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ぽかぽか春庭「コロナ休業」

2020-04-12 00:00:01 | エッセイ、コラム
202000412
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020二十重日記春なのに(1)コロナ休業

 緊急事態宣言。東京、大変です。
 東京都、11日の新たな感染者は197人。感染者総計は2000人に達しようとしています。
 ニュースで見た週末の銀座も新宿も渋谷もガラガラlからっぽでした。緊急事態宣言を出すのが遅すぎた、という評もありますが、ともあれ、人々はおとなしく家に引きこもっているようです。感染、収束していきますように。

 春庭の仕事。3月は自宅勤務でした。上旬はオンライン授業、中旬下旬は新学期以後の教材作成作業を行って毎日勤務報告をメールで送信。

 新学期の態勢を決める会議が4月7日に行われ、いったんはオンライン授業の継続を申し渡されました。その準備をして9日に出勤すると、緊急事態宣言を受けて、学校は教室閉鎖と決定していました。
 中国から来日できないでいる学生の全員のネット環境が整っているとはいえないほか、卒業後仕事を持っていた勤労組は、来日まで仕事を続けたいので、オンライン授業の時間帯には働いている、という学生事情のためです。

 緊急事態宣言の続く5月連休明けまで、教員は休業するようにと申し渡されました。学生募集を担当する事務方は出勤を継続。専任教員は給与は1か月分の6割支給。非常勤講師については、新学期開校後に休業補償などは決める、ということでした。

 そんなこんなでドタバタしていましたが、家の内もコロナがいろいろ影響していました。
 通院中の娘、混んでいない時間帯利用で電車に乗りますが、いろいろ問題も起きています。

 娘は自分の汗にかぶれてしまうというやっかいな体質のため、夏場の汗対策に苦労してきました。マスクもかけていると、マスクの中が蒸れてかゆくなってくると言う。
 それで今までは「もともと布マスクも不織布マスクも、ウイルス防御には役にはたたず、咳エチケットのためにするもの。私は咳していないから、できるだけマスクしないでいる」と言っていたのですが、ついに「通院のすいている電車の車内。マスクしていない私の隣の席が避けられるようになった。混んでいない時間帯だから、どこ座ってもいいんだけど、そんなに避けられてまでマスク拒否することもないから、緊急事態宣言を機会にマスクつける」と、なけなしのマスクをつけて通院。
 
 電車の中の人々は、「売っていなくて手に入らない」とだれもが言うのに、みなきっちり不織布のマスクをしているのです。どこで手に入れるのやら。在庫なくなる前に買い占めていた人たちなのか、ネットで高額オークション落札したのか。

 私は手作り不格好ハンカチマスクを利用していくつもりですが、政府からマスク2枚が送られてきたら、ありがたく使わせてもらいます。私たちが汗水垂らして働いて払った税金のマスクですからね。マスク代200億円と計算してみたのですが、郵送代やらもあるから500億円近くなるらしい。
 もっと有効な税金の使い道もあったろうに、と思います。

 官邸側近の官僚が首相に御注進したのだ、というネット情報。
 側近氏いわく、「マスクの二枚でも配ってやれば、国民の不満も不平もすぐ収まりますよ」
 首相は即決。休業補償論義なんか後回しで、マスク配布が決まったそうな。ネット情報ですから、ほんとかどうかは定かではない。でも、ありそうな話ではある。

 マスク2枚で欣喜雀躍、政府への不平不満もなくなると見なされた方々、税金の使い道に目を光らせましょうね。
 モリカケ追及もお忘れなく。
 官邸周辺におかれましては、首相関与の文書を改ざんせよと命じられた下級公務員が自殺しても屁の河童。もう終わったことなんですと。下々の一般庶民の命などよりも、政権の寿命さえ長らえればよいみたいですが。

 休業して給与は6割。外出自粛。自分にできることを誠実に、という心がけのほかに何もできないですが、とりあえず、引きこもっています。

<つづく>
コメント (4)
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