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ぽかぽか春庭「我が家忘年会・美女と野獣」

2017-12-19 22:22:22 | エッセイ、コラム
20171219
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2017十七音日記12月(2)我が家忘年会その1「美女と野獣」

 年末といえども、世間並みの忘年会は私がジャズダンス仲間と食事会に出るくらいで、娘も息子も引き籠もりっ子ですから、外出しての忘年会などとんと縁がない。
 せめてもの「我が家忘年会」として、無料映画界と無料カラオケ大会開催です。

 18日月曜日、映画パスポートを使って、飯田橋ギンレイホールで『美女と野獣』を見ました。ディズニー実写版。
 先日「ララランド」を娘息子と見たときはギューギュー詰めで、狭いギンレイの椅子だと身動きもできない感じでしたが、今回は、3Dではなくて2D上映だし、空席もあるゆったり状態でした。中高年が多いギンレイ客層ですが、ファンタジーも楽しいですよ。ディズニー映画は子供っぽいなんて思わずに楽しんだらいいのに。

 娘は『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー贔屓だったので、エマ・ワトソンが美女を演じるディズニー実写版をとても楽しみにしていました。3ヶ月前にアニメ版をワンセグで見てストーリー復習しておく、という念の入れよう。
 ハーマイオニーは歌もうまいし、読書好きで知性的なベルにぴったりでした。 

 息子のほうは、「アニメ版を見たのは保育園のころだったから、どんな話かまったく覚えていないけれど、別段復習せんでもいい」と、ストーリーを知らない状態で見ることに。

 家族としゃべりながら見たい娘、映画館での上映中はおしゃべりを封印していましたから、見終わっての帰り道、アニメ版と違うところ」を解説してくれました。
 私も、アニメ版には皆無だった黒人キャラが増えているのは時代の流れだなあと思いましたが、娘はガストンの相棒ルフーのキャラがアニメ版とかなり違っていることを指摘。

 アニメのルフーは、強いガストンのコバンザメをやっている単純なオバカキャラだけれど、実写版のルフーは、女性には興味がなくてガストンにあこがれており、後半ではガストンの邪悪さに気づく。
 「村の三銃士」のひとりはタンスの歌姫に女装をさせられると、「本当の自分」に気づき、ルフーとダンス。このシーンは、ロシアでは「こどもに同性愛を教える」として、上映禁止運動になったのだとか。

 ほかにアニメ版と違うところは、野獣の生まれ変わりを司る魔女。実写版では、村の「物乞いして生きて行くしかない寡婦アガット」として描かれる。

 実写版が大いに気に入った娘、何年後かに吹き替え版がテレビ放映されるまでに、歌を覚えて、吹き替え版といっしょに歌うのだと楽しみにしています。



 年末のひととき、美しい画面に見入りました。

<つづく>
コメント (2)
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