
2020年11月場所両国国技館館内三段目の取り組み中
20201117
ぽかぽか春庭日常茶飯辞典>2020二十重日記秋色の空(3)大相撲11場所観覧
大相撲2020年11月場所は大関貴景勝の優勝で終了しました。今場所は娘と私にとって、特別な場所となりました。というのも、私は3度目ですが、娘がはじめて両国国技館で大相撲観戦できたからです。
テレビの大相撲はそのときによって見たり見なかったり、好きな力士の取り組み以外はそれほど熱心に全取り組みを見ると言うことも無かった娘でしたが、今年11月場所に「観覧申し込み」をしたところ抽選に当たって、思いがけずマス席での観覧ができました。
いつもの東京両国での大相撲マス席は、年間予約をしているところがほとんどだそうで、マス席が買えるとしても、1階のうしろの方しか席があいていない、と聞いていました。しかし、今年はコロナ自粛のため、7月の名古屋場所と11月の福岡場所は地方場所ではなく、東京場所となりました。そのため、いつもなら買うのも難しいマス席が抽選とはいえ一般の人も買えることになりました。11月11日水曜日4日目の取り組み。白鳳鶴竜両横綱も大関朝の山も休場という残念な報があり、「横綱土俵入りを見たかったのに」と、娘はいいますが、何はともあれ、娘にとっては初めての両国国技館での大相撲生観戦です。
国技館櫓から太鼓が打ち鳴らされている時に入館

私のマス席での観戦は、2004年に仕事帰りににわかに思い立っての両国での「ひとりマス席」での観覧。朝青龍がひとり横綱でかんばっていました。
2度目はやはり仕事帰り2013年の1月場所11日目に「4人マス席ばら売り」があったので、4時すぎから観覧。このときは4人分のマス席に一人で座っての観覧。
2013年の観覧はこちら
https://blog.goo.ne.jp/hal-niwa/e/5fc78a6cb3786e508815ff8158674d39
観覧申し込み日の前日にならないと、どの席に座れるのかはわからない、ということだったけれど、国技館に入ってみると東の前から3列目のマス席、今まででいちばん土俵に近いマスです。
4人マス席に2人分の座布団が用意されていました。
声を出しての応援は控えるように、という案内なので、力士タオルを振って応援しようと、娘はご贔屓の遠藤のタオルを購入。しかし、学生相撲のころから応援してきた宇良は再十両なのでタオルが間に合わなかったらしく、売っていませんでした。
三段目の終わり数番からの観戦。幕下からじっくりみることができました。テレビ観戦と違い、土俵の上の力士の「ウォー」という声も行司の声も迫力満点で聞こえるし、バシッとぶつかり合う音がすごい。テレビではそれほど気にならない行司の衣装の違いなども楽しめます。
十両土俵入りも宇良がはっきり見える席でよかった。

宇良の化粧まわしは、難病を患っているファンの女性からの手作りのプレゼントだと、いうことでした。宇良の好きなピンクで「技」という字が入っています。
取り組み前の集中。この日、宇良は勝ちました。

十両の取り組みは、幕下よりずっと力が入ります。やはり関取と幕下では、格が違う感じ。
幕内土俵入り

小柄力士が大きな人を倒すのが大好きなので、幕内のご贔屓のひとりは炎鵬。


炎鵬は今場所は残念ながら負け越し。
大相撲11月場所4日目、午後1時半から6時の打ち出しまで、たっぷり楽しむことが出来ました。

<つづく>