2015.8.11(火)晴れ
先日紹介した渡辺淳先生の展示を見に行く。小浜の若狭図書学習センターは南川の左岸にあり、じょんのびからは1時間程度で到着する。小浜の市立図書館は以前に行ったことがあるが、こちらはずいぶんと立派で、同じ市内に立派な施設が二ヶ所もあるというのはうらやましい。
その一階で展示されているのだが、「山椒庵から見た若狭の風景」というタイトルで日展に入選した大作の他記念になったときの絵、例えば水上先生が始めて尋ねてこられた時に描いた絵とかが展示されていて興味深い。水上作品の挿絵はストーリーの概略も書いてあって、読書欲をそそる。一番気に入ったのは新聞に掲載された、若狭の風景で、わたしが行ったところや、行こうとしているところの風景が先生のエッセイと共に掲載されている。
じっかんさんと先生のアトリエを訪ねた時、その奥に小さな古民家があるのに気付いた。空き家のようで草が茂っている。「先生あのうちは何ですか?」「あそこに住んどったんやがな、林道がでけるゆうてこっちに移ったんや」北向の寒そうな家なんだが、何とも言えない風情がある。じっかんさんはあの家が気にいったみたいだ。じつはそれが山椒庵だったのである。その時に写真を撮ったように思うのだが見当たらない。その後聞けば壊されたという、なんとも残念な気持ちである。先生のエッセイの詰まった「山椒庵日記」という本も一緒に展示されていた。早速古本屋で購入してしまった。
「山椒庵から見た若狭の風景」ー水上勉に大山椒魚と呼ばれた画家 渡辺淳の半生ーは若狭図書学習センターで23日まで。
【今日のじょん】先日猛暑の中を来じょんされたワン客様があった。
ヨーキーのボーちゃん(耳が寝てる9才)フーガ(耳が立ってる10才)整備してないドッグランどへようこそ。