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ぽかぽか春庭「光の春に」

2018-02-06 00:00:01 | エッセイ、コラム

府中の森の紅梅2013年2月

20180206
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記光の春(1)光の春に、、、

 2月2日は、東京、雪。3日は節分。北国では猛吹雪だったよし。4日が立春ときいても、とてもじゃないけれど、春の気分にはなりません。

 でも、春気分のメールを読んで、少しはウォーミングハートのお裾分けをもらいました。
 節分の日は、友の「新彼」の誕生日。
 「2月3日土曜日は、彼がちょっと高級なランチをごちそうしてくれるって。誕生日のお祝いを私がしなくちゃいけないのに、ランチをおごってもらうの」
 と、ホットなメールがきました。

 おやまあ、おアツうございます。「昨年夏の、モトカレとのつらいいざこざも、イマカレの誠実な優しさに癒やされています」という文面に、ほんとうに雪も溶けるかと思いました。日陰にはまだ1月22日の雪も残っているんですけれど。

 幸せそうなメール。いいなあ、
 まだまだ気温は低すぎの世の中だけれど、友の心にはもう春が来ているんですね。ランチのお返しに、チョコを山盛りにどうぞ。

 立春をすぎれば、気温は低くとも空は明るさを増し、真冬とは光が異なってくる、これをロシアでは「光の春」と呼ぶ、と、昨年8月になくなったお天気キャスターの倉嶋厚さん(1924-2017年)のことばで知りました。
 「光の春」季語としての定着はまだまだみたいですけれど、新季語に押したいことばです。「オシキゴ」

 とりあえず、立春の歌。
ひさかたの天の香久山このゆふべ霞たなびく春立つらしも (人麻呂歌集)

江戸東京たてもの園2014年2月

春が来て電柱の体鳴りこもる (西東三鬼)

 新彼とランチする友人におくる歌
吾が夫人(せこ)を今か今かと出で見れば淡雪降れり庭もほどろに(万葉 巻十)

・光の春の光とともに舞い上がり氷上ジャンプ4回転する(春庭 平昌応援)


江戸東京たてもの園2014年2月

<つづく>
コメント (4)
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