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ぽかぽか春庭「誕生日ランチ&母の日2021」

2021-05-11 00:00:01 | エッセイ、コラム

20210525

ぽかぽか春庭日常茶飯辞典>2021二十一世紀日記薫風(2)誕生日ランチ&母の日2021 

 久しぶりに上野ブラスリーレカンで昼ご飯。娘の誕生日ランチです。
 毎年の誕生日プレゼント、品物を渡すのは25歳まで。それ以後は「好きな店でランチ」がプレゼント代わりです。

 レストランレカンに先に入って待っていたのは娘。私は30分も待ち合わせ時間におくれてしまったので、言い訳。
 「お待たせ。電車で本読んでいたら、つい下車駅乗り過ごしちゃった」と、いつもの失敗を謝りました。どの本?と問われて。「これ、ようやく第7巻が110円になっていたから、この前買っておいたんだ」と、電車で読んでいたビブリオ古書堂7巻を見せると、娘は複雑な顔をする。よほど長く待たせちゃったのかなと思いました。

 娘の打ち明け話。「あのさ、これ5月第2日曜日まで秘密にしておこうと思って、重たいのに持ってきたんだけど」と、包みを出します。
 「ビブリオ古書堂の話、第1シリーズが7巻で完結したので、新刊書をまとめ買いしたんだ。母は古本屋が好きだし、古書の話もすきだから面白がると思ったのに、、、、なあんだ、もう買っちゃったのか」と、がっかりしています。

 私は、ビブリオ古書堂シリーズ、とても面白く読み、第1巻から6巻まで、100円本半額本新刷と、とりそろえて買ってきました。私が読み終わった本は、息子に回していたから、娘も、私がこのシリーズのファンであることを知っているとばかり思っていたのです。しかし、息子は自分が読み終わったあとはそこらに本をころがしておくだけで、姉に回そうとは思っていなかったらしい。家の中のどこかにころがっているはず。

 一応ミステリー仕立てだから、読んだ本については、情報を出さないのが鉄則と思って、黙っていたのが悪かった。娘はまだ見ていない映画情報などを封印してから見るし、本もそうなので、娘に本や映画の情報は言わないようにしていたのです。
 娘が新刊で第1巻から7巻までそろえてくれた本、ありがたく受け取りましたが、第1シリーズの最終第7巻を読んだばかりなので、再読は先になりそう。
 
 ブラッスリーレカンの誕生日ランチ。一人前4200円。私にしてみれば、奮発のプレゼントです。
 
 前菜のパテとサワラスープ煮
  

 ステーキとデザート
  

 

 ビブリオ古書堂はびっくりプレゼントにならなかったけれど、プレゼント第2弾は、娘手作りの花の額。第3プレゼントは、私が通勤に使うリュックサック。「本が残念だったから、リュックはそのかわり」と。

 手作りの花の額。ビニール袋をはずせば、香水が部屋にひろがるというのですが、もったいながりの老母は汚れたらたいへんと、ビニール袋にいれたまま玄関の棚に飾りました。

 花額とリュック


 私が必要としていたのに、なかなか買えないでいたリュックも手作りの花の額も嬉しいプレゼントですが、娘が私が楽しんで読むだろうと取りそろえてくれた古書堂の本、いつか再読します。第1巻で出会ったふたり、7巻で主人公たちはようやくプロポーズ成立。第2シリーズも刊行が始まりました。

 母の日プレゼント第3弾は、カステラ。手作りチーズケーキもあったのですが、写真撮る前に、食べてしまった。


 母の日プレゼント第4弾は手編み毛糸ベスト。(着るのは次の冬シーズンになるでしょうが、暖かそうです。

 いろいろな楽しみを待ちながら、母の年月は重なっていきます。これまで過ごしたすべての年月に感謝。これからお世話になるであろう人々にも感謝ささげつつ、よい日々を過ごしていきたいです。世間はまだまだ厳しい歳月が続くでしょうけれど、せめて心は元気に健康に。
<つづく>
コメント (2)
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