日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面まつりに自衛隊パレード参加、装甲車展示ブース、消防職員募集と一体の自衛隊員募集チラシの配布

2014年08月11日 22時49分00秒 | 地方政治
8月11日(月)

箕面まつりパレードに自衛隊
装甲車ジープの展示も


     「日本共産党 前市議会議員 斉藤とおるレポート8月号」より転載
 7月27日の箕面まつりパレード(市役所から北上し箕面駅前まで)に陸上自衛隊第三音楽隊が吹奏楽亢進し、市民を驚かせました。
 私が過去10年間のパレード参加団体を調べたところ、自衛隊の参加はありませんでした。“以前は参加して途中から不参加“は考えられないので、今回の自衛隊参加は初めてと断言してよいでしょう。

「人命救助」のイメージで若者に接近する自衛隊

 自衛隊は、箕面市消防職員募集と自衛官募集の両方を合わせて掲載したチラシを自衛隊の経費で作成し(全国初のケースという)、自衛隊独自の募集チラシ、ポケットティシュと一緒にパレード当日、沿道で見物の市民に配布しました。(他にチラシ2種類とポスターも自衛隊の経費で作成)
 また、箕面まつりの2日間、自衛隊は消防本部の来客用駐車場をブースとして借り、装甲車とジープを展示しました。
 集団的自衛権容認で人殺し部隊に変質していく自衛隊が「人命救助」で若者を取り込む-国家的詐欺と私は言いたい。  以上、「前市議 斉藤とおるレポート8月号」より転載です。

 銃を構えた進撃そのもの、国民の反対世論が高まっている、配慮を欠く
 この3種類チラシに「自衛隊の写真は銃を構えた進撃そのもの、消防の『市民のいのちをまもる』と『共通』でくくるのは無理がある」「海外で戦争する国につながる集団的自衛権行使容認の閣議決定に国民の反対世論が高まっている」「憲法遵守の地方自治体の役割に照らし市のやり方は配慮を欠く」「まつりという場に、市が一方的な宣伝を持ち込むべきではない」など市民の様々な声が寄せられています。これとは別に、18歳の高校卒業生に「ダイレクトメールでこのチラシを送ってきた」との情報もあり、7月1日の集団的自衛権行使容認直後の「自衛隊募集はがき」のうえに「採用・募集チラシ」の送付に不安の声も寄せられています。
 
 引き続き、自衛隊のパレード参加、宣伝ブースとして消防署駐車場利用、そして消防職員募集と自衛隊員募集の一体のチラシ問題を取り組みます。