2015.12.14(月)晴 楽しい腰痛(7)は2015.12.10
心療内科を受診する(前)
腰痛の原因を探るべくR病院を受診し、なんともまのぬけた診断をされた。困っていたところに予てから縁のあった中井先生の受診を受けることができた。心療内科を受診すると言ったら誰もが「うつかい?」と聞いてくる。心療内科の何たるかを知っているわたしにはなぜこういう質問が出るのかというのが不思議だったのだが、先生の著書や医学の雑誌などを見てその意味が解った。例えばうつになれば精神科を受診する訳だが、精神科というと患者さんが行きにくいので心療内科という看板を揚げられるそうだ。心療内科の先生の多くは精神科のDr.だそうで本来の精神科の診察や治療をされているのかも知れない。
中井先生の著書「心療内科からの47の物語」の冒頭に書かれていることがこの科についてよく解る。
私は心療内科医です。からだだけを診る医師ではありません。こころだけを診る医師でもありません。こころとからだが触れるところの病気を診断し、治療する医師です。いわばこころとからだを分けないで診るのです。病気そのものに焦点をあてるのではなく、病気をもち、悩み苦しんでいる「人」を診る医師だともいえるでしょう。
何と素晴らしい医師でしょう。わたしがかつてかかった医師は病気だけを診る医師だったようだ。それならまだしも、なかには診療報酬の点数だけを見る医師もあった。
さてその診察だが、まず30分のカウンセリングを受ける。その後1時間弱の先生の診察となるのだが、脈、目、舌、手足、指、腹、背中など体中を聴診、触診、打診そして問診と徹底的に診察される。かつてこのような丁寧な診察は受けたことがない。おそらく誰でもないだろう。今までに受診したパターンは、まずレントゲンやCT,MRI、血液検査などを受けて、出てきたデータや画像などから診断が下されるというものである。触診も聴診もない、問診もこちらの症状を伝えるだけというのが多い。
中井先生はまず自分で診察されて、患者の症状や経緯などを聞かれた上でこの部分が心配ですから検査しましょうということになる。検査結果から診断するのではなく、診断された上で怪しい部分を検査されるというものだ。
【今日のじょん】じょん君ふくを食う
ふぐ当たった!なーんていうとみんな「え゛~だいじょうぶ?」と心配される。そーじゃ無くてふぐが当たったってわけ、、、、。懸賞でふぐ500gが当たって送ってきたということ。さっそく鍋にしていただいたというわけだが、もちろんじょん君もお相伴したのだ。ふぐ食ってるワンもめずらしいぞ。
銘酒長老も一番廉いの買って失敗、余り美味くネエ