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2013年04月29日 08時38分16秒 | お役立ち情報
 昨年11月半ばを起点とする日本株の上昇は、ここまで上げのピッチが早かったために、流れに乗れなかった投資家も多いだろう。「乗り遅れた」と思っているかもしれないが、がっかりするのは早い。ここへきて市場では「今回の上げ相場は、意外と長く続くのでは」という声が徐々に増えてきた。

 日経平均株価が1万円を超えた昨年末あたりから、「そろそろ天井だろう。下げたところで買おう」と待ち構える投資家は多かったが、「押し目待ちに押し目なし」という相場格言そのままに、株価は1万1000円、1万2000円と駆け上がり、ついに甘利明経済財政・再生相が3月末の水準として指摘していた1万3000円を上回った。「天城越え」ならぬ「甘利越え」だ。



1万3500円台で取引を終えた日経平均株価と1ドル99円台で推移する東京外為市場(11日午後、東京都港区の外為どっとコム)
 こうなると、自分が買い出動したらそこが天井という懸念が生まれ、ますます動けなくなる。買いたい弱気筋は「バブルだ」「しょせんは期待先行だ」「株価収益率でみても行き過ぎだ」と、下げを狙うような発言をするが、質的・量的金融緩和を背景にした円安株高の流れは、止まりそうもない。

 もちろん、一本調子の上昇などあり得ないし、昨年11月からの日経平均の上昇率は50%を超えており、いつ調整局面を迎えてもおかしくない。ただ、その一方で、「今後2年程度かけて、日本経済はデフレ/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E4E0E3E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXを脱却する条件がそろう」(大和証券シニアストラテジストの木野内栄治氏)といった、前向きな声も増えている。
 このところ2年という数字をよく耳にする。黒田日銀の金融緩和策でも、2年でお金の総量を2倍にする方針だし、米国でも大規模金融緩和策から2年で、ダウ工業株30種平均株価が過去最高値を更新した。

 マネックス証券チーフストラテジストの広木隆氏は、日経平均の一目均衡表に注目する。グラフの雲の部分は下値支持線と上値抵抗線を示すが、今週、この雲を株価が下から上へ突き抜けた。これはバブル崩壊後、2000年のITバブル相場の始まりと、2005年の小泉郵政改革相場の始まりの2回しかない。いずれもその後、強い相場となり、05年は2年ほど、上げ相場が続いた。



 三菱UFJモルガンスタンレー証券チーフストラテジストの芳賀沼千里氏も「投資信託が売り越している間は、まだ天井とは言えない」とみている。東京証券取引所がまとめる投資部門別株式売買動向によると、投信は上げ相場が始まった昨年11月から3月まで、連続で売り越している。4月はようやく買い越しに転じる可能性もあるが、芳賀沼氏は「2000年に日経平均が2万円を付けたときは、投信に個人の新規資金が大量に入った。野村が1兆円ファンドと呼ばれた大型の日本株投信を設定したほど」と振り返る。

 野村証券は4月から個人投資家向けの情報発信の体制を強化した。これまで投資調査部と投資情報部がそれぞれ発信していたが、投資調査部を投資調査課にして、投資情報部に組み込んだ。同社の品田民治・市場戦略課長は「日本株への関心はこれからますます高くなる。上げ相場は2年くらい続くのでは」と組織改編の狙いを語る。

 5月以降、相場が調整局面に入る可能性もあるが、短期の調整を挟んでも、日本株相場は向こう2年くらい、緩やかに上昇していくとみるプロが増えているのは事実だ。「もう遅い」とあきらめるのは早い。

 ただ、押し目が来たら買おうと今の時点で考えていても、いざその時になると「もう少し下値があるのではないか」とためらい、結局買いそびれることも多い。今回の株価上昇を目の当たりにして、初めて日本株への投資を考える人もいるだろう。安値圏で買って高値圏で売るのはベテラン投資家でも難しい。

 それよりも、資産運用のプロが勧める手法が、毎月一定の金額で、コツコツ投信などを買っていく積み立て投資だ。毎月1万円でも3万円でもいい。一定額を口座振替などで自動的に買っていく。初心者には値動きが日経平均に連動する投信などが、わかりやすくていいかもしれない。個別の銘柄を選ぶ手間が省けるうえ、リスク軽減につながる分散投資が自然と実現できる。

 毎月買うから、高値で買う月もあるが、安値で買える月もある。何回にも分けて買うことで、投資タイミングの分散もできる。個人投資家にとっての強みは「時間」があることだ。2年と言わず、10年、20年かけて資産を作っていけばいい。目先の株価の上げ下げに振り回されることもないし、いつ始めてもいい。だから「上げ相場に乗り遅れた」と嘆く必要もない。



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