ぽかぽか春庭「桜さくら」

　神田淡路町ワテラスの桜

20200404
ぽかぽか春庭日常茶飯事典＞2020二十重日記桜咲かそう（5）桜さくら

　都内の新たな感染者100名に近くなる、そのうち40代以下が半数近く。赤ちゃんが重症化する例もある、など、日々、コロナウイルス感染関連のニュースばかり続き、重い気分が続きます。春庭マスクは手作りしています。ガーゼハンカチとパンツのゴム紐利用。

　満開の週末は、3月28日強風、29日積雪という荒天に加えて外出自粛要請で、花見には最悪になりました。
　春庭は、満開の週末は自粛に従いましたが、けっこう隙間産業的に、病院への行きかえり、食料買い出しの道々、そこらに咲いている桜を楽しみました。マスクして、一人であるいは娘と1m離れて歩く道。外気の中を歩くだけで、少しは気分が晴れ晴れしました。

　3月22日昼。九品仏川緑道の桜。





　3月27日夜。強風にもめげない音無川沿いの桜。音無橋周辺のライトアップは中止になったので、通常の明かりの中ですが、夜桜気分。



　3月30日夕方。神田淡路町ワテラスの桜。



　4月3日午後。スーパーに食品買い出しに出た、駅前の桜。週末外出自粛要請が出ているせいか、金曜日午後のスーパー、レジに長い列でした。
　4月2日は強い風が吹きましたが、気温が低くなったためか、満開からかなり花がもちました。


　緑道の桜


　「敷物を敷いての宴会」は自粛せよ、という2020の桜でしたが、桜の下を散歩するのがいつもの花見スタイルである我が家にとっては、むしろ静かな雰囲気の中で桜を堪能できたように思います。
　むろん、飲めや歌えやのお花見も楽しいものです。来年の桜は、静かな散歩も飲めや歌えやの宴会も楽しめる春であってほしいです。

＜おわり＞

ぽかぽか春庭「コロナ雪」

20200402
ぽかぽか春庭日常茶飯事典＞2020二十重日記桜咲かそう（5）コロナ雪

　コロナウイルス感染防止の「週末外出自粛」要請が出た日曜日、3月29日。家にこもっていた人が多くなったと思いますが、な、なんと、東京には珍しいくらいの積雪となりました。
　昼前から降り出し、3時ごろには止んだのですが、しばらく窓の外を降り続く雪を眺めていました。冬のうち、東京には積もるほどの雪は見なかったのですが、3月末になって降るなんて。
　3月末の降雪、それも桜満開後の積雪は30年ぶりとか。

　夫実家の庭に積もった雪。猫の額ほどの庭も、雪をまとえば風情がある。


　コロナ自粛、仕方がないなあと思いながらも、しぶしぶは従っていました。基礎疾患を持つ70代としては、首をすくめて家にこもっているしかないと。
　
　30日は「病院へ行く」という用事がありましたから、電車で出かけました。マスクがないと叫ばれている割に、みなきっちりマスクをしています。私は、すでにマスク在庫はつきていますので、ハンカチで作った手作りマスク。ものすごく不器用に作った不格好なマスクですが、ないよりマシ。

　病院で、志村けんさんのコロナ死を聞きました。粛然。
　私と同じ学年の志村けんさん。この2月に古希祝いをしたのだそうです。それが、3月に不調を訴え、肺炎と診断されてから間もない死。
　喜劇役者としてもっともっとやりたいことがあったでしょうが、70歳での一期となりました。合掌。

　80代90代の高齢者が亡くなったというテレビニュースを見ても、どこか遠いところの知らない人の死と受け止めていた若い世代も、日本中知らない人はいない有名人の死を知って、あらためてこのウイルスのこわさが身にしみたのではないかと思います。



　夜間から早朝にかけて営業している飲食業での感染が疑われる人が38人いるそうです。調査に応じない感染者もいるので、明らかでない部分もありますが、多数の人が接客による「濃厚接触」による感染。あらら、私のイメージする濃厚接触に近づいてきたわね。
　ナイトクラブやバーなど、密接な接客が行われる飲食店へは行くな、という自粛要請が、都知事から出されました。バーもナイトクラブも私には無縁の場所ですが、お葬式の参会者にがクラスターになっという報道に、入学式入社式新人研修に加えて葬式まで自粛かと、思います。

　ワクチンの開発も急がれていますが、市販されるまでにはまだ半年～1年かかりそうですから、まずは、自粛要請に従うことでわが身を守ることが必要ですね。　

＜つづく＞