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ぽかぽか春庭「橋めぐり、荒川に沿って」

2018-05-13 00:00:01 | エッセイ、コラム
20180513
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記GM(3)橋めぐり、荒川に沿って

 自転車散歩、ゴールデンウイークには、電動アシスト自転車でちょっと遠くまで走ってみようと思っていました。
 水曜日出講の大学「5月2日。水曜日は休講とする」と大学暦にあり、やれうれしやの休日。学生には「来週から発表するように」という課題を出して、教師は心置きなくゴールデンウイークの無料のお楽しみへ出発。

 夕方には雨が降るという予報の曇り空。河口へ向かって、どこまで走れるか、体力チェックの日ということにしました。疲れたら、戻る。

 まず、都市農業公園へ。本来は水曜日は定休日ですが、ゴールデンウイークさなかなので、臨時開園していました。しかし、平日だし、臨時開園が知られていなかったのか、園内にはほとんど人がいなくて、休憩したレストランにいたのは、荒川沿いに走るロードバイクの人々ばかりでした。

都市農業公園に移築された古民家


 植えられているネギなどを眺めつつ園内を往復しました。子供たちが小さいときは、自転車の前後に乗せてよくここへ来たことをなつかしく思い出します。団地内の公園だと「休日にどこかに行ってきた」という気分にならない娘も、荒川を渡って普段はいかない農業公園までくると、「いつも遊んでいる公園とは違うところに行ってきた」という気分になりました。
 荒川土手でシロツメクサの冠をこしらえたり、段ボールで土手すべりをしたり。

 古民家の縁側で


 ともあれ、出発。河口に向かって左岸を走りました。荒川は、川岸のサイクリングロードが整備されています。ただし、荒川下流の走りやすい舗装路は、サイクリングロードではなく、災害時の緊急用河川敷道路で、サイクリング用に勝手に走っているだけ。

 出発の都市農業公園前の水門


 五色桜大橋

 江北橋


 荒川両岸の河川敷は、川岸の区ごとに野球やサッカーのグランドがあり、5月2日も少年野球チームなどが集まっていました。

 都市農業公園から河口までは25kmくらいと思います。往復だと50km。衰えてきた老体の足をアシスト電動でカバーすると、今日はどこまで行けるやら。気になるのは、曇り空。

 扇大橋


 荒川沿い、ロードバイクの人気コースです。荒川上流から河口まで全制覇なんていうロードバイカーのブログもありますが、ビュンビュンと追い越していくロードバイクの中、おばはんのアシスト自転車はゆっくりマイペースで進みました。

 土手の草刈り作業
 

 橋の形を楽しみながら、休み休み進みました。全部の橋を撮ったわけではないけれど、18年前に息子といっしょに葛西臨海公園まで自転車で往復したときにはなかった橋もあって、たのしく走りました。

 西新井橋


 千住新橋 

 千住新橋の下に集まっていた中学生。たぶん5月に行われる運動会のダンス練習


東武鉄道伊勢崎線荒川中川橋梁か京成線本線かもう、わからなくなりました


 堀切橋


 新荒川大橋


 荒川と並行する中川にかかる橋。18年前にはなかった災害時緊急用の橋みたいです


 こちらも中側にかかるハープ橋


 四ツ木橋だったけな?


 平井橋まで進んだところで、雨がぽつり。風も強くなってきて、アシストあっても足が重くなりました。河口までいけなかったけれど、戻ることにしました。江北橋までくるとかなり雨も降ってきましたが、かろうじて大降りになる前に帰宅できました。

 平井橋


 河口まで行けなかったので、ゴールデンウイーク中にリベンジサイクリングを、と決意しながら近所の藍屋で生ビールでひとり乾杯。
 そんなに疲れたという気はなかったのですが、帰り道、雨と競争で急いでペダルを踏んだので、少々ひざがガクガクしました。こんな状態で帰ると、娘に「からだ痛めてまで自転車にのることない!」と叱られてしまうので、さもさも「少しも疲れていません」という顔で帰宅するための生ビールです。せっかく減らしたカロリーは、つまみとビールで倍返し。
 走るの、楽しいです。

<つづく>
コメント (6)
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