2015.8.1(土)快晴
2006年8月1日(火)京都を旅立ち、比良の民宿田沼さんまで67Kmを走った。比良なんてすぐだろうと昼過ぎの一番暑いときに出発したのが大間違いで、とにかく暑くて、重い。日本一周の長い旅に出る初日だった。比良の宿に着く頃には疲労困憊、道中でビールを買うことさえ忘れていた。そしたらだ、家にあるビールを分けてあげましょうといわれるのと、自炊のはずのご飯もあまりの疲労の姿を見てつくってくれて、温かいお風呂と冷房の効いた部屋と、清潔な寝具、この宿に泊まれたからこそあとの数百日の度が続けられたんだと思う。その後高島、余呉と幕営自炊生活が続く、真夏の走行後の幕営と自炊は手間がかかり疲労が溜まるばかり、旅を楽しむという雰囲気にはならない。
旅立ち、その晩のご飯(2006.8.1)
まあとにかく夕立として雨が降ったのが12日、本格的な雨は8月の末だった。それ以外はカンカン照りというあんばいで、まったく灼熱地獄とはこのことかと思った。一番暑かったのが8月19日の長野市で38℃、昨今の高温記録から言うとたいしたことないようだけど、風も日陰も無い千曲川沿いの走行は悲惨だった。まあそんな暑さの旅立ちが今日なんだけど、同じ日に川合(福知山市)でアルバイトして9年前のことを思いだしたのである。用意したお茶がボトル2本、あっという間に無くなって1本購入、お寺で冷茶をいただき、給水させてもらってボトル2本、都合4リットル近くを給水、それでも熱中症寸前であった。
川合小学校はこの春跡地になってしまった。この建物も知らないのだけど校庭は昔のままだ。
でもいつも思うのは、肉体的な苦しみは栄養とってよく休めばすぐに癒えるけど、精神的な苦しみはどうしようもないって事だ。
【今日のじょん】じょんがやたら嗅ぐと思ったら、いっぱい犬に近づいてきたから、、。
これは盛市っちゃんとこの。名前は知らない。