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ぽかぽか春庭「スターズ・オン・アイス ジャパンツアー2021」

2021-05-15 00:00:01 | エッセイ、コラム


20210515

ぽかぽか春庭日常茶飯辞典>2021二十一世紀日記薫風(4)スターズ・オン・アイス ジャパンツアー2021 

 1年間、延期延期だった「スターズ・オン・アイス ジャパンツアー」が、4月22日~25日に横浜アリーナで開催されました。。
 4月25日日曜日は、東京に緊急事態宣言が発令されましたが、神奈川はまだだったので、ぎり開催ができて、よかったよかった。

 神奈川も4月29日からは様々な制限がなされたということですが,、クラスターが発生したこともない劇場や映画館、博物館美術館、庭園などの施設が、なんの科学的根拠もなしにやみくも閉館になりました。これでどのくらい感染が防げたというのか、きちんと数字をだしてほしいです。「とにかく人流を減らしたい」というなら、なんだかんだ言っていないで、東京都は8月末までロックダウンたらいう都市封鎖して、外国人の入国いっさい禁止し、会社も出勤停止、人流をいっさいなくしたらどうでしょう。

 中途半端に制限して、緩和。また感染が増えると制限。これではいつまでも同じ事のくりかえし。少なくとも、私が入場した施設では、入り口の検温やアルコール消毒徹底し、場内の椅子は一つおきになっており、場内では歓声やおしゃべりは禁止、応援は拍手のみというルールを観客はしっかり守っていて、ここからクラスター発生するとは思えませんでした。

 中止要請の署名集めも行われているオリンピック。香港政府は電通から五輪のテレビ放映権を買ったとか。五輪中止になれば、電通は放映権料金の返金はじめ、その他の利権リケンもろもろをなんとかせねばならなくなる。国はいくら損失するのか、損失補填はいったい、いくらになるのか、これも国民には知らされていません。やるにせよやめるにせよ、国民の税金が投入されるのです。

 1年も延期されていたアイスショウ。外国人スケーターが来日できず、日本人だけの出演という、いつもとは異なるスターズ・オン・アイス ジャパンツアーですが、ともあれ実施されてよかったです。なにより、去年から1年間ほとんど日本のアイスリンクではすべっていなかった羽生結弦が出演するというので、全国のゆづくんファンは沸き立っていました。

 娘は、アイスショウの延期再延期と続く中、キャンセル払い戻しという連絡を受けて、一度はこのアイスショウをキャンセルしたのです。キャンセルした2日後に、羽生結弦出演決定というので、悔しがりましたが、気を落とさず、もう一度チケット抽選に応募して、「やったね、前と同じSS席がとれた」と、大喜び。

 娘はグッズを買うために早起きしました。12時開場13時開演ですが、アイススケートファンクラブトゥインクルメンバーは12時15分前に入場できる。「早めに買っておかないと、好きなグッズが売り切れちゃうから」と、ファンクラブ登録をしておいたのです。

 開場45分前に横浜アリーナに到着したのですが、すでにファンクラブ会員入場口も長蛇の列。フィギュアスケートファンの半分は羽生結弦ファンというのですが、娘は「もちろんユヅ君も大好きだけれど、私はフィギュアスケート全部が好き」というファンです。私はどちらかというとイケメン順のファンですから、前は高橋大輔、今は羽生結弦が見られればそれで満足という邪道ファンです。 

 入場できて、娘がグッズ購入の列に並んでいる間、ロビーベンチに座ってまっていました。優先入場できても、12時の開場までは客席に入れないのです。密を避けるため、ベンチに腰掛けられる人数も制限されており、ようよう座れる椅子を見つけました。

 ようやく開場。リンク前のプレミアム席が4列。その次がSS席。私と娘の席はSS席Aの9列。ほぼ正面の見やすい席でした。

 私の後ろの席のおばさま軍団は、手に手に羽生結弦フラッグを持ち、応援ウチワも持ってユヅ君応援体制をとっています。

 小母様いわく「私、ユズ君出演情報がないので、何度目かのショウ延期キャンセル払い戻しの連絡があったとき、いったんプレミアム席をキャンセルしちゃったのよ。そしたらユヅ君出るっていうから、再応募したけれど、プレミアはもうとれなくて、SS席しかとれなくて。もう、コロナを一生恨むから」と、ユヅファン仲間にぼやくころしきり。娘はSS席キャンセルのあと再応募でふたたびSS席がとれたので、それほどの変わりはない。しかし、プレミア席で応援しようと思っていたオバ様方は、おさまらない。どうぞ、一生コロナを恨んでください。

 羽生結弦と刺繍してあるフラッグ。ひとりは手作りで、かけたお金は3000円ほどですが、時間はたっぷりかけたと。よほど時間が有り余っているご身分なのだろうなあ。生活の情熱のすべてをユヅ君にかけているんだろうなあと思えます。もうひとりは「業者に頼んだので3万円かかった」という、ユヅ君衣裳に負けないキンキラのラメ入りフラッグです。「見た目はちょっと派手だけど、ユヅ君派手な衣装が好きだからいいの」と、言う。ふぅ、聞いてはいたけれど、ユヅファンの情熱ハンパない。これまでユヅ君が出演するアイスショウをSS席で見たことがなかったので、「おっかけさん」たちの情熱に直接ふれることがなかった。

 娘は前に買った「ショーマタオル」を振るのだと。「ユヅ君タオル買えたらよかったのに」と聞くと、「高橋大輔タオルだって、引退してからようやく買えたんだから、ユヅ君タオルなんかすぐ売り切れちゃうからなかなか買えないよ。今日のグッズだって、私はようよう買えたけれど、一般入場の人は15分の違いで、売り切れ続出。買えなかった人もいたんだよ」というのです。フィギュアスケートファンのすごさを実感しました。私、スケートを見るのは好きだけれど、グッズを買いあさるほどは入れ込んでいない。

 「押し」の気持ちの強さは、アイドルファンもロックファンもプロレスファンもさることながら、フィギュアファンも相当です。い

 スターズ・オン・アイス ジャパンツアー2021には、日本の第一線で活躍するスタースケーターが出演。プロスケーターは、無良崇人ひとりで、あとは現役トップ選手でした。無良崇人は「浅田真央サンクスツアー」にも出演していました。真央ちゃんからファンへの感謝のアイスショウ、前から4列目というリンクに近い席でしたが、ひとり5000円でした。スターズ~はSS席9列目でしたが、その5倍弱のチケット代23000円でした。私には贅沢すぎるチケットですが、今フィギュアスケートに入れ込んでいる娘にとっては、「生ユヅ君をこんな間近に見られたんだから、高くないっ」と言います。

  1.  たしかに、羽生結弦の演技は、他の出演者全員をまとめて見るのよりも、ユヅ君ひとりを見ていたい、と思える圧倒的な力と華やかさがありました。私は、生ユヅ君を見るのは、2013年の全日本アイススケート選手権以来です。埼玉アリーナで妹といっしょに見たとき、私は最高点を出した羽生結弦より、まもなく現役引退する高橋大輔を応援していました。高橋はその後シングルに復活したのちアイスダンスに転身。

 2014年シーズンからはユヅ君一筋で、7年間応援を続けています。テレビ放映などがあると必ず録画して見てきましたが、アイスショウなどはチケットが手に入らないからと諦めていました。今回SS席がとれたのは、娘がチケット購入のためのアイススケートトゥインクルメンバーズに入ったおかげもありますが、何度も延期されたため延期の日には都合がつかなくなり、キャンセルした人もいたためです。

出演者は。
羽生結弦 2018平昌オリンピック 金メダスト
宇野昌磨 2018平昌オリンピック 銀メダリスト
鍵山優真 2021世界選手権 銀メダリスト
無良崇人 2014四大陸選手権 金メダリスト
田中刑事 2019スケートカナダ 銅メダリスト
佐藤 駿 2019ジュニアグランプリファイナル 金メダリスト
友野一希 2020NHK杯 銀メダリスト
山本草太 2019チャレンジ杯 金メダリスト
三浦佳生 2020全日本ジュニア選手権 銀メダリスト
三宅星南 2020全日本ジュニア選手権 銅メダリスト
樋口新葉 2017世界選手権 銀メダリスト
紀平梨花 2020四大陸選手権 金メダリスト
坂本花織 2018四大陸選手権 金メダリスト
三原舞依 2017四大陸選手権 金メダリスト
松生理乃 2020NHK杯 銅メダリスト
横井ゆは菜 2019フィンランディア杯 銅メダリスト
山下真瑚 2018スケートカナダ 銀メダリスト
新田谷凜 2019全日本選手権 7位
小松原美里&小松原 尊 2020NHK杯 金メダリスト

 おそろいの赤いパンツでアイスダンスをすべった小松原夫妻も次期シーズンのためのランビエール振り付け新ナンバー「ボレロ」を披露した宇野昌磨もよかった。昌磨君ジャンプでころんだのですが、きっと北京までに仕上げてくるでしょう。
 グループナンバーもよかったし、宇野昌磨がテレながら女性スケーターのお相手をするのもかわいかったですが、なにがなんでも輝くユヅ君。

 選手権などではどの選手も、自分自身のスポーツマンとしての誇りをかけて全力で演技をしますが、アイスショウでは、適度に手を抜きながら(足を抜くのかも)演技する場合もあります。しかし、ユヅ君は全身全霊、観客を楽しませるために全力をかけてくれるのです。

 オープニングの黒い衣装


 オープニングの黒いロック衣装も決まっていたし、プリンスの「レッツ・ゴー・クレイジー」(2016―17年シーズンのSP)では、この曲では1度しか披露していなかったという白い衣装とベストもかっこよく決まっていましたこの白い衣装はこれまでに着用したのは1度だけ、というのは、うしろ席のおばさま達がしゃべっていた情報です。ユヅ君に関しては、衣装から振り付けからなんでも調査が行き届いているみたいです。

 いとしのゆず君画像をネットから集めました。これから次のシーズンまで、うっとりながめてすごします。


 フィナーレでリンクを周回したとき、観客に手を振るユヅ君、観客は全員が「私に手を振ってくれた」と感激して観覧を終えることができました。男性スケーター全員おそろいのシャツ衣装でしたが、やはりユヅ君は光り輝いていました。
 「僕が滑ることで、誰かの光になれたら、誰か元気になれたら」と、インタビューで語っていた羽生結弦。はい、元気もらえました。あなたは私の光です。



 娘に叱られたこと。「母はね。松生理乃ちゃんとか若手のスケーターの演技を見ていなかったでしょ。目つぶって居眠りしていたの、ちゃんとわかったからね。スケーターは一生懸命演技してのに、失礼でしょ」えへへ、ごめんなさい。年寄りは朝4時に目がさめちゃったので、眠くなった。でも、輝くユヅ君をしっかり見ることができたので、ほかのスケーターたちの演技はオマケのようなもの。(それこそ失礼ですよね)

 会場のようす。開演前に1枚だけとらせてもらいました。9列目からリンクを見るとこんな感じだったと覚えておくために。

 
 TBSで放映があった「スターズ・オン・アイス ジャパンツアー2021」を録画し、娘ともう一度見ました。アップで見るユヅ君もすてきでした。
 「アイドル押し生活」をする人たちのように、私もユヅ君押しで元気になってコロナ時代に耐えていきます。
 
<つづく>
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