庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

アン女王さまのレース編み

2007年07月21日 | ガーデニング
蒸し暑い日でした、湿度が高くて気持ち悪いですね。午前は何とか降らずに済みましたが午後三時半頃から雨が降り出して先ほどまでけっこう激しく降っていました。
庭の植物たちは根元からどんどん黒くなって腐っています・・・。


午前中は自宅で挿し木しているバラの苗を1本ずつポットに移したり、枯れ込んだ葉を取り除いたり、草花の鉢替えをしているうちに終わってしまいました。


午後には今にも降りだしそうな空模様でしたが庭に行って見ました。
種を蒔いて作った草花の苗が定植できずにポットのままで大きくなってぎゅうぎゅう詰めでひしめき合っています。
かわいそうですがどうすることもできません、今、植える場所もないし無理に植えても蒸れて枯れるのが目に見えています・・・困ったものです。



庭で私の背丈を越えて咲いているクイーンアンズレースを摘んで写してみました。




少し大きく。アン女王さまのレース編み、素敵な英名ですね。ハーブの本では別名にデビルズ プレイグ(悪魔の災い?)とかワイルド キャロットというのも出ています。ちょっと恐いのもありますね。




もう亡くなられたイギリスのガーデナー ローズマリー・ヴィアリーさんの著書「ローズマリーの庭にて」ではこのハーブはカウ・パセリとして紹介されています。そして地方によって色々な呼び方をされているとしていくつかあげています。
クイーン・アンズ・レース、レディス・ニードルワーク、デビルズ・オートミール。ヴィアリー婦人はアイルランドのジプシーズ・アンブレラという呼び方が一番好きだと書いています。


にんじんの野生種なので和名はノラニンジン、う~ん、わかりやすいですがもう少し夢のあるかわいい名前も付けて欲しいですよね。
野菜のにんじんも収穫せずに置くとこれとそっくりのきれいな花が咲きます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする