高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ほんとに漁港なのかぁ??

2021-05-17 12:36:01 | 震災支援・脱原発・環境問題

寿都湾の浜中キャンプ場に風車通りから入る右手で大規模な掘削土木工事が行われている。 まるで運河でも造っているようだ。 気になって仕方がないので、3ヶ月ほど前に工事現場事務所を見つけた。そこには、漁港工事との看板が立っていた。

令和3年2月11日までとなっているが、今も続いている。寿都漁港とあるが、ここの場所は寿都漁港から直線距離で3,4kmは離れている。顔見知りの漁師さんや町議に聞いてみても・・、知らないという・・。 奇っ怪なり。

開発局に問い合せても看板に書いていること以上の回答はないだろう。 アタシは穿っている・・・。

これは、今は北海道開発庁や農水省予算で漁港づくりを装っているが、ゆくゆくは貨物船港にするんじゃあないかと・・。 核ゴミ積んでくる貨物船港になるのではないかと・・・。

そして、工事継続しているので、再度工事看板を探しに行ったが、見つからない・・・。現場事務所のようなプレハブも撤去されていた・・。ますます あ や し い ・・・。

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核ゴミ捨て場

2021-04-24 10:19:21 | 震災支援・脱原発・環境問題

昨夜は「核ゴミ問題」に揺れる寿都町民主催のドキュメント映画上映会へ行ってきた。 なにか感想を書き残したいなと思うものの、なんだか重苦しくて 書けない・・・。

映画は、原発推進のドイツの有名な科学者が世界各地に高レベル放射性廃棄物の処分場を探すというドキュメンタリー映画です。 鑑賞会は、寿都町の核ゴミ反対の町民の会が主催で、片岡寿都町長、町議、国の推進機関のNUMOの職員も来ていました。一般町民も数多く、小野先生の解説公演もあり、よい機会の集会となりました。

フィンランドのオンカロは出てきませんでしたが、ドイツ、アメリカ、中国、オーストラリアとその処分適地を探し踏査するというものですが・・、結果、いまだにどこにも適地は見つかっていないが、見つけねばならぬという流れでした。放射性廃棄物をこれ以上増やさないためにはもちろん、ワタシは原発廃炉へ再稼働禁止な立ち位置ですが、すでに途方もない量の高レベル放射性廃棄物は現存しており、長期にわたって影響のある低レベルな汚染物もそれ以上に大量にあり、たとえ廃炉が増えても、それに伴う、高レベル・低レベルの廃棄物は無尽蔵に出現するのですから、この問題は必ず解決はしなくてはなりません。

現在は世界的に地下処分が主流の考え方ですが、何十万年も安全に保管する場所は、この映画の通り、その適地は地球上に有り得ない・・・。福島では事故汚染水を薄めて海に流すことが政府決定されてしまっている。

ワタシは、放射能汚染物質の除去技術が開発されるまでは、人間が目で見て安全を確認できる場所で保管をし続けるべきであると思っている。 そのためには、もう汚染物を増やさないこと(原発廃止)が大前提だ。

その方向にもってゆくためには、世界的世論の成熟が不可欠だ。 なんとも気が遠くなる話だが、あきらめてしまってはならない・・のだ。

 

福島では、貯まりに溜まりつつある、放射性物質を含む冷却水を薄めて海に流す方向が決定されたが、これも技術開発ができるまで貯め続ける責任が東電・国にはあると考えている。しかし、トリチウム以外の放射性物資は、アルプスとやらの機械で取り除いているというが、その取り除かれたその他の物質はどこに保管あるいは捨てられているんでしょ・・???

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風車雑感

2021-04-04 13:56:10 | 震災支援・脱原発・環境問題

核ゴミ最終処分場問題で揺れている当地ですが、新幹線トンネルの残土から有害物質が出ている問題があれば、ここへ来て、巨大風車建設計画が民間二社からそれぞれ二十数基という現れています。 すでに寿都町の海岸域に10数基(上記写真)が稼働しており、岩内町との境界あたりの高台に一昨年以来、10基程新設されています。 そのうえでの建設計画です。 風況がよほど風車に適しているのでしょうね!!

そのうちの一社の計画は、すでに立地位置も書き込まれた計画書が役場でも縦覧されました(寿都・黒松内の町境界域の高原)が、もう一社の計画は当自然学校のすぐ川向いの山あいが候補地とだけがわかっています・・。原発よりはいいとは思うのですが、こうにも風車が林立してくるとなると・・、さすがに環境、身体に影響がないのか、景観がどうなるのか気になります。

ぼやっとぼけっとしていないで、風車の功罪についても知識を増やしてゆかねばな!!

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3.11釜石へ

2021-03-13 13:01:54 | 震災支援・脱原発・環境問題
東日本大震災から10年目。 当時3月12日に青函連絡船再開第一船になんとか乗船して、翌13日に釜石市鵜住居地区に入りました。 そこから旧NPOねおすの現地支援が始まり、北海道ねおす栗橋ボランティアセンターを自力で立ち上げ、北海道からの支援者を中心に全国からの受け入れ窓口となり、地元社協とも連携し冬の始まりまで活動し、地元に三陸ひとつなぎ自然学校を立ち上げ、業務を引き継いでゆきました。その後、二度ばかり現地を訪れましたが、10年目ということもあり、コロナ禍で出かけるのも躊躇がありましたが、やはり行かねば!との思いから、三木師匠、黒松内の丸口さん、ぶな森自然学校の富田と四人で3月9日の苫小牧発八戸行きフェリーに乗りでかけました。


慎みをもちつつ、観光も兼ねて、全線開通したばかりの三陸潮風トレイルのヘッドである八戸の蕪島からJRふたつ駅分の種差海岸まで歩きました。とはいえ、私は息切れもして足をひっぱってしまい中間の白浜駅まででしたが・。
多少の高低差はありますが、概して歩きやすいトレイルでした。 風光明媚な海岸線でした。
現地では根浜の宝来館前で開催される地元の鎮魂イベントに参加。そのために松林の清掃ボランティアに参加しました。お世話になり支援もした釜石の人々にも再開し、嬉しかったです。 大きな防潮堤もでき街のすがたは一変していました。
 
 
帰りには NHK朝ドラ「あまちゃん」のロケ地や浄土ヶ浜などを訪れました。 爺さん三人に添乗員かつドライバーの富田君が同行してくれたので、長旅も無事完了でした。
 
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吠えさせて頂いた。

2020-10-08 22:45:07 | 震災支援・脱原発・環境問題

10月8日寿都町長が全体協議会なるもの(議会ではない)を開催して、議員の賛成多数ということを根拠に、核ゴミ最終処分場の立地文献調査応募表明を民意を無視して、おこなった!! そして、そのまま東京へすっ飛んでゆき、翌9日にエネルギー庁や経産省で応募表明を国にしてしまった!!  住民投票の請願を町民が出し、一度も審議もされずのままでもあるにも関わらずだ。

8日夜には、町民の会としても あらためて反対記者会見を行い、応援者のひとりとして発言もさせてもらいました。

民主主義を踏みにじる暴挙としか言えない。しかし、法律的には首長が一存で応募することもできるような建付けになっているのだ!! このさきの反対派「子どもたちに核のゴミのない寿都を!」町民の会では、ことはまずは穏便にいったん応募白紙を町長に求めていたが、断固拒否。「私の肌感覚では住民の多くは賛成だ」と、のたまう独裁暴走を阻止するしかない!!

私は町民ではないので、この会には賛助会員として活動しているが、気合をこめてできることをやってゆこうと思います。

ことは、この先、町長は、「これでいったんノーサイドだ」なんてのん気を通り越して自分勝手な妄想を続けているが、リコール・選挙と突入する気配濃厚だが、同時に反核平和運動にも望むと望まぬにかかわらず、繋がってゆき町内分断が悲しいかな加速度化してしまうだろう。

一方、強硬な反対運動だけでは、一般的な支持者は広がらないのも 反核平和運動を外からみていても自明だ。斯く言う私も、原発反対ではあるが、反核平和運動とは意識的に距離をおいてきたのも事実だ。 なにか、もっと楽しく反対運動はできないものだろうか・・・。

今晩、町民の会で今後の方針を話し合う会議があり、しばらく突っ走ってきて第一幕は、望み叶わず誘致賛成派に旗は上がらなかった。 相手は国であり国策の原発核リサイクルを止めない大義名分ともなる処理場建設をなんとでもしようとしている強大な国家権力だが・・、「勝てないけど負けない」精神で対峙してゆくしかない!!

楽しさある運動展開へ ひとつふたつ、今晩はアイディアを提示してみるかあ~~!!

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北海道新幹線が残すもの

2020-10-06 16:04:09 | 震災支援・脱原発・環境問題

10月10日「南後志の環境を(改めて)考える会」主催の第2回目の学習会では、北海道新幹線新幹線のトンネル掘削残土からでたヒ素の問題を取り上げました。

函館から札幌への伸長工事はあちらこちらで始まっていて、残土問題も表面化しています。会場には20名を超える方が参加頂きましたが、半数は他地域ですでにこの問題に対して住民活動を始めている方々でした。町内の関心はとても低いです。 すでにJRの建設機構とは有害物質も出るであろうという前提で町と協定が結ばれていますので、町も議会も朱太川漁協も「いまさらね・・」という感触でちょっと拍子抜けしてしまいました。

地下で安定的に存在していたヒ素を含む土壌を流出を保全して設定した残土置き場に戻すのだから問題がないだろう。(機構からの説明のみ・・の安全説明) 食品となるヒジキに含まれているヒ素の基準値よりも低いデーターとも言えるとの説明がされている・・・。 人体に影響が出ないと言われても、地上で酸化したヒ素は、水とも反応し亜ヒ酸という猛毒になる。これは、微生物やプランクトンにとってはごく微量でも猛毒致死量となるので、川に流れ出したら川は死んでしまうのだ!!  残土置き場は朱太川のすぐ近くで、置き場自体がゆるい谷地形成地なのだ!!! 雨が降り染み込んで出た水は沈砂池に貯められ、上澄みを川に流すという構造で、今でさえ水が川沿いに流れ出ているのだ。大雨が降れば小さな沈砂池など一気に溢れ出るに違いない!!!・・・

なおかつ、JR機構が直接管理するのは2年間だけという協定らしい・・。その後に起こった事故があっても町有地なので、管理責任は町に移行するらしい!!!

なんという理不尽なことだ!!!

今後の住民活動をどうするのか・・、  新幹線工事は止められない国策です・・・。 せめて掘削残土置き場をもっと平地に変更する、その置き場の残土管理は未来永劫、JRに求める。 工事沿線の反対運動団体との連携を図る、水質調査を我々も行うということになるかな・・・。

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同じ構造だ!!

2020-09-28 13:23:41 | 震災支援・脱原発・環境問題

北海道新幹線の函館から札幌への伸長工事がいたるところで始まっている。あちらこちらでそのトンネル工事が行われているのですが、元鉱山地区も多く、当たり前のように有害物質が事前に予想されたように出土している。ここ黒松内町の内浦トンネル工区でも、斜坑をちょっと掘っただけで、ヒ素が基準値以上に検出された。 事前にJR建設工事機構と協定を結んでいるのだが、行政区域内のトンネル残土は、当該地内に残土置きをすることになっており、その工法も含めて地元に安全性が説明されて搬入も始まっていたが、わずか数ヶ月での有害物質検出なのだ。

機構では、残土置きの工法を再検討、対策を立てて地元(議会)説明が行わることになっているのだが、 原発絡みの放射性廃棄物処分と同じで、その安全性が機構から一方的に説明されて、いわば強権にて地元はいいなりになるしかないのである。 我々としては、国策である新幹線工事そのものを止めることはとうてい不可能であるので、現在の河川近くの残土置き場を止めて、より内陸に移すことをせめて要望してゆきたいと考えている。

しかし、すでに町とJRとの協定は結ばれており、それすらもそう簡単にゆかぬことだろうということはわかっているが・・、しっかりとした反対表明を地元住民としてはしてゆかねばならぬ!!

まだまだ、有害物質がいかなる環境に影響を与えるものなのか、未来にわたってほんとうに安全なのかは、「安心」できない。 そして、このことを知るにつけ・・、わかったことは・・。

この残土置き場の管理は2年間はJR機構が責任を持つが、それ以降は町有地でもあるので、地元自治体がその管理を行うことになっているというのだ!! つまり、未来に起こるかもしれない事態への対処責任は地元にあるということなのだ!! なんという理不尽なことなのだ!! 東北新幹線工区では未来もJRが責任を持つという協定もあると聞いた・・。 なんでまた、知らぬうちにこんな協定が結ばれていたのか、驚きを禁じえない!!!

放射性廃棄物処分場は、国の施設になるので地元には固定資産税が手当し続けられ、地方交付金が優遇されるという、数万歩譲ってのメリットはあるが、それすらもない。 地元の土地から出てきた土壌は地元の所有物なのだ!!

新幹線が通じたところで、近くの駅は長万部となる。私だけにとってみれば、東京への出張は飛行機より便利になるかもしれないが、もうそんな出張もなくなっているがね・・。 在来線の黒松内を通る長万部ー小樽線は、札幌伸長後は、廃線の方向であるし、これによって観光需要や交流人口が増えるとは到底思えない・・。 むしろ、札幌に出るにも新幹線利用でより高額出費になるだろうし・・・、 なんらメリットは地域としてはないだろう。

結局のところは、原発問題といっしょで、地方過疎地をさらに過疎地化してゆくことになるだろう。

沖縄も原発立地地域、放射性廃棄物処理場の問題も国策であり、地方無視の同じ構造だあ!!!

せめてもの抵抗で、有害残土問題についてのJR機構説明ではない、我々としての安心安全を考える学習会を10月10日に開催し、流域を守る会を発足するしかないな!!

 

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アイヌと鮭

2020-09-26 10:59:43 | 震災支援・脱原発・環境問題

自由学校「遊」が主催するアイヌと鮭のZoom学習会に参加した。

国立のアイヌ共生空間と銘打ったウポポイが白老に誕生したが、アイヌと和人の関係を詳しく伝えてはいない。我々和人祖先が、もともと住んでいたアイヌ民族から土地を奪い、言葉や文化風習も同化させようとしてきた歴史を解説はしているとは思えない。 きれいごとにアイヌの自然信仰を展示して観光施設としている気がしてならない。

鮭はアイヌにとってはなくてはならぬカムイであるが、和人はアイヌに相談もなく漁業権を勝手に設定し、鮭を獲ることを違法としてしまった・・。 ひとつの国を治めるにはひとつの法体系が必要なことも必要だろう。しかし、先住権というものを言葉のうえでは認めたが、実際には民族の伝統、風習、生活を踏まえたものではない。 諸外国では少数民族の権利を具体的に行使できる実法律が存在している。

口先ばかりの 民族共生・多様性を唱う法律だけであってはならない。

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核ゴミ最終処分場反対!!

2020-09-12 07:15:10 | 震災支援・脱原発・環境問題

突然に寿都町が名乗りをあげた高レベル放射性廃棄物最終処分場の立地文献調査への応募問題!!

国は核リサイクル工程が完成されたあかつきには、その廃棄物(ウランやプロトニウムを分離したもの)の最終処分地を探しています。とはいえ、リサイクル処理工場ができあがってもいない、そのリサイクル燃料を燃やす新型原発も開発できていない状況ですから、国のいう最終処分廃棄物はまだこの世に存在していないわけなのですが・・・、トイレのない開発と揶揄されている中で開発を続けるためにも最終処分場に筋道を立てておかねば開発予算もつかなくなりかねない状況なのです。 国はこの地震多発、地殻プレートの接点にある列島のどこかに地下300mの保管場を作ることが法律の立て付けで決まっているのです。 最終廃棄物でなくても、原発の使用済み燃料やこれから始まる福島原発廃炉による高レベル放射性廃棄物も大量にでてくるわけですから、それらの処分場に変わるということもあり得るわけです。それは全国から集まるということになります。

反対すると、かならず「では、すでにある使用済み燃料やこれから廃炉ででてくる高レベル廃棄物はどう処理するのだ、だれかがどこかで受け入れなければならないだろう!」と一見正論、元をただせば矛盾だらけのことを声だかに叫ぶ輩もいます。 現寿都町長も調査受け入れで20億年、続く調査で合計数十億円が交付される、それを地域振興に使うと言うものの、深いところでは、政治家としてのこの核ゴミ問題に一石を投じようという なんていうか使命感のようなものを持っているようなので、ややこしい!!

私はこう思うのです。

第一にもうこれ以上、危険な原子力発電は即刻中止。使用済み各燃料をこれ以上は増やさない。各燃料リサイクル開発も当然中止。原発エネルギーミックスなる政策ではなくて、自然エネルギーや水素エネルギーなどの開発に全力をあげる。

使用済み燃料や今後でてくる廃炉原発の廃棄物は、基本、現原発立地自自体で、半地下程度の陸上保管を厳重に行い、むこう何万年も国から保管料交付(といっても、税金や電気料金に上乗せされて国民が負担することにはなるが・・)を受ける。 ということしか解決の筋道はないと考えています。

我が町に処分場はいらないと、心情的な不安から反対の声をあげた人たちも、この問題は「原子力発電の国の施策そのものに直結しているのだ!!」に気づき始めています。 こんな重大な問題はいち町村の首長が決定左右するような問題ではありませんが、 決定してしまえば、沖縄問題のように首長、知事が反対をしても止めることができないような状況になることは 明らかです!!!

 

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南後志の環境を(あらためて)考える会を発足

2020-08-31 10:03:09 | 震災支援・脱原発・環境問題

南後志の環境を(あらためて)考える会を発足。 コロナ渦にはまきこまれているものの、平穏には過ごしていた8月中旬、突然にして大きな環境問題が地域に持ち上がりました。 ひとつは今や全国の注目の的となっている隣町寿都での高レベル放射能廃棄物最終処分場の立地立候補となる文献調査への応募問題。 そして、もうひとつは、北海道新幹線の札幌伸長に伴う黒松内工区からヒ素が検出された問題。 急に周辺が騒がしくなりました。 そこで、急遽、黒松内議会議員のIWAさんと「南後志の環境を(あらためて)考える会」なるものを立ち上げて、学習会をメインに開催してゆくことにしました。 

第一回目は、地質研究者であり自然体験活動も教える北海道教育大学の能條先生をお招きして、「黒松内低地帯の地層問題をSDGs的視座で考える」という講演会を開催しました。町内を中心に30名ほどが集まってくださいました。今後、トンネル残土問題などを推進側でない、専門家を招いて学習を重ねてゆきたいと考えています。

寿都問題は、寿都町民が中心となり「子どもたちに核ゴミのない寿都を!町民の会」が立ち上がり、私は町民ではないので、賛同者として、町民の会の活動にも参画しています。

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