庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

「天の川」というバラ

2007年07月12日 | ガーデニング
今日も雨が降り続きましたが、午後には止みました。暗い空で夕方にはまた霧雨が降り出しました。さすがに雨が3日も続くと憂鬱になりますね。
予報では来週初めまで悪天候が続きそうです。



オレガノの花が咲いてきました。晴れた日が続けばきれいなドライフラワーが作れるのですが、湿度が高すぎて無理ですね~、がっかり。
乾燥葉が売られていますが、生の葉をひき肉料理(ミートソースなど)のときに刻んで入れています。ハーブ染色にも使えます。乾燥葉を小袋に入れてバッグなどの革製品に入れておくと匂い消しにもなるそうですよ。




先月、バラ園に行った友人がお土産に買ってきてくれたバラのうち気がつかないうちにこの花が咲いていたようです。もう花びらが反り返り、雄しべもしなびて終わり頃です。私が原種や一重の花が好きだと言ったことがあるので覚えていてくれたのでしょう。鉢を変えたので落ち着くまで裏側においていたので見えなかったのですね。

「天の川」図鑑で見た事がありますが本物の花を見るのは初めてです。雨に打たれて花びらが傷んでいますが柔らかい落ち着いた黄色です。
茶色になりかけた雄しべの真ん中に紅い雌しべがあります。

本で見てみると1956年鈴木省三作出とあります。1963年故鈴木先生が日本初、海外のコンクールで入賞した記念すべき品種だそうです。
縁あって私の所に来たバラ、うまく育てていけるでしょうか。




「ばらに贈る本」鈴木省三著 
バラはドッグローズとスイートブライアー、アップルローズしか植えていなかった私がバラに興味を持ち始めて初めて買ったのが上の本です。2000年に第9刷を買いました。初心者用との事で何も知らずに買ったのですが本からとても良い香りがするのです。パラパラ開くと最終ページに「芳純」というバラの香り成分をしみこませたカードが留めつけられています。
7年経った今でも本を開くと素敵な香りで和ませてくれる本です。
さっぱりバラ栽培の腕は上がりませんが、この本から始まったバラのある庭造り。たくさんのバラ仲間ができて幸せな毎日です。



コメント
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