晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

楽しい腰痛(10) 12/19

2015-12-19 | 健康

2015.12.19(土)雨  
 腰痛に対してこれほどまで考えたことはなかった、完治させたいがためである。完治とは痛みがなくなることではなく、二度と腰痛を起こさない身体を作ることである。
 何で起きるのだろう、何でぶり返すのだろう、何で長引くのだろう、解決するためには過去30数年間、何十回と経験した腰痛を思いだして冷静に分析することが必要かと思う。
 まず最初の腰痛はというと、30代の頃のことだがはっきり憶えている。岩登りのトレーニングとしていわゆる柔軟体操を二人でやっていた。前屈の際にもう一人が背中を押していた。自分だけで行うストレッチと違って力加減が出来ない。少しきついなと思っていたら、その夕方から腰が痛くて動きもままならなくなった。次は娘が赤ん坊の頃、ひょいと抱き上げてぎっくり来た。これは初めてのぎっくり腰である。整形外科に行くとレントゲンを撮って、「骨の異常は無いですねえ」ということでマッサージと電気を当てて回復を待つという治療である。以来30数年間、年に2回程度の腰痛に襲われ、整形や鍼灸に3,4回通って痛みがとれ1,2週間で全快するというパターンが続いてきた。いいと聞いたら次々と治療先を変え、整体鍼灸が6院、整形外科が5病院を憶えている。治療法はまちまちだがその治療が効いたとは思っていない。あくまで自分の自然治癒力を補助してもらっているという思いだった。自分自身でやる治療も腰痛ベルトを使った骨盤矯正(腰廻し)やビワ葉温圧、温灸やヨーガなど様々。結構根気よくやったが、それでも再発していたということは目に見えた効果は無かったと言える。
 治療に通ったのは2008年の春が最後で今年の腰痛までどこにもかかっていない。その間腰痛が起きなかったわけではなく、治療に通っても通わなくてもそう差はないということが解ってきたからだ。
つづく

 

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