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西仙寺

2022-07-16 17:37:40 | 西脇市
2022年7月14日、お参りしました。
由緒書より「山号は和多山と号す。西仙寺(さいせんじ)は、651(白雉2)年に西天竺の大仙、法道仙人が同地に一寺を建立し、宝塔に仏舎利を安置して開創されました。749(天平勝宝元)年には播磨巡訪中だった行基菩薩が仏舎利から発せられる光明に感嘆し、自ら十一面千手観音像を刻んで殿堂を建立したと伝わります。南北朝時代、播磨の豪族赤松家六代則祐と一族の帰依を受けて寺は隆盛を誇ります。『東寺の三宝』のひとり賢宝阿闍梨であり、のちに『西仙寺復興の祖師』と称される赤松氏出身の良円上人が堂宇の大整備を行ったほか、高野山で最高職位である検校法印を務めた梅本院の快舜など傑僧も輩出しました。」
「孝徳天皇の病気平癒のために建立されたと伝わります。姫路城主の本多忠刻の妻・千姫が田畑を寄進し、亡くなったわが子の霊を祈るため信仰を寄せたことなどでも知られています。境内には赤松則祐など武将の墓も残っており、兵庫県の重要有形文化財の本堂横には、西脇市の文化財に指定されている五輪塔や釈迦三尊板碑なども見ることができます。」
兵庫県西脇市西田町88
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寺標

西脇市観光マップ

西仙寺案内マップ

参道入り口

持仏護摩堂(梅本院)
「塔頭・梅本院跡。現在は金蔵院の持仏堂として釈迦如来を祀るほか、堂内左側に不動護摩堂、右側に大師堂が組み込まれています。」





地蔵菩薩・堅観世音・不動明王

修行大師

山門(中門)







弁財天



四国遍路道



鐘楼



薬師堂
「薬師三尊が祀られています。」

求聞持三昧堂
「弘法大師も修行した苦行求聞持法を行うためのお堂」

石造五輪塔(西脇市指定文化財)
「1427(応永34)年10月17日に当山にて入寂した良円上人の五輪塔です。」

宝篋印塔
「陀羅尼の御利益が刻まれています。」



本堂(兵庫県指定文化財)
「間口五間の大規模な本堂は、宝形造の大屋根が重量感たっぷり。内部は広く、真言宗最高の儀式、灌頂が行われていた特別な道場としての威容を今に伝えています。建立は1523(大永3)年とみられ、1676(延宝4)年から1682(天和2)年にかけて金蔵院頼雄による大修理が行われるなど、改造の跡が随所に見られます。」









熊野権現社(兵庫県指定文化財)
「鎮守社で、本堂と同じ大永頃の建立とみられています。」



訶梨帝母社

護法善神社

石造釈迦三尊板碑(西脇市指定文化財)
「1593(文禄2)年建造の読誦塔です。」



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