気になってしょうがぁなぁーい。
随分と前にTVで観たのか、DVDだったのか不明なのですが、黒澤明監督の映画にいたく興味を持った作品がありました。 あれは何だったのかと、インターネットで調べたところ、「羅生門」という作品で、「藪の中」という芥川龍之介の小説を合わせたようなストーリーだったらしいと分かった。 もう一度観てみたいのだが・・・。
以下のようなストーリーです。
黒沢明監督の名作 「羅生門」(1950年、大映) は、芥川龍之介の小説 「藪の中」 を原作とし、 同作者の 「羅生門」 を加えて映画化され、翌年ベネチアの国際映画祭でグランプリを受章し、 世界的にも知られている。 早坂文雄の音楽とモノクロームの画面とが人間の心の深淵を描き出しているが、それらもさることながら、この映画は、 情報が幾らあったところで真実というものは判らないのだと云うことを語っているように私には思われる。
黒沢明監督の名作 「羅生門」(1950年、大映) は、芥川龍之介の小説 「藪の中」 を原作とし、 同作者の 「羅生門」 を加えて映画化され、翌年ベネチアの国際映画祭でグランプリを受章し、 世界的にも知られている。 早坂文雄の音楽とモノクロームの画面とが人間の心の深淵を描き出しているが、それらもさることながら、この映画は、 情報が幾らあったところで真実というものは判らないのだと云うことを語っているように私には思われる。
気になってしょうがない・・・。
時代は平安末期。 若狭の国府の侍である金沢武弘 (配役は森雅之) は、妻真砂 (京まち子) を伴って、 京を立ち若狭へ向かうべく東海道を下り山科の駅を過ぎた頃、多襄丸という盗賊 (三船敏郎) とすれ違う。 多襄丸は行き違いに見た真砂の美しさに惹かれ、この女を奪いたいと心に思う。 そこで、藪の中に、古塚を暴いて手に入れた財宝が埋めてあるが買わないかと、武弘を言葉巧みに藪の中に誘い込み、 そこで、不意に組み付いて大木の根本に縄で縛り付け、口の中に竹の落葉を頬張らせて口を利けなくした上、 その目の前で女を手込めにして犯す。
翌朝、男は死骸となって木樵り (志村喬) に発見されるが、女は行方が分からなくなってしまう。 一体そこで何が起こり、何があったのか。 三人の当事者の語るところは、すべて食い違っている。真相は最後まで遂に判らない。
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