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ぽかぽか春庭「横浜三塔めぐり」

2024-10-17 00:00:01 | エッセイ、コラム
20241017
ぽかぽか春庭アート散歩>2024建物散歩秋(3)横浜三塔めぐり

 日本大通りの横浜近代建築めぐり。
 最初はキング。現役の神奈川県庁庁舎です。9月28日は土曜日で、土日は県庁はお休み。よって内部の見学はできませんでした。外観と玄関だけ見学。
 
   

    

 ジャックの塔。横浜市開港記念会館
 横浜市開港記念会館は、横浜港の開港50年を記念して1917(大正6)年に建てられた公会堂です。関東大震災で焼失し、1927年に再建。高さ36メートルの時計塔があり「ジャックの塔」と呼ばれてきました。1989年にドーム部分を復元し、重要文化財となりました。 



  
 
 二階講堂
 
 ステンドグラスも修理復元
 

 横浜三塔の中まで見たことがなく、ジャックの塔の中には初めて入りました。ジャックの塔の当初の建築技術などもわかりました。
 

 クィーンの塔(横浜税関資料館)
 1923(大正12)の関東大震災で庁舎が倒壊焼失し、帝都復興事業の一環として1934(昭和9)に再建。2003年に保全修復が完成。
  

 税関資料室の展示は、埋め立てて船が入れるようにして港を整備した歴史などを、ボランティア解説員に説明していました。どこかの老人会の人々が15人くらいいて、説明を聞いていたのにもぐって、いっしょに聞かせてもらいました。みな同じような爺さん婆さんですから、ひとりくらい婆さん増えても、だれも気にしません。

 第8代税関長は有島武。在任期間は、明治15年6月~明治24年7月の9年1ヵ月に及び歴代で最長。有島三兄弟(有島武郎(作家)、有島生馬(画家)、里見 弴 (作家)の父だということなど。
 輸入禁止物資の展示などもありましたが、ここらはパスして出口へ。

 キングの塔も、平日には中に入れますから、またいつか。

<つづく>
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