ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

宮城県石市、小原「小原のコツブガヤ」(国指定)です!!

2019-11-03 07:40:07 | 巨樹・大木
小原地区は、白石市役所の南西約8kmのところ

国道113号線を西へ、新道はいくつかのトンネルを貫けて行きます

(219年10月31日現在、国道113号線は、先日の台風や大雨の為
石神から小原トンネルの間が通行止めになっています)

小原中学校を過ぎて国道113号線が西に向くと

右(北)に戻るように入る道路が有ります(国道の旧道か?)

ここにコツブガヤへの案内板が有ります、道なりに進み

白石川に架かる橋を越えて右カーブの先に住宅が一軒有り

その先の坂道を登った左カーブの外側に目的のコツブガヤが在ります

手前の住宅の前の道路が広く成っているので車を止めさせて頂きました


小原温泉郷手前の案内板です


住宅脇の道路が広がった所に車を置いて坂道を上がって行きます


道路に茅の実がつぶれて中身(種子)が出ています



コツブガヤです

天然記念物標柱です、下の方は埋まっています

説明版です
  天然記念物 小原のコツブガヤ
     国指定 昭和18年2月19日
     所在地 白石市小原字御仮屋
樹種 コツブガヤ 
学名Torreya nucifera(Linn.)Sieb.et Zucc. var. igaensis (Doi et Morikawa)Ohwi
 コツブガヤ(小粒榧)は、イチイ科の常緑高木である。
本種は、昭和3年に、森川均一氏たちによって、三重県
名賀郡で発見されたカヤの変種である。
 小原のコツブガヤは、地元の植物研究家斎藤四郎治氏
によって、我国で二番目に発見されたものである。
 コツブガヤの特徴
1、種子が小さい コツブガヤの実の長さ1,8cm
         普通のカヤの実の長さ2,8cm
2、葉は短小で先端が鈍頭又は、微凸形で普通のカヤの葉
 の先端の様に鋭くとがっていない。
3、枝は密生する。
 小原コツブガヤの概要
   樹高     21m
   幹まわり  3,2m
   推定樹齢 300年(日本の天然記念物誌」より
 斉藤四郎治氏は、小原に生まれた教育家で地区内の稙
物を研究し、ヨコグラノキ北限地帯・サイカチ(枯死の
ため解除)・ヒダリマキガヤ・コツブガヤ・カントウマ
ユミ(枯死のため解除)などの国指定天然記念物を発見
した。
 国道113号線沿い、苗振に村民に建てられた建建徳碑



北西側から

道路に落ちていた種子を数個拾いました

では、次へ行きましょう


(この記事は219年9月22日訪問しました)
コメント
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