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ぽかぽか春庭「ハナミズキ」

2020-04-18 00:00:01 | エッセイ、コラム

 ご近所散歩のハナミズキ

20200418
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020二十重日記春なのに(5)ハナミズキ

 朝令暮改の政府決定が続いています。
 世帯主の収入が半減した家庭に、30万円を配布すると閣議決定し発表したあと、一転。一人10万円、「欲しい」と申告した人に与えると。
 我が家は家計担当者は私。学校は休業教員は自宅待機で、給与は6割支給になりましたが、私は世帯主ではないですから、30万円はもらえないところでした。だから、もれなく10万円のほうがありがたい。

 でも、これまでも年収200万円程度だったのに、勤務先休業でパートの仕事もなくなった、というような事情のシングルマザーもいます。どうぞ、一番困っている人のところに手厚い救済策を。
 麻生財務大臣は「私の知り合いは富裕層だから、10万円もらわなくてもいいって言ってた」と、ニュースで述べていました。
 
 日本の富裕層。5%が給与年収1000万以上なんですって。
 給与生活者ではない、資産家はもっとお金持ちなんでしょうけれど。
 私は、ベイシックインカムを支持します。お金持ちは、累進課税のほかに、ベイシックインカムを支える義務を負ってほしいと思います。

 この「国難」に、国民が心を合わせて、外出自粛や人との接触8割減を目指しましょうという「欲しがりませんコロナ収束までは」を身に負ってがんばっています。

 毎日テレビで都知事を見ます。外出自粛とか、食品はちゃんと買えるとかお話しなさっています。ひとことひとことが選挙活動に聞こえます。選挙民への露出の多さが不動票のゆくえを決める。コロナ対策うまくいけば、7月5日の再選決まりかも。

 韓国では人気低下がとどまらなかった大統領と与党が、コロナ封じ込めに成功したことが評価され、総選挙で勝利。コロナに勝利することが選挙勝利につながることが明白。
 逆に、コロナ初期に適切な政治判断ができなかったトランプ大統領が、自分の判断ミスを棚に上げ「WHOが中国寄りだったために正しい報道がなかった。今後はWHOに金出さんぞ」と脅しをかけるくらいしかやることなくなった。再選あやういね。

 人と会う機会を8割減らせば感染拡大にはならないで済む、というお達しなれども、私が一日に顔を合わせる人は、もともと娘のほかはほとんどなし。息子にはメール。夫とは固定電話連絡(今どき、ケータイを持たない主義の夫なので)。
 家族とも食事時間をいっしょにしないほうがいい、ということですが、ご飯くらいは家族といっしょに食べたいです。なにせ「基礎疾患を持つ高齢者」なので、人一倍気をつけてはいますけれど。

 コロナ鬱という話もでてきました。一日テレビの前に座ってコロナ関連ニュースばかり見ていると、しだいに鬱々とした気持ちになるというお医者さんの話がありました。確かに。
 だんだん暗くなってきて、疲れた、という気になりました。こりゃいかん。

 自宅休業中の4月15日昼は、家の周りを回り、一人散歩をしました。ご近所で売り出されている土地、27坪で7500万円というのを見てきました。へぇ、買える人にはお買い得なんでしょうね。
 不要不急の出歩きにならぬよう、帰りには食品を買って、日常生活に必要な散歩だったと、小池さんのテレビ放送に向かっていいわけ。

 八百屋で1300円。まいばすけっと(イオン系)1400円。計2700円の食品買い物。買い置きの物と組み合わせて、これで6食分の食事作ります。(冷蔵庫残り物は卵豚肉長ネギ山芋人参大根ジャガイモ玉ねぎ 乾燥桜エビ。棚にインスタント雑炊 米麦餅)
 買い物から帰って、3時のおやつはピーナツチョコ。歩いたからいいの。



 こんな食品でも東京のスーパーで買えば2700円かかるという例です。節約節約で暮らしています。なにせ給与6割しかもらえませんからね。10万円もらったら、もうちょっとおいしそうな食卓を。

 15日夜はひとり飯。ヒレカツ弁当400円。豆腐とカリフラワーのスープ。新玉ねぎサラダ。
 16日朝、バナナと買い置きのインスタント「焼きナスとトマトのクリームパスタ」お湯をかけて3分。昼、桜エビ(茨木産乾物)と長ネギお好み焼き(山芋すりおろし入りで)。おやつもバナナとピーナツ。
 16日夜は娘と。ネギ玉豚肉うどん。キュウリと大根となめたけのあえ物。カリフラワーバターソテー。

 17日朝、うどん汁残り物に、餅2枚入れて。買い置き冷凍鶏唐揚げチンして。
 17日昼、お好み焼き残りと豆腐カリフラワースープ残り。娘ブランチにポテトラシュティともやしナムル。ラシュティは娘の大好物で「母が作る料理は、だいたい失敗作が多いけれど、ラシュティはいつもおいしい」というメニューです。細切りジャガイモをみじん切りニンニクと炒めてガラスープのもとで味付け、固めてケーキ状に。たまに焦がしてしまうこともあるけれど、たいてい大好評。娘は「私の主食はジャガイモ」というくらい芋好きっ子です。もやしのナムル風といっしょに。

 ここで、15日買い物は食べつくす。贅沢な高級食材には縁なくとも、大食い家族で大量に食べるので、食費は高くなりがち、エンゲル係数ハンパない。

 17日午後には娘といっしょに買い物に出ました。
 娘といっしょにスーパーへいき、食品の買い物で1時間ほど外出。道を歩くときは横並びにならず、縦並びで歩くし、レジに並ぶのは一人だけ。
 せいいっぱいの自粛生活。給与6割支給で手元不如意ではありますが、食べることが何よりの楽しみである娘のために、ちょっとは楽しい食卓にしたい。
 帰り道、ハナミズキの並木がきれいでした。八重桜もまだきれいだった。

 テレビニュースでは一家総出でスーパーに行く家族が「自粛して」と非難されていましたから、娘とふたりでも非国民扱いされるんじゃないかとおそるおそるですが、マスクつけ、スーパーの中では話はしない。

 今年3月末に雪が積もったのが30年ぶりだと報じられていましたが、10年前2010年4月には雪降ったんですね。積もりはしなかったけど、これは40年ぶりの4月降雪。
 非常事態宣言がだされた2020年春、10年前の4月の雪以上に世の中冷え込んでいます。心は冷えさせないように、あたためていきましょう。

<つづく>
コメント (2)
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