旅行 写真で紹介 

旅のあれこれ、見たこと、感じたこと 写真で現地を紹介します。

唐櫃石神社

2022-05-15 08:24:14 | 神戸市北区
2022年5月14日、お参りしました。
「神功皇后が朝鮮半島の帰途、この地に留まり、甲冑や金細工の雌雄の鶏を唐櫃に納め、『村民危急の際に掘りおこせ』と埋蔵したという伝承がある。唐櫃の地名はこの伝承に由来しているといわれる。氏子は『石神社』と親しみをもって呼んでいる。毎年節分には、北区有野町唐櫃字溝ノ下に鎮座する山王神社で行われる『東天紅』という古式行事は、本来当社の行事と思われるが、当社には行事を行う場所も施設もなく、また、山王神社の氏子と同じであるため、山王神社で行われているのであろう。社殿は高さ1メートルの石の祠である。扉内側に『奉建御宝殿1692(元禄5)壬申12月吉日施主下唐櫃村庄屋孫兵衛』と刻され、創建年月が明らかである。石の祠の北側に石棺が埋められていると伝えられ、明治の中頃に、村民が伝承を確かめようと発掘を試みたところ、石の蓋らしいものがあっただけで、埋蔵物の存否を確かめることは出来なかったという。境内には、付近でほとんど見ることが出来ない、樹齢百年を優に越えていると思われる『シラガシ』の巨木が多数あって、神戸市から『市民の森』に指定されている。」
神戸市北区有野町唐櫃字高津孝962
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唐櫃石神社、石の祠が市民の森に、フェンスで囲ったところに鎮座しています。
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専念寺

2022-05-15 08:14:27 | 神戸市北区
2022年5月14日、お参りしました。
縁起書より「一心山唯称院、浄土宗の寺院です。当寺は約400年前、1574(天正2)3月14日の開山です。この日付は初代退蓮社転誉上人示寂を祈念したもので、それ以前は幽松庵又は唯称庵とよばれ、赤松円心父子や有馬入湯の高僧知識がたびたび滞留した由緒ある寺院であります。寺域は明治の変革で削られ、現在は約2千平方メートルですが、その内外に石造文化財の宝庫といわれ、『おしゃもじ地蔵堂』をはじめ、長脚板碑、赤松円心則村の供養石塔、同子息則祐の供養石塔、延命地蔵木像などの文化財があります。周辺に5百本のアジサイが植えられており『アジサイ寺』とも呼ばれています。」
神戸市北区有野町唐櫃426−1−1
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寺標

地蔵堂



本堂






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有野須佐男神社

2022-05-15 07:52:51 | 神戸市北区
2022年5月14日、お参りしました。
「当社の創建年月は不祥であるが、1108(天仁元)年、村内に疫病が流行して村民の多くが死亡したので、神助によって病魔を除こうと、廣峰神社の御分霊を勧請して、この地に奉斎したところ、忽ちにして疫病が終息したといい伝えられている。社殿は、木造鉄板葺の鞘堂の中に本殿が据えられており、1702(元禄15)年8月の建築と伝えられている。7月の夏祭と10月の例祭の際に『百度駆』という行事が行われる。祭礼当日に、氏子がお菓子類を持参して神前にお供えし、午後4時頃、宮守がお供えした菓子類を子ども達に分け与える。『百度駆』は、境内の鳥居前にある百度石の処に集まっている子ども達に、宮守が「オーイ」と呼ぶと、子ども達が一斉に本殿前に駆け寄ってくる。宮守は子ども達に菓子を少しずつ分け与える。お供えした菓子がなくなるまで繰り返す。子ども達にとっては、楽しい行事ですね。」
神戸市北区有野町有野字宮ノ谷129
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鳥居

手水鉢

石灯籠

鞘堂











本殿

末社


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