ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

福島県鏡石町、小栗山堂前「小栗山観音堂の欅」(町指定)です!!

2023-09-02 18:36:20 | 巨樹・大木
 小栗山堂前地区は、鏡石町役場の南西約3kmのところ

 鏡石町役場から西へ出て、国道4号線を南南西へ進みます

 約1.3kmで右(西)へ、道成りに約1.2km進んで釈迦堂川の手前を左(西南西)へ川沿いを進みます

 間も無く左手田圃の先の台地の裾に御堂が見えます、約800mで左(南東)へ進んで道成りに左へ曲がると

 右手に小栗山高福寺観音堂があります

 前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 小栗山高福寺 十一面観音菩薩の石碑です

 *小栗山観音堂は、仙道三十三観音の30番目の札所、仙道とは福島県の中通り地方の古称のようです。伊達政宗がこの地方に攻めてきたことが文書で残されていますが、なぜ仙道というかは不明です。
 *仙道三十三観音とは、中通りの二本松市から郡山市、田村郡、石川郡、岩瀬郡、須賀川市、白河市辺りにある観音堂などを指しています。
 *仙道第一番札所は、 鎮守山 泰平寺(田村大元神社) 郡山市田村町山中・観音名 天台宗 聖観世音菩薩 。 平成の現状は明治の廃仏棄却により田村神社になっているが、堂宇の中は寺の様式の形が残っている。田村市の鎮守山泰平寺(田村大元神社)、仙道第二番札所は郡山市堂前町の高岳山 如宝寺「観音堂」と続きます。

 南西側の広場からケヤキが見えました

 南西側から見上げました

 観音堂参道石段を上がって西側から

 説明版です
   天然記念物
 名称 小栗山観音堂の欅
 1文化財指定番号 第22号
 1指定年月日 昭和60年3月28日
 1所在地 大字久来石字小栗山46番地
 推定樹齢 500年
 目通幹囲 5.27m
 根元周囲 7.60m 
 樹高  35.50m
 近隣市町村にこのような大木(巨木)の欅はない。
    平成3年12月   鏡石町

 東側から、太い幹に巻き付くツタが無いのではっきり見る事が出来ました

 南側から見上げました


 大きな石が有ります


 観音堂です

 河岸段丘の崖ではないようです

 小栗山地区は比高30m程の大きな岩の台地になっています

 岩の面には窪みが彫られています

 では、次へ行きましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島県鏡石町、鏡沼「西光寺のたらよう」(町指定)です!!

2023-09-02 12:29:47 | 文化財・樹木
 鏡沼地区は、鏡石町役場の北東約1.5kmのところ

 鏡石町役場前から東側の道路(国道4号線の旧道?)を北東へ

 約1.6kmで道路沿い左手に西光寺参道が南東向きに開いています

 手前の第一駐車場が塞がっていたので、すぐ先の第二駐車場に車を止めさせて頂きました

 西光寺参道です

 入口脇に文化財説明版です
  福島県指定重要文化財 指定 絵 第19号
    名称 板絵 凌煙閣功臣画像 付 牡丹孔雀図・山水図・牡丹図8枚12画
    指定年月日 昭和59年3月23日
    板絵 凌煙閣功臣画像8枚12画(縦170cm、横80cm)
    所在 西光寺 鏡石町鏡沼76 鏡石公民館 鏡石町旭町159 付 牡丹孔雀図・山水図・牡丹図8枚12画
    所在 鏡石公民館 鏡石町旭町159
 この板絵は寛政9年(1797)鏡沼村(現鏡石町)大庄屋常松家が菩提寺西光寺に寄進する為、白川藩主松平定信の知遇を得ていた、十念寺(須賀川市)第19世住職画僧白雲上人によって、本堂杉戸に描かれたものである。
 杉戸には、表裏に二名ずつの人物が極彩色をもって描かれ、現在は西光寺に4枚(8面)、町公民館に4枚(4面)が所蔵・展示されている。
 この絵の原画は、中国・唐の第2代皇帝太宗が建国時の功臣24人の肖像を、宮廷画家閻立本に命じて、長安宮城内の凌雲閣という建物に描かせたもので、その後、多くの画家たちがこの功臣画像を模写している。
 西光寺の杉戸絵には、白雲の落款、印章はないが、白雲は、師事した谷文晁から、明の画家陳洪綬の存在を教えられ、杉戸に模写したと思われる。
 また、白雲筆功臣画像の紙本彩色の巻子本が竹内家(須賀川市)に所蔵されており、これは文晁または陳洪綬の功臣画像を白雲が模写したものである。
 これらのことから、西光寺板絵も白雲の筆であると判断できる。なお、谷文晁も文化元年(1804)出版している。
 功臣像24体が揃って板絵として描かれているものは少なく、また、これほど大きな作品は全国でも珍しい。白雲が力を入れた大作として貴重である。
 白雲は十念寺住職時代、松平定信の「集古十種」編纂に参加するなどお抱え絵師として活躍した。
 晩年は秋田六郷の本覚寺住職となり、文政8年(1825)没している。
 なお、附指定の板絵山水画は蒲生羅漢の筆とされ、牡丹孔雀図・牡丹図は文晁派の絵師たちによって描かれたものである。

 *秋田県仙北郡美郷町六郷は、湧水の豊富なところで、本覚寺の直ぐ南側にはカツラの巨木が林立していました
  (このブログの2022年8月20日の「宮内社のカツラ三本です」で紹介しています

 本堂です

 本堂前に目的の「たらよう」です

 説明版です
   天然記念物
 名称   西光寺のたらよう
 1文化財指定番号 第24号
 1指定年月日 昭和60年3月28日
 1所在地   大字鏡田字鏡沼97番地
  推定樹齢  250年
  目通幹囲  2.05m
  根元周囲  2.50m
  樹高   12.00m
 暖地に自生する常緑高木で、モチノキ・イヌツゲと共にモチノキ科に属している。
 葉の裏に棒で文字を書くと字が黒く浮き出る。
 インドでは、ヤシ科の具多羅樹の葉に経文を書いたというが、これになぞらえて「多羅葉」と名付けられた。
 (はがきとして利用された)
 葉は長楕円で光沢がある。県内でも数少ない。
    平成3年12月
       鏡石町
 *東日本では、宮城県塩竈市一森山の「鹽竈神社のタラヨウ」(このブログ2021年4月21日に紹介)が目通り幹囲3.7m、また、福島県内でも相馬市小泉の「旧寛徳寺のタラヨウ」が目通り幹囲3.2mの大木です。




 南西側から

 西側(本堂前)から幹を見ました

 

 では、次へ行きましょう


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島県須賀川市、深渡戸江持「鹿島神社めおと杉」(市指定)です!!

2023-09-02 06:30:12 | 巨樹・大木
 深渡戸江持地区は、須賀川市役所の西約10kmのところ
 
 須賀川市役所北側の県道63号線を西へ、約1.6kmで「東北自動車道須賀川インター」方向の右(北西)へ県道67号線です

 約300mの釈迦堂川を渡った丁字路を左(南西)へ、約1.1kmで信号を右(北)へ

 道成に5.8kmで一時停止の交差点を標識に従って「矢吹」左へ、県道55号線です

 道成に1.3kmで斜め右(北西)へ、農業者トレーニングセンター方面へ進みます

 約3kmで、道路脇に「鹿島神社めおと杉」の標柱が有ります

 東側の山裾に鳥居が見えます

 鳥居前に車を止めさせて頂きました

 西向きに参道入口です

 鳥居の額には「鹿嶌大明神」の文字が確認できます

 ここも社格表示が塗り潰されていますが、鹿島神社の社號標です、ここにも「めおと杉」の標柱です

 参道を進みます、先に社殿が見えました

 西向きの拝殿です

 本殿です

 本殿右(南側)に目的のめおと杉です

 北側から

 北東側から見上げました

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする