20180315
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記春盛り上がる(10)ミッドタウンオフ会
友達少ない春庭、ブログのコメントおつきあいもごく少ないので、若い人たちがラインのお付き合いで、何百人も友達がいる、ということを聞くとすご~いと思います。
facebookなども友達の友達というのをたぐっていくと、5人たどれば世界中の70憶人とつながりができるそうです。
私は、とりあえず顔見てしゃべる人とのおつきあい優先なので、70億人とはおつきあいしきれないとおもうので、この3月も友人との顔合わせの時間を大切に。
娘は「母と友達づきあいしてくれる人って、よっぽど人間ができた良い人たちなのだから、大切にしなさいよ。こんな性格の悪い母、私なら友達になったとしても、もう10回は絶交しているもの」
はい、友達でなくて娘だったので、絶交は今までに10回もしていなくて、5回くらいですんできました。娘が私に腹を立てて、3か月とか半年くらい口をきかない期間て、今までにたぶん5回くらいあったと思うけれど、最近は娘のほうが腹立ちを抑えているのか、この3年くらいは口をきかなくなったことはない。
というわけで、その貴重な友人のひとりであるブログ友達と、久しぶりにオフ会です。
前回東京駅で会ってから、もう4年たちました。その間、互いにブログ読みコメントしあって写真も見ているので、法事でしか会わない親戚よりはよっぽど互いの動向はわかっていて親しみは感じてきましたが、やはり実際に顔をあわせるとおしゃべりもはずみます。
今回は、東京に住む娘さん宅の子守助っ人に東京へきたので、外出もひかえて、お孫さんの保育園への送り迎えが優先というスケジュールなのだそうで、東京にいてオフ会をやりたがっているブログ友達もまだ日程を抑えていない隙間、急遽「明日会いましょう」と、突撃オフ会実施です。
これまで、東京に来る、ということをブログで知っても、いつもスケジュールがいっぱいそうなので、遠慮してきましたが、連絡してみるもんです。保育園までのお迎え時間まで、という時間制限はありましたが、オフ会できました。
11時から3時までの逢瀬、くちかずこさん、楽しいひとときをありがとうございました。
場所は、六本木ミッドタウン。
サントリー美術館の『寛永の美・江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽』(2018年2月14日~4月8日)の招待券2枚ゲットしてあったので、ランチと美術館散歩のオフ会です。
ランチはサントリー美術館の中にある金沢にある老舗の出店です。
11時ごろ地下鉄六本木駅、改札での待ち合わせだったのですが、私が早めに着いたので、先に店に入り、席をゲットしておきました。六本木周辺は、12時-13時は、どの店も混み混みだ、という情報をくちかずこさんはお婿さんから得ていて心配していましたが、ランチ難民になることないように、早めの座席確保です。さすがにお店オープン11時には、私が一番乗りでした。(12時には満席だったので、早めの抑えは正解)
金沢に本店がある不室庵。「ふ」の料理が名物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ff/cea52a18948e6a6eda25f7b590da4571.jpg)
早く注文しておかないと、お昼時には品切れになってしまう「ふ」の定食
お店の席を確保してさて、改札までお迎えに行こうかとしたら、「駅到着、これから美術館に」向かいます」とメールが来たので、お店で待ちました。
くちかずこさんは、いつも素敵なワードローブをブログでも公開していますが、この日もとてもかわいいスタイルでした。
私は、ファッションに興味はありますが、それは美術館で絵を見るのと同じように、「見るためのアート」としての興味なので、わが身をアートする気はまったくないのが欠点のひとつ。夏は裸でなければよい冬は寒くなければよいということでしか装わないので、衣服で自己表現できる人は尊敬します。
いつもおしゃれなミサイルママは「e-Naちゃん、もうちょっと服装に気をつかったほうがいいよ」と忠告してくれるのですが、おしゃれに気がまわらないところが私の人生ですので、しかたありません。
ファッションへの興味、ちょうど深井晃子「きものとジャポニズム西洋の眼が見た日本の美意識」と、松田毅一の「天正遣欧使節」を読み終わったところだったので、東西の交流についての興味がいっそう高くなっていました。
フェルメールが17世紀に描いた「天文学者」が来ているヤポンセ・ロッケンと呼ばれたガウンは、16世紀末のヨーロッパに宣教師たちがもたらした日本の着物が影響して部屋着になった、なんて話には興味シンシンだけれど、自分の衣服にはいっこうに目が開かず、相も変わらず各所各位からのいただきものおさがりを着まわしています。
おしゃれなくちかずこさんと並んで、サントリー美術館の入り口で写真を撮ってもらったときは、さすがにちょいとわが身のダサダサぶりは気がひけたけれど。
くちかずこさんは、高校時代にお茶の免許は取得済みで、お茶の先生をしているお友達もいて、お茶をまったく知らない私より、小堀遠州や狩野探幽の茶道具などへの興味も深かったことと思います。私はいつも通り、「こんな茶杓ひとつでも高いんだろうなあ」ってな見方。
ふたりが一番興味をひかれたのは、小袖を貼り込んだ屏風でした。
白綸子地鳥字繋模様絞小袖屏風
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d9/dc25da7cc61e77d3c7d9f228e8651a46.jpg)
本日の「寛永の美」の小堀遠州の美意識は「きれい寂び」だそうです。利休が極めた寂びの美意識にさらに「きれいであること」を否定しない。
小堀遠州が打ち立てた「華やかなうちにも寂びのある風情。また寂びの理念の華麗な局面」というのを、お茶碗を見てまわっても本当に理解できたかどうかは、わからぬけれど、とりあえず、くちかずこさんの「きれい」と、春庭の「錆びついたおさがりの服」が並んで、「きれいさび」ってことで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/5d/c528c16d534338506cf8f7681c53c422.jpg)
ほら、春庭の頭の上に、「きれい極まる」って書いてある、、、、。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記春盛り上がる(10)ミッドタウンオフ会
友達少ない春庭、ブログのコメントおつきあいもごく少ないので、若い人たちがラインのお付き合いで、何百人も友達がいる、ということを聞くとすご~いと思います。
facebookなども友達の友達というのをたぐっていくと、5人たどれば世界中の70憶人とつながりができるそうです。
私は、とりあえず顔見てしゃべる人とのおつきあい優先なので、70億人とはおつきあいしきれないとおもうので、この3月も友人との顔合わせの時間を大切に。
娘は「母と友達づきあいしてくれる人って、よっぽど人間ができた良い人たちなのだから、大切にしなさいよ。こんな性格の悪い母、私なら友達になったとしても、もう10回は絶交しているもの」
はい、友達でなくて娘だったので、絶交は今までに10回もしていなくて、5回くらいですんできました。娘が私に腹を立てて、3か月とか半年くらい口をきかない期間て、今までにたぶん5回くらいあったと思うけれど、最近は娘のほうが腹立ちを抑えているのか、この3年くらいは口をきかなくなったことはない。
というわけで、その貴重な友人のひとりであるブログ友達と、久しぶりにオフ会です。
前回東京駅で会ってから、もう4年たちました。その間、互いにブログ読みコメントしあって写真も見ているので、法事でしか会わない親戚よりはよっぽど互いの動向はわかっていて親しみは感じてきましたが、やはり実際に顔をあわせるとおしゃべりもはずみます。
今回は、東京に住む娘さん宅の子守助っ人に東京へきたので、外出もひかえて、お孫さんの保育園への送り迎えが優先というスケジュールなのだそうで、東京にいてオフ会をやりたがっているブログ友達もまだ日程を抑えていない隙間、急遽「明日会いましょう」と、突撃オフ会実施です。
これまで、東京に来る、ということをブログで知っても、いつもスケジュールがいっぱいそうなので、遠慮してきましたが、連絡してみるもんです。保育園までのお迎え時間まで、という時間制限はありましたが、オフ会できました。
11時から3時までの逢瀬、くちかずこさん、楽しいひとときをありがとうございました。
場所は、六本木ミッドタウン。
サントリー美術館の『寛永の美・江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽』(2018年2月14日~4月8日)の招待券2枚ゲットしてあったので、ランチと美術館散歩のオフ会です。
ランチはサントリー美術館の中にある金沢にある老舗の出店です。
11時ごろ地下鉄六本木駅、改札での待ち合わせだったのですが、私が早めに着いたので、先に店に入り、席をゲットしておきました。六本木周辺は、12時-13時は、どの店も混み混みだ、という情報をくちかずこさんはお婿さんから得ていて心配していましたが、ランチ難民になることないように、早めの座席確保です。さすがにお店オープン11時には、私が一番乗りでした。(12時には満席だったので、早めの抑えは正解)
金沢に本店がある不室庵。「ふ」の料理が名物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ff/cea52a18948e6a6eda25f7b590da4571.jpg)
早く注文しておかないと、お昼時には品切れになってしまう「ふ」の定食
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/4e/f140f7b5aab2e1d6e9491db3f36232a2.jpg)
お店の席を確保してさて、改札までお迎えに行こうかとしたら、「駅到着、これから美術館に」向かいます」とメールが来たので、お店で待ちました。
くちかずこさんは、いつも素敵なワードローブをブログでも公開していますが、この日もとてもかわいいスタイルでした。
私は、ファッションに興味はありますが、それは美術館で絵を見るのと同じように、「見るためのアート」としての興味なので、わが身をアートする気はまったくないのが欠点のひとつ。夏は裸でなければよい冬は寒くなければよいということでしか装わないので、衣服で自己表現できる人は尊敬します。
いつもおしゃれなミサイルママは「e-Naちゃん、もうちょっと服装に気をつかったほうがいいよ」と忠告してくれるのですが、おしゃれに気がまわらないところが私の人生ですので、しかたありません。
ファッションへの興味、ちょうど深井晃子「きものとジャポニズム西洋の眼が見た日本の美意識」と、松田毅一の「天正遣欧使節」を読み終わったところだったので、東西の交流についての興味がいっそう高くなっていました。
フェルメールが17世紀に描いた「天文学者」が来ているヤポンセ・ロッケンと呼ばれたガウンは、16世紀末のヨーロッパに宣教師たちがもたらした日本の着物が影響して部屋着になった、なんて話には興味シンシンだけれど、自分の衣服にはいっこうに目が開かず、相も変わらず各所各位からのいただきものおさがりを着まわしています。
おしゃれなくちかずこさんと並んで、サントリー美術館の入り口で写真を撮ってもらったときは、さすがにちょいとわが身のダサダサぶりは気がひけたけれど。
くちかずこさんは、高校時代にお茶の免許は取得済みで、お茶の先生をしているお友達もいて、お茶をまったく知らない私より、小堀遠州や狩野探幽の茶道具などへの興味も深かったことと思います。私はいつも通り、「こんな茶杓ひとつでも高いんだろうなあ」ってな見方。
ふたりが一番興味をひかれたのは、小袖を貼り込んだ屏風でした。
白綸子地鳥字繋模様絞小袖屏風
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d9/dc25da7cc61e77d3c7d9f228e8651a46.jpg)
本日の「寛永の美」の小堀遠州の美意識は「きれい寂び」だそうです。利休が極めた寂びの美意識にさらに「きれいであること」を否定しない。
小堀遠州が打ち立てた「華やかなうちにも寂びのある風情。また寂びの理念の華麗な局面」というのを、お茶碗を見てまわっても本当に理解できたかどうかは、わからぬけれど、とりあえず、くちかずこさんの「きれい」と、春庭の「錆びついたおさがりの服」が並んで、「きれいさび」ってことで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/5d/c528c16d534338506cf8f7681c53c422.jpg)
ほら、春庭の頭の上に、「きれい極まる」って書いてある、、、、。
<つづく>