子も満足したので、9時に予約のスペインバルへ。私は赤ワイン、息子は白ワイン。娘はりんごジュースで乾杯。スペインオムレツ、魚介アヒージョ、パエリアなど、晩ご飯が9時すぎになって腹ぺこ調味料があったので、おいしくいただきました。
<つづく>