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ぽかぽか春庭「秋草散歩」

2024-10-24 00:00:01 | エッセイ、コラム
20241024
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2024二十四節季秋を求めて(2)秋草散歩

 猛暑から一転肌寒いくらいの気温になりましたので、これはお散歩日和と都内の庭園や植物園を歩きました。



 三の丸尚蔵館から近代美術館に向かう途中にいつも立ち寄る皇居東御苑。皇居の石垣とススキの風情、秋らしい。ススキに映えるお月見だんご食べたい。

 アサザは全国的には絶滅危惧種のようですが、東御苑のアサザは池いっぱいに広がっていて、きれいでした。大切に保護されているのでしょう。
 アサザとひめこうほね
 

 庭園美術館のついでに立ち寄るのは白金植物園(国立科学博物館附属自然教育園 )まだ木立は色づいてはおらず、秋らしい風情はまだまだでしたが、楽しい散歩でした。

 秋といえばキノコ。植物園のなかにもきのこはいろいろ生えているでしょう。切り株に生えていたのはニッケイタケ(肉桂茸)。おいしそうに思えましたが、調べたら、毒ではないものの、硬くて食用にはならないと。食用になるとしても、植物園内のものは園外持ち出し禁止なので、秋の風情を楽しんでおわり。きのこ食べたい。
 

 園内の小道を歩いていると、ご婦人がいきなり「これなんの実でしょう」と、たずねてきたのですが、私も確信はありません。しかし、形が似ているので「まだ熟していないけど、あけびでしょうか」と答えました。熟すと紫色になるのですが、たぶんアケビでいいのでは。あけび食べたい。

 園内にはいろいろな木の実が見られましたが、次のも何の実やら。

 
 こんなふうに名前がはっきり書いてあるといいのですが。

 庭園美術館の日本庭園もまだ秋の風情ではありませんでしたが、静かな趣は散歩にちょうどいい。何組かのカップルがデートを楽しんでいたのが秋の風情?いやいや春夏秋冬、しっとりひそやかな庭園はデートにふさわしい。

   

 

 10月17日は、買い物から帰る道々、スーパームーンをながめて、道端のススキを心でお供えする。気はこころ。ススキに映える月見だんごを、、、あ、これもう言ったか。

 18日は練馬区立美術館へのお出かけで、yokoちゃんと久しぶりのおしゃべり。来年はシルバーパスデビューをしたいというyokoちゃんに、「シルバーパスを足として、無料施設で遊ぶ方法」の先達として、あそこもここもたくさん伝授するとはりきる。気候もよくなってきたので、秋の散歩に最適なお出かけ先もいっぱい。大音声で天下国家を語るわけじゃなく、それぞれの日常茶飯をこまごまと声に出す。こんなひとときが人生にとっては宝物。

 「19日(土)、東京都心の最高気温は30.1℃を観測し、1875年からの統計開
始以来、最も遅い30℃以上の真夏日となった」というニュース。なんと10月後半まで夏日とは。「暑さ寒さも彼岸まで」というのは、どこに行った。

 秋の深まりもこれからですが、おりおりの自然の変化を楽しんでささやかに暮らしていきたいです。

<つづく>
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